「※この物語はフィクションです。実在の人物及び団体等とは一切関係ありません」
「お嫁に来ました♥」
「持参金だけ置いて帰って」
〈11話〉
日が落ちたころに突然やって来た私を、依鈴は渋々という体で招き入れてくれた。
上着もサイフも家に置きっぱなしで、あるのはポケットにねじ込まれてたスマホだけ。
ふらふらと時間を潰してるうちにスマホの充電切れちゃって、そんな私の行ける場所なんて限られてた。
「で、なにやらかしたの?」
依鈴は、湯気の立つマグカップをテーブルに並べながら言った。
赤味の強い紅茶********************
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