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『二章 勇ましき愚者共のファイターズ』
【2番ビル前】
2番ビルの前には飯田橋が座り込んでいた
羽「飯田橋くん!早まらないで!」
兎「そうですよ!童貞でも希望はありますから!」
飯「…えっと、なんのこと?」
飯田橋はレジャーシートの上に道具を広げ、手元にはモノパッドがあった
秘「…今日の朝からいるのか?」
飯「昨日の夜からだよ…」
猪「ぶっ通しでここにいたのか?!」
荒「やっぱ気が狂ったんじゃ…」
飯「ち、ちがうよ!」
紅「じゃあ何をしていたの?自殺ですの?」
飯「ビルの扉を開けようと思って…」
愛「そんなことしたらモノクマが怒るんじゃないの?校則的に建物破壊はダメだし」
飯「それは大丈夫、モノクマは一応許してくれたし…」
天「それで結局、扉は開いたのか?」
飯「う、うん。なんとか…」
蛇「大したものですね。このままあと三つ開けてもらいたいです」
飯「わ、わかったけど、その前に眠らせてほしいな…」
音「じゃあ俺たちがビル内は見とくから、ゆっくり休みなよ」
飯「そうさせてもらうね…」
天「じゃあ俺は飯田橋についてくから、ビル内は頼む」
フラフラと歩く飯田橋を支えながら由鶴達はその場を去っていった
そして俺たちはボロボロになった扉を開けて、ビル内へと入っていった
【2番ビル内】
2番ビル内は1番ビルとは打って変わって、スポーツアミューズメントパークのようだった
荒「すごいぞ!トランポリンがある!」
羽「ボーリングあるじゃーん!千代ちゃん、勝負しようよ!」
兎「え、今からですか…!?」
秘「あっ!待て…!」
瑞稀とエソラと千代は颯爽と走りさっていった
蛇「行っちゃいましたね…」
音「まぁいいんじゃない?楽しそうだし」
猫「そうでござるな!」
紅「これだから雑草共は…」
愛「…紅葉、館内マップあったよ」
紅「流石ですわね」
愛「一階はボーリング、バスケ、トランポリンとかができて、2階では剣道が出来るっぽいよ」
紅「さぁ、行きましょう。2階へ」
猪「お前も雑草じゃねえか!」
紅「うるさいですわね、雑草以下は黙ってなさい」
そう言うと、美麗と瑛美までエレベーターに乗って、2階へと向かった
音「まぁせっかくこんなとこ来たんだし、遊んでかない?」
蛇「珍しいですね。貴方はそんなこと考えなさそうなのに」
秘「だな、意外と遊びたいのか?」
音「そりゃあね」
猪「怪しい」
猫「希望が怪しいわけないだろう!」
秘「一旦落ち着け」
音「まぁまぁ。いいんじゃない」
秘「…しょうがないな」
そうして俺たちはここで遊ぶことにした