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そんな事があってもう半年も経つ
この半年はいろいろなことがあった
どの思い出もきっとこれまで俺が体験したことの無いものばかり
今まで以上に世界が美しく見た
深夜の2時に携帯が鳴る
こんな時間帯に来るメールなんて
ろくでもないものだ
はぁと深い溜め息をつき怪訝そうな顔をして、
携帯を見る
『〇〇組織の壊滅4時までに』
いつもどうりだ
何も変わらない
横のベットで寝ている彼を
起こしてしまわないように静かに仕事の準備をする
ng「………。ん〜〜……あれ…?セラ夫、」
ng「どこか……、出かけるんですか?」
srh「仕事………この言葉の意味………凪ちゃんなら分かるでしょ」
そう、…愛想なく俺が答える
ng「…………そうですか……気よつけてくださいね」
ng「そう安安と死なれたら困りますから……」
srh「ははっ……前処しておくよ、」
ng「行ってらっしゃい」
srh「行ってきます。」
組織と言ってもこの手の仕事の内容は手練れが5〜6単位でいる
部屋には1…2、3………8人か…多いな………
ガチャッ
srh「皆さんこんにちは〜」
mb「………」
srh「えーとなんで何mッ…」
俺が少し無駄口を叩いているとすぐに敵の一人が攻撃を仕掛けてきた
流石あの蹴りを喰らったらあばら骨粋そうだなと思い攻撃を避ける
攻撃をかわし思いっきり床に叩きつけ腕の骨を折る
骨の折れる音がすると
力一杯叩きつけたせいだろうかあの状態じゃもうしばらく動けない
一人が銃で撃ってきた
焦っているのか隙だらけだ
すぐに近寄り銃を取り上げそいつを撃ち
少し離れたところにいたもう一人も撃つ
少し油断したのか背後を取られ床に落ちていた瓶で頭を殴られる
ガシャンと音を立てて瓶は割れた
振り返りそいつの顎を思いっきり殴る
それと同時に首の骨が折れたのだろうそいつは
動かなくなっていた
後ろにいる敵を感覚で捉え持っていたナイフを投げる
さっき瓶で殴られたからだろうか…
頭がくらくらする
そう思いながらも残りを片付けた
疲れたな…………
こんな疲れたのはいつぶりだろう
フラフラと裏路地をたどりながら寮にまで帰っていく。
時刻は…………、
何時だろう……
時間もわからない………ッ
ただ少し……寮の空気はひんやりとしていた
虚ろ虚ろになりながらもかろうじて部屋の玄関まで着く
頭を殴られたのが痛いところだろうか……
あぁ〜〜…多分これ…、さっきまで気づかなかっけど
腕折れてるなぁ…。
怒られるかな……
『誰に…?』
誰だろ……
そんなのわかんないや……
『そんな人…元からいないでしょ?』
そうだっけ……?
いや…そうだよな………
最初からそんな人…いないもの
『そうやってさ…変な夢を見るのもやめなよ』
………、…
『後で傷つくのは自分だよ…?』
そうだよ…
朦朧とする視界には誰かが…いたのが分かる
そいつは
俺の前にかがんで見下ろしていた
俺は、…そいつを知っている……
そんな気がした。