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青い子
海の紅月くらげさん
ポールは益々混乱する気持ちを抑え、
バーに戻る。
そこにはこちらを心配そうに見つめる先ほどのお面を被った女性がいた。
『ジョン 落ち着いて深呼吸して
大丈夫だから。』
女性は慣れた様子で言った。
ポールは振り切ったように質問する。
『君は誰だ? 今何年? この面は何!』
『はぁ、、、私はジョセフ。今は3600e7年。
この面はフェネシー社のノーマン。
もうお酒はやめて帰りましょう』
ポールは一種の諦めを覚え、
連れられるがまま店を出た。
少し冷静になり慣れないマスクに不快感を覚え始めた時、ジョセフの足が止まった。
モニターに手をかざしドアが開く。
『ただいま!!ジョセフは
楽しそうに、エプロンの様な服を身に纏った
機械の塊に挨拶をする』
『手!洗ってよ!!
何もしてないのに少し怒った様子で
ポールに声をかける』
その時、何気なく外したお面の中にいたのは、
紛れもなくミシェルそのものだった。
『なにしてる!!?、、、 これはなんだ?』
ポールもおもむろにお面を外す。
鏡に映った顔は、いつもの自分だった。