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10 - 第10話 君の特別じゃなくなった僕の話

♥

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2023年12月21日

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ゲシュタルト崩壊しそう










みんなはさ、好きな人の事を突然に嫌いになった事ってあるかな?

蛙化……ともまた違う。

例えば、A子とB子とC子がいる。

A子とB子はとっても仲良しで親友同士日々暮らしきた

B子とC子はB子とA子が出会う前から友達だった

だが、C子はA子とB子になかなか会う機会がなかった

A子はB子の事を恋愛の意味で好きになった

B子の事を全部知りたい、B子に好かれたい、依存されたいと思う程にA子はB子の事が好きになった

そして、ある日突然C子が久しぶりに会いに来た

その日からC子が来る頻度が高くなり、B子とC子は以前よりもっと仲良くなった

B子はA子と遊んでくれなくなった

A子はB子と2人きりの時間を設けたかったが、常にB子の近くにC子がいるようになった

そこでA子は、B子と出会う頻度を減らした

そうする事でB子はA子の事を心配して、B子から会いに来てくれるかも…と思ったからだ

A子は寂しい思いをしながら、会う頻度を減らしていった

だが結果は良い方向には向かなかった

そこでA子は、B子に1〜2週間くらい会わないことにした

そうすれば、少しは心配してくれると思ったからだ

そして2週間後、メール等は来なかった

それでもA子は、久しぶりにB子に会える事を喜んだ

A子がB子に会いに行くと、いつもは名前を呼んで近付いてきてくれた

だが今回はなんの反応も無し

そこに、C子が来た

そしたらB子がC子に抱きついた

それを見たA子は、悲しんだ

「自分はもうB子の特別では無くなった」という事に


そこからA子は、もうB子、C子と関わらないと決めた

A子はB子の写ってる写真全てを消し去った

インターネットのアカウントも、全てフォローを外した

だがブロックだけはしなかった

いつかB子が心配して会いに来てくれるかもと、頭の片隅で願い続けてたからだ

結局関わらないと決めた日から、何も変わらなかった

変わったことといえば、もっと周りに目が行くようになったし、心が軽くなった

そして、もう二度と2人が出会うことは無くなったとさ





例え話なのに長くなっちゃったね、ごめん

僕は実際、A子だった訳だ

当時は悲しかった、寂しかった

毎晩泣いた、そして鬱状態が続いてた

そんなある時に、別の友達が手を差し伸べてくれた

その友達のお陰で、楽しい事が増えた

感謝してもしきれないや



もし……もし君が、B子がこれを見ているのなら、どうか感想を聞かせて

そして、少し話をしよう

最近どうしてるとか、あの人はどうなってるとか、たわいもない世間話でいい。





まさか、信じられないだろ?

これが今年1年、僕に起こった出来事さ









終わり

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コメント

1

ユーザー

こ、これは……君の実話なのかい……?

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