こんにーご!
続き見たい方いてほんと嬉しかったです~!
そういえば兄弟なので東雲彰人じゃなくて青柳彰人です!
よし!頑張って書いちゃうぞ~!
そろそろ始めるか!
スタート!
とある日の事だった。
朝起きると違和感があった。いつもの事だしどうせすぐ治る。とか思ってた。
🥞「おはよ…」
☕「………」
無視。ずっと無視。「おはよう」って声掛けても無視。
相当怒ったんだろうな。
謝れば済む問題だと思う。けど何を謝ればいいか分からない。
勉強できなくてごめんなさい?100点取れなくてごめんなさい?とーやお兄ちゃんを怒らせてごめんなさい?
絶対違う。何を言えば正解だとかよく分からない。
今はそっとしといた方がいいかな、
🥞「行ってきます。」
☕「…………」
彰人が悪い点数を取った。
俺はつい怒鳴ってしまった。
その後俺は彰人にどんな顔で会えばいいのか。
どんな態度で接すればいいのか。
よく分からなくて無視をしてしまった。
俺が彰人にあんな態度をとったのは初めてだった。
いつも「おはよう」と声をかけてくれてるのに何も返事をしない。
いや、してあげれない。今さら口を聞いていいのか。
今さらいい顔して彰人と仲良くなれるか。
その日から彰人は夜遅くまで勉強をしているようだった。
部屋を覗く度勉強机に居て「難しいな」とか「分からない…」だとか。
一生懸命彰人は頑張ってくれてるのに俺は何も出来ていない。
何か彰人にしてあげれることは無いのか。
今日はチーズケーキでも買って少しずつ気を戻していこう。
学校に着いたけどずっと頭がぐるぐるする。
でもこれもほっておけば治るだろう。
そんな甘い考えはすぐ捨てておけばよかった。今では後悔してる。
お昼の12時を回った。
給食の時間だ。
今日は唐揚げとサラダとご飯と味噌汁。
どれも美味しそう。
でもとーやお兄ちゃんと喋って食べる方が美味しい。
唐揚げから食べよう…次は味噌汁…
そんな事を考えてる時だった。
気持ち悪くなった。頭がぐるぐるする。
やばい。吐くかも。絶対これ、吐く…
「うぇ、…うっ…うぇっ…」
「バタンっ…」
電話?誰から…小学校?!何かあったのか?!
☕「はい。もしもし。青柳です。」
先生「あ、青柳さんのお宅でお間違いないですね?」
☕「はい。どうかしたんですか?」
先生「彰人さんが給食食べてる時間に吐いてしまって…で、彰人さん倒れちゃって…その時呼吸が浅くてこっちの判断で救急車呼んだので〇〇病院までお願い出来ますか?」
言われた意味が分からなかった。
吐いた?倒れた?救急車?
理解が追いつかない。
☕「え、彰人は無事なんですよね?!」
先生「はい。大丈夫です。今は意識あって寝ているだけだそうです。」
☕「良かった…今すぐ病院向かいます。ありがとうございました。」
先生「はい。こちらも勝手に救急車呼んでしまってすみません…。じゃあ切りますね。失礼します。」
☕「はい。失礼します。」
がちゃん…ぴーぴー
今すぐ病院に向かわなければ!
ごめんな彰人。体調悪かったなら言ってくれればよかったのに。
いや、こんな俺だからいえなかったんだろう…。
ごめんな。今すぐ解放してやるから。
病院にて
☕「すみません。青柳です。青柳彰人はどこにいますか?」
受付人「あ、青柳様ですね。105号室です。」
☕「ありがとうございます。」
ガラガラ…
☕「彰人!」
🥞「スースー…(寝」
☕「寝ているのか…良かった…。」
あれ、彰人ってこんな顔色悪かったっけ?こんな濃いクマ目の下にあったっけ、?
ずっと彰人の顔なんてまともに見ていなかった。
だから気づけなかったんだろう。
これさえ気づいてれば…彰人は吐かなくても。倒れなくても。良かったのに…。ごめん。ごめんしかいえなくてごめんな…。
彰人が目を覚ましたのは2日後だった。その日は寒いような暖かいようなとてもいい天気の日だった。
見舞いにこればもう彰人は起きていて空をボーッと見ていたようだった。
☕「彰人っ…!(泣」
持っていた荷物が手から滑り落ち目の前にいる彰人に抱きついた。
☕「彰人っ…彰人っ…ごめんなっ…気づいてやれなくてごめんなっ…無視もしてしまってごめんっ…(泣」
🥞「…とーや…おにいちゃん…」
彰人声は震えていて今にも死んでしまうのではないかと頭によぎった。
☕「これから彰人の好きなようにしていいっ!彰人が嫌な事はしないし彰人がして欲しいことは何でもする!だから死なないでくれっ…お願いだっ…(泣」
🥞「…死なないよ。おれ苦しかったけどここまで頑張れたからきっと死なないよ。」
彰人はニコッと優しく微笑んだ。その笑顔が眩しくて。美しくて俺はもっと涙を流した。
☕「うぅ…彰人っ~!(泣」
🥞「そんな泣かないで。とーやお兄ちゃん明日大学じゃないの?」
そう言いながら彰人は服の袖で俺の涙を吹いてくれた。
☕「彰人のために今週は全て休んでおいた。だからずっと一緒だ。」
そういうと彰人はニコッと笑ってこう言った。
🥞「じゃあ俺のお願い聞いてよね。」
☕「お願い?なんでもいいぞ!好きな物もなんでも買ってやる!」
🥞「学校…行きたくないって言ったらとーやお兄ちゃんはダメって言う?」
そう言って彰人は目に涙を溜めていた。
予想以外の事でびっくりしたが今の彰人には休みが必要だろう。俺は直ぐにこう言った。
☕「彰人に休みが必要なら休んで大丈夫だ。彰人が学校に行きたくないなら俺もその日休むからな。」
🥞「…違うの。俺の心を休ませたい訳じゃない。勉強がしたくないの。」
また彰人は驚いた事を言う。勉強がしたくない。あんなに勉強していた彰人が勉強をしたくないだなんて。何かあったのだろうか。
🥞「おれね、とーやお兄ちゃんが思ってるような頭いい子じゃない。勉強しても意味無い。算数…先生に何回教えて貰ってもわかんないの。漢字。先生に教えて貰ってもすぐ忘れちゃうの。」
🥞「悪い点数取ってから勉強が怖くなっちゃった。もっと頑張んなきゃ行けないのに。とーやお兄ちゃんとおしゃべりしたいから次のテスト100点取れるように頑張ったけど…ごめんなさい。おれには無理だ。32点だった。得意の図形なのに。」
🥞「昔に比べて俺はっ…全然できてないっ…とーやお兄ちゃんこれ聞いて怒ったよね…ごめんなさい…ずっと隠しててごめんなさいっ…。学校に行くとお腹痛いの、頭も痛いの、テストの日は気持ち悪かった…」
🥞「授業中先生の声聞くのも嫌で、教科書見るだけで手が震えて上手くノート書けなかった。黒板の字も俺が読むの遅いから全部書けなかった。」
☕「彰人…」
🥞「こんな俺…生きてていいのかな、勉強怖くても勉強しないといけない権利がある俺なんかが生きてていいのかな…?」
まだ11歳の彰人がこんなことを言えるなんて思ってなかった。
本心だろう。彰人の声はずっと震えてた。
ずっと涙を溜めていて苦しそうに俺に助けを求める彰人は本当に彰人なのか
☕「彰人。もう学校には行かなくていい。勉強もしなくていい。だから彰人。そんなに自分を責めないでくれ。」
🥞「…とーやお兄ちゃんに大学辞めて欲しいって言ったら辞めてくれる?」
☕「あぁ。もちろん辞める。なんならそうするつもりだった。」
🥞「そっか…とーやお兄ちゃん大好きだよっ…」
☕「急にどうしたんだ?笑」
🥞「おれ愛されてんな…って、」
☕「彰人は愛されて当然だ。彰人は大切な弟だからな!」
🥞「ん、…とーやお兄ちゃんはおれの大好きなお兄ちゃんだよっ!」
君の笑顔はとっても素敵だよ。
この笑顔がずっと続きますように…。
一応今回はおしまいです!
続きみたい方居たら出す予定です!
コメントで教えてね!
おつたに!
コメント
6件
か"わ"い"い"よ"お"お"お"あ"あ"あ"あ"
軽く泣きそうになりましたからね!すごく良い物語でした出来たら続きが欲しいです