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いつもどうりの朝が始まる

毎日憂鬱で、

しんどくて、

なさけない


何もできない無能だから

無能だから

無能は助けなんてだしても助けてくれない


助けがだせたら、こんな俺でも、

助けてくれるって、

思えたらな









『いってきます』

[ガチャ]



いつも同級生がちらちらみてくる


「あれってさ……」

「アレって言っちゃダメだよ」

「よくない?別に」


聞いちゃだめだ


「シャオロンって人?虐めてたらしいし」

「でも今は別にあれなんでしょ?」

「でも…自業自得だよね」


虐めてなんかない

カッターキャーだよ?

なんで…なんで

俺の体の傷は見えないの?

そうだよね

虐めてきたのが理事長の一人娘だから笑

先生も無理なんでしょ笑


『…おかしいでしょ笑(ボソッ』


ついてしまった、学校に


『……』


釘か…

靴に

ほんとに傷つけたいなら中に入れたらいいのに


「www 」


うるさ


[きぃ]

[ばしゃーん ]

[ぽたぽた]


濡れちゃった


「あはっ…ww」

「www」


どーぞ笑えよ

気にしないから


『……』


これは少し心にくるかもな


[カス、ゴミ、早く死ね]

[生きてる価値無、クズ]


消すのもめんどくさい


[とん]


いた…

なんや、消しゴムが当たっただけかよ


「今から朝の会を始める」


先生がきた


「立ちましょう!」

「気おつけ!れい! 」


「はい、では1時間目の授業なんだけど」

「予定変更で、1時間目が体育です」

「各自用意できたらくるように」


先生が行った

体操袋を…

ほんっとうざい


「シャオロン君どうしたの?w」


うざい、ほんとうに


「ていうか、君、女みたいなもんでしょ」

「女子更衣室に行きなよw」

「てか、包帯だらけじゃん!うわっw」


はぁ…

サボるか

出席だけして、点数取れてばいいんだから


「どこ行くんだよ!」


言う必要がない



[ガチャ]


『…ここが一番落ち着く』


俺が来たのは屋上

ここがいいんだよ

…自殺するならここでしようかな

まだ自殺はしないけど笑

この高校にはいないけど、仲間がいるから


…俺がこの高校で虐めてたなんて偽情報が、あいつらが知ったらどうなるんだろ笑


この高校やったら、仲良かったやつらは全員あっちサイド、こっちの味方はいなかったよな


『あいつらも、どうせ、信じてくれへんやろな』


なら、知るまでの間、楽しもう



結構時間たったな

…寝るか


『いたい…やめてぇや』

「無理だけど?」

「あと、やりたいことあるんだよねぇ」

『なんだよ』

「そんな口の聞き方していいんか?!」


[バコッ]


『ごめんなさい…』

「わかったらいい」


[グサッ]


『は?何して…』

「もって!」

『無理!』

「チッ、キャーー」


[ガシャン]


「どうしたの!?」

「シャオロンが…このカッターで…」

「刺してきたの…」

「それに今だから言うけど…よくいじめられてて…」


『このクソ女なにいうとんや…?』

『そんなん嘘やで?』

『俺はやってへん』

「嘘つくなや!!」

「先生!!」


(なんで…なんで?)

「〜!!」

「〜〜〜?!」

(どういうこと?)

「〜!親に報告する」


「友達やめよ、お前には絶望したわ」


「うちのコが…すいません」


「あんた…」


「女に生まれなかったし!なんで生きてるの!?いじめなんかして!」


「妹だけでよかったわ!あんたなんて産まなきゃよかった!」


『はぁ!ハァハァ』


苦しい…苦しい


『ハァハァハァハァ…』

『ケホッカホッ』


おち…ついた

嫌な夢見てしもうた

クソみたいな夢やな


『もう放課後…帰ろ』



「おい…シャオロン」


嫌な声


『……なんすか?』

「ハンドバッグなれよ」


『………』

「反応もう少しくれよ」


[ボコッドカッ]


「もういいや、じゃあな」


手当しんどいんやぞ

はよ帰ろ

助けを求めれたら

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