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最後はせんせーなのかな?続きが楽しみです、頑張って下さいね!!
💜side
まちこの手を引きながら歩くと
💚「…//」
と少し照れた様子で下を向きながら歩いている
照れてる、可愛いな本当に
なんて考えながらも店へと入った
💚「どんなのにしよっか!」
店に入った途端にはしゃぎ出すまちこ
わぁ〜、と当たりを見回して
💚「はっち!あの服可愛くない!?」
と私の手を握る
そんな彼女に思わずきゅんとする
💜「も〜 わかったからぁ〜!」
なんて無理してテンション上げてみたり
でもそんなのもバレて
💚「はっちー無理しないで??」
と心配そうに顔を覗き込まれる
💜「…うん!」
💚「試着してくる!」
と試着室に入っていくまちこ
オソロのアクセでも買おうかな〜、なんて思いながら店内をブラブラと歩く
まちことお別れか、
まだ実感がない、こうして隣にいるから
いや、もう行くんだよねきっと
最後はせんせーかな、
と考えているとシャッとカーテンが開く音がした
見に行くとまちこがポージングなんかしちゃってて
💚「なっ、!恥ず、、」
💜「似合ってる!それオソロにしようよ!」
と声をかけると
💚「いいの?はっちー見なくて」
💜「いいのいいの!まちこに似合ってるんならそれでよし!」
と2人分の服を抱えてレジへ向かう
💜「今日は私が買うから!今度返してね!」
なんて、もうない今度を期待して
💚「…」
傷ついて
💜「なーんて、!買ってくるから待ってて」
会計が終わると2人で着替え
外にあるベンチに座った
💚「…少し、お喋りしよっか」
💜「うん…」
💚「私ね、はっちーが女の子の中で1番仲良くなった子なの、!」
💚「はっち は可愛いから友達なんてたっくさんいるだろうけど、ね」
と少し自嘲気味に笑った
💜「そんなことっ、ない! 」
💜「私だって好きで可愛く生まれてきたんじゃない」
💜「ほんとはまちこみたいにイジられたりしたいし、お姫様扱いなんてもう要らないの」
💚「そっか、ごめんね今まで、そんなこと思ってるとは思わなくて」
💜「ううん、私こそ お互い違うからこそ思うことも違うだろうし」
💚「行きたくないな、」
なんて言う彼女の目からは涙が零れてて
見るに耐えなくて抱きしめた
💜「大丈夫 行かなくていいんだよ」
と言葉をかけると
💚「…………ううん、行かなきゃ、」
と体を離した
立ち上がると大きく伸びをする
そして口を開く
💚「とにかくこれだけは分かってて!私の大好きな親友ははっちーだけだって!」
その言葉に胸がいっぱいになる
💜「うん! 」
💚「じゃあね はっちー!いつまでも可愛くて元気で、ぐすっ、明るいはっぢーでっ、いでね゙っ! 」
と顔をぐちゃぐちゃにしながらも別れを告げるまちこ
私はただ手を振り返すことしか出来なかった
言葉を発そうとしたらきっと、とめどなく泣いてしまうから
💜「…ありがと、まちこ」
そう呟き泣くのを我慢しながら帰路を辿った