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飾って、沈んで、芸術を

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飾って、沈んで、芸術を

2 - 第1話『苦い世界』

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2024年02月18日

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軽快な鈴の音で目を覚ます

薬品の匂い、少しばかりの啜り泣く

カツカツと耳障りな音を立てて歩く研究者達マスター達

ああ全てが気に食わない

全てを放り投げて深海のそこで閉じ込めてやりたい、そこまで思うのが私の日常

『あ、起きてんだ

いっつも起きない癖に今日だけちゃんと起きてんのね』

「……昨日は、実験があまりなかったので」

『あっそ、取り敢えず出てさっさと朝ごはん食べてきなさい。貴女だけの時間じゃないから』






















『 実験ナンバー0104』

「はい、要マスター」

申し遅れました

私実験ナンバー0104

私を創造した『岩音  要』マスターから名前をもじり『オトメ』と呼ばれています

先程の話にも出てきた私の目の前にいる女性が岩音要マスター

16歳にして私を作りあげた天才です


さて、食堂に行く間暇なので

この研究所のご説明でもさせて頂きましょう

ここは『千代崎研究所』

生命エネルギーに関する研究を行う、千代崎氏が作りあげた研究所でございます

優秀とされている研究員は幹部への昇進、自身のクローンの作成が許可されます

要マスターは幹部へ最年少で昇進、 私というクローンを作り出しました

現在実験体の人数は268人、その内クローンは11人

クローンの人数は幹部の人数を表しています


クローンは他の実験体に比べ、礼儀を沢山叩き込まれます

私はとくに厳しかったですね

『人は過度に信じず、愛さず、期待しない

だが、角は立てず、目立たぬ様に

人を誰一人傷付けてはならない、殺しもいじめもしないように

だが、偽善はバレず、威張らぬ様に 』

1番大事な事だと教わりました

世界を生き抜くのに最も必要だと

私はそれを忠実に守りました

マスターの言う事は絶対ですから

以上で軽い説明は終了となります


食堂に入るといつも通り覆面のメイドが給仕をしてきました。本当にいつも通り

では楽しみましょう

苦く、最悪な、この世界を




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