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まじ天才すぎ 😭😭⭐ ありがとう ‼️‼️
遠征の仕事を終え、宿泊先のホテルに戻ってきたのだが、、、
「シングルが満室で、ダブルしかないって?」
「そうみたいです……すみません」
スタッフさんから鍵を渡されて、俺は思わず目黒と顔を見合わせた。
「まぁ、しゃーねぇか」
遠征の仕事でメンバーとホテルが一緒になることはたまにあったから、目黒も俺もそこまで気にしなかった。
部屋に入ると、そこには大きなベッドが一つだけ。
「疲れたな……」
そう呟きながら、俺はスーツケースを部屋の隅に置いた。
振り向くと、目黒がネクタイを緩めながらベッドに腰を下ろしている。
「……翔太くん、飲む?」
目黒が手にしたのは、さっきコンビニで買った缶ビール。
俺は軽く頷きながら、目黒の隣に座った。
「お疲れ〜!」
缶がぶつかる音が静かな部屋に響き、俺たちはゆっくりと飲み始める。
夜の空気はしんと静まり返り、外の街の喧騒も、窓越しには遠く聞こえるだけだった。
ふと横を見ると、目黒の喉が上下して、冷えたビールを飲み干していく様子が目に入る。
その喉の動きに、不意に目を奪われてしまう自分に気づく。
「……翔太くん?」
目黒が俺を見つめる。その黒い瞳に吸い込まれそうな感覚に襲われた。
目黒の唇には、うっすらとビールの雫が残っていて、それが妙に艶っぽく見える。
俺は無意識のうちに手を伸ばし、その雫を指先で拭った。
「……ん」
目黒の喉が再び動く。唇に触れた俺の指を、ほんの一瞬、追うような仕草を見せた。
その仕草が妙に愛おしくて、俺はゆっくりと顔を近づける。
「……翔太くん?」
目黒が俺の名前を呼ぶ。その声が、微かに震えているのがわかる。
俺は軽く笑いながら、目黒の頬に手を添えた。
「……目黒、目、閉じて?」
囁くと、目黒は少し戸惑いながらも素直に瞼を閉じる。
その瞬間、俺はそっと唇を重ねた。
「っん、、、」
最初は、触れるだけの軽いキス。
唇が重なった感触を確かめるように、ゆっくりと押し当てる。
目黒の体が微かにこわばったのを感じたが、すぐに緊張が解けるように、俺のシャツの袖を握りしめてきた。
「……んっ」
目黒が小さく息を漏らす。
俺はそのまま、少しだけ角度を変えて、もう一度唇を合わせた。
今度は、ゆっくりと、深く。
互いの温度を確かめるように、何度も唇を重ねる。
触れるたびに、心が高鳴って、胸の奥が熱くなっていく。
「、っはぁ、はぁ、んっ」
唇が離れる瞬間、目黒の息が俺の肌をかすめる。
そのぬくもりに、体の奥まで痺れるような感覚が広がった。
目黒の手が、俺のシャツの裾をぎゅっと掴む。
その仕草が、言葉以上に「もっと」と求めているようで、俺はたまらなくなった。
再び、唇を重ねる。
今度は少しだけ強く、深く、舌先が触れ合うほどの距離で。
目黒が俺の肩に手を回し、体を寄せてくる。
そのぬくもりが心地よくて、俺はさらに強く抱きしめた。
「……っん、翔太くん……」
俺の名前を呼ぶ声が甘く響く。
まるで、俺にすべてを預けるようなその声に、胸の奥が熱を持つ。
俺はそっと目黒の髪を撫でながら、唇を少しずつ離した。
目黒はぼんやりとした目で俺を見上げ、唇を少し開いたまま、熱を孕んだ呼吸を漏らしていた。
「……目黒、かわいいな、」
そう囁くと、目黒がほんのりと頬を染める。
目黒の体温がじわじわと伝わってくる。
触れるたびに、言葉にならない感情が押し寄せて、胸の奥が熱を持つ。
唇を離し、目黒を見つめていると
「はやくっ……」
目黒が俺の服を軽く引っ張る。
キスをねだる仕草がかわいくて、微かに笑いながら、もう一度唇を重ねた。
互いの呼吸が混じり合い、唇の隙間から小さな吐息が漏れる。
目黒の肩から背中を指先を滑らせて、そっと肌をなぞる。
「……っん」
微かな声が俺の耳元で震えた。
その一瞬に、心臓が跳ねる。
目黒の指がシャツの襟元にかかり、俺はふと目黒の顔を覗き込む。
暗がりの中、目黒の瞳がわずかに揺れていた。
「……もう、止まんないかも」
俺がそう囁くと、目黒は息を詰めたように瞬きをする。
そして、少しだけ唇を噛みしめながら、俺を見つめ返した。
「……うん」
その一言が、全ての理性を溶かす。
俺はゆっくりと目黒の体を引き寄せ、ベッドの上へと倒れ込む。
シーツがわずかに音を立て、静かな部屋に響く。
目黒の胸に耳を当てると、鼓動が速くなっているのがわかった。
「……緊張してる?」
からかうように囁くと、目黒が少しだけ唇を噛んだ。
「……してない」
強がるようなその言葉が、余計に可愛く感じた。
目黒の髪を梳きながら、もう一度唇を寄せる。
「……大丈夫、ゆっくりでいいから」
目黒の服を脱がせ、自分も服を脱ぐ。
「蓮、また痩せた?」
目黒の体に舌を這わせながら聞く。
「っ、ちょっとだけ。忙しかったからっ、ぁん」
ゆっくりと焦らしてから、目黒のあそこを触る。
「っあ、ふぁ、っやば、んぁ」
「かわいいな、笑」
目黒が俺の腕をにぎる。
「後ろ触っていい?」
「、ぅん」
久しぶりだから指入んないかなって思ったけど、意外にすんなり入った。
「もしかして、1人でしてた?笑」
「、ちがうから、っあ、」
「そっか」
少し意地悪したくなって、断りなしに自分のものを入れる。
「っあ゛、まっ、て、゛はぁ」
「っは、きつ、やばいね。動くよ?」
「ま゛って、っん、、ぁあ゛っ」
「っはぁ、きもちい?」
「あ…っ、はぁ、はっ…」
余裕なさそうに喘ぐ目黒が愛おしくて、目黒の髪を梳き、指先で頬をなぞる。
「目黒……好きだよ」
囁くと、目黒は目が伏せ、俺のシャツをぎゅっと掴む。
「……っ、おれも…ぁ」
かすれるような声でそう言う。
熱を帯びた肌が触れ合い、心の距離も限りなく近づいていく。
抑えられなくなって激しく動く。
「…っあぁ、んぁっ、あ…!」
「くっ…はぁ、」
「あ…っ、しょ、たくん、っ」
「っは、どした?、っ」
「はぁっ、も…イきそっ、」
「いいよ、イきな?」
「〜〜〜っ」
その後も静かな夜の中、俺たちはただ互いの熱を感じながら、深く、深く溶け合っていった――。