・うへい全て終わったぞ!!!
・これでまた華太右を描きまくれるぞ
ぉ!
・これからも私の作品に付き合って頂けると幸いです!
・この話はこうかぶですが後々裏神×華太になるかも
・見直し時間無かったので絶対誤字脱字あります!報告お願いしたいです
以上がよろしければどうぞ!
野良猫と華太(香坂×華太)
「なーん、なーん」
俺の名前は小峠華太。お昼休憩になり昼食を済ませる為外に出ると、近くの茂みに白猫を見つけた中堅の極道だ。
「…やっぱ声真似じゃ来ねぇか」
別に動物が好きという訳では無いのだが、最近物騒な事が起こりまくっていたからだろうか。脳が無意識に癒しを求めているのだろう。俺は現在、茂みから少し距離をとったところに腰を下ろしどうにか猫と戯れる事ができないかと色々試みていた。
が、しかし。野生を生き抜いている為か警戒心が強く中々顔を出そうとしない。
「顔だけでもいいから見せてくれねぇかなぁ」
と小さく呟いた瞬間、左の方から突然強風が吹いてきた。
「うわ、寒」
と放った瞬間
「あ……」
茂みから小さなビニール袋が飛び出してきた。白猫が隠れていた所から。
「…まさか現実でひっかかるなんてなぁ。恥ずかしい事してしまった」
とりあえず誰かに見られる前にここを離れよう。そう思い腰を上げたその瞬間
「小峠さん」
「あ?」
突然後ろから声をかけられた。
気配を感じることが出来なかった為少し混乱し、強気な返事をしてしまった事に後悔しながら後ろを振り向くと、何とそこには背の高い綺麗な白髪の男性がいた。
俺はこの男を知っている
「お前は…香坂!?」
「おや、私の事を知ってくれていましたか。」
そう、この男は最近裏社会で力を伸ばしている麻薬組織、裏神のボスである香坂慎太郎だった。
「知らないも何も…よくも須永の兄貴に手を出してくれたな」
「ああ、あの時はどうも。とても魅力的な戦いでしたと伝えておいてください」
「何だと……」
この野郎、と言葉を続けようとしたがここで喧嘩をして万が一俺が負傷してしまえば組には迷惑を掛けてしまう。下手すれば戦争だ。
それは出来るだけ避けたい。見たところ相手にも敵意は無いらしいし、このまま去るのが適策だろう。
「…俺はもう行く。空龍街に粉かけんなよ」
と、俺が去ろうとすると
「待って下さい。今日は小峠さんにお願いがあって来たんです」
「は?」
なんとあの裏神のボスが俺に頼み事があると声を掛けてきたのだ。
「…まさか空龍街での利権を1部渡せとか?それか空龍街でヤクをばら撒くのを許して欲しい…他には何があるか…」
「いいえ違います。それなら天羽さんへ直接話をしに行った方が早いでしょう?」
確かに言われればその通りだ。
だがそうなら余計コイツが何を考えているのか分からなくなってきた。
「…困惑していますね。実は今日、私は…」
「私は……?」
「貴方とデートをしに来たのですよ」
「……ん?」
でーと?でーと…でーと!?
「お、お前何言って……」
「いやぁ、京極組に1番素晴らしい極道は誰だと聞きましたら貴方の名前が出ましたので、少し興味が湧いたんですよ。なので言ってしまえば好奇心ですね」
「何言ってくれとんじゃアイツら」
素晴らしい極道と聞かれて俺と答えたあいつらの考えは全く分からないが、聞く限り俺にメリットが無い為行くという選択肢は取らなくてもいいだろう。
「残念だが俺は忙し」
「そうえばさっきの小峠さんとても可愛かったですね」
「は?」
さっきの俺?
…………まさか
「可愛くてつい動画を撮ってしまいましたよ。ああ、これを皆さんに見せたらどうなってしまうんでしょう」
『なーん、なーん』
「手前っ…!」
「でももし今から誰かと出掛けたらスマホ触れなくなるので皆さんに見せられませんねぇ。どうしましょう」
コイツ…まさか断られるのを前提に…!
「…脅しかよ」
「ふふ、人聞きの悪い事言いますね。事実を申しているだけですよ」
初対面だがコイツは断ったら普通にバラ撒きそうな気がする…しょうがない
「…1時間だけだぞ。その後はまた業務がある」
「はい、勿論です。」
そこから俺の奇妙な時間が始まった
「…」
気まずい…あまり友好な関係じゃ無い為話す事が全くない。
そもそもコイツと歩いている所を誰かに見られたら勘違いされそうで怖い。あと普通に殺されそう
もういっその事逃げようかななど考えていると
「…別に取って食べたりしませんから大丈夫ですよ。私も今は敵を増やしたくないですし」
香坂がため息をつきながら話しかけてきた
「今はって…後々可能性はあるって事かよ」
「未来は誰にも分かりませんからね」
そう言って高坂はにこりと笑った
「はぁ…。どこか行く宛てはあるのか?カフェとか」
「いえ、適当にブラブラ歩いているだけです」
だろうな。さっきから偶に同じ所行き来してんだよ
「…じゃあ俺のオススメの店に入ろう。辛いものはいけるか?」
「はい、嫌いじゃありません」
「じゃあ決定だな」
そう会話を交わし俺たちはそこへ足を運んだ
「か、辛い……っ!何なんですかこれ、香辛料の量バグってるんじゃないんですか!?」
「ははっ、辛いだろ。俺も全部は食べきれなかった」
俺がコイツに食べさせたのは以前飯豊がリサーチしてきた激辛カレー店。以前ここに飯豊が永瀬の兄貴を連れてきたらしいが、その場で普通にボコられていたとの事。店長情報だ
「やっぱ裏神の長も激辛カレーには適わないのか。少し残念だな 」
「言ってくれますね。たかがカレーに負けるわけがないでしょう」
そう言いながら少し震えている手でスプーンを持っている香坂を見るのは中々に悪くなかった。
そう思いながらニヤけていると、ふと香坂の頬に何かが付いてるのを見つけた
「あ、米」
そう呟き、俺は備え付けてあったティッシュで米粒を取りながら口を拭いてやった
「え」
「全く、食べるのは良いがもう少しゆっかり食え。喉に詰まらせるぞ」
俺が説教がてらそう言うと
「…恐ろしい」
と放ち顔を俺から背けてしまった。心無しか耳が赤い
「…ふはっ、もしかして照れてるのか?可愛いなお前。ほれほれ」
「や、やめてくださいっ。頬を紙でつつかないで下さい」
そんなこんなで1時間程経ち、俺達は店から退出する事になった。ちなみにカレーは食べきれなかった
「このカレーは裏神の幹部が責任をもって食べさせます。何とかいけるでしよう」
「他の人を巻き込むんじゃねぇ…じゃ、俺はもう行く。結構時間ギリギリなんだわ」
そうツッコミをいれつつ、俺は香坂の前に向き直り別れを告げる。
「そうですよね。本日はありがとうございました」
「ああ。まぁ何だかんだ面白かったよ。お前とは敵対したくねぇから、空龍街で暴れんなよ」
最後は少しだけ素直に話してしまった。
一応空龍街で変な事をやらないように釘を刺したが効果はあるのかないのか。
「…ええ、勿論です。私も貴方とは戦いたくありません。ですので、その…」
「何だ」
「…また私と出掛けてくれますか」
「はぁ」
なんとまぁ乙女みたいなセリフな事か。
元々顔がいい為こんな事言われたら全世界の女子が気絶してしまうのではないか。おそろしや。
「…ああ、分かったよ。頻繁には行けないが、予定が空いた日にでも映画に…」
「ありがとうございます。では次は私のアジトにご案内しますよ!魅力的な幹部が揃ってあるので是非紹介を…」
「やっぱやめとこう」
その後、連絡先だけ交換して解散した。
香坂
最初は面白そうとか情報とれたらいいなーとか思ってたけど見事に沼にハマった可哀想な人。でもこれは小峠さんが悪いと思う。
華太
意外といい人そうだし何より面白い人だな認識。いじめがいがあって楽しい。