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「ぜっ、ぜぇはぁ、はぁぁぁぁぁ」
「だ、大丈夫ですか……???」
「大丈夫だったらこんなに息荒れてないって……てか君、相当重症じゃん。今まで薬とかどうしてたんだよ」
「処方、されてませんから」
「……そ」
デリケートゾーン触れちまったかもしれん←
やばいやばいやばい、なんかめちゃめちゃ寂しそうな顔してるって←
こういう時なんて声かけるんだよ!?にこりならどうする!?()
「おー、おかおかるい。あり?今回の子結構かわいーじゃん♡」
「あ、にこり!!!お前もう終わったのか!?」
「……おう!今回のは意外と早く終わったぜ!」
「早いな!この!」
「うぉっ!いてぇ!……嬢ちゃん、名前は?」
「名前……なま、名前は……み、みず……あ、あれ?なんだ、っけ」
「もう消えちまったか。はえーな、意外と。じゃあ、嬢ちゃんはこれからみずちゃんだ!」
「み、みず……?分かりまし、た」
もう名前、忘れちゃったんだ。
あんまり良くない苗字ではあったかもしんないけど、名前は、いい名前だった、のに。
……勿体ない。
「……るい、そんな顔しなーいの」
「にこり……ぼく、そんな変な顔してた……??」
「してたしてた。ってか、今もしてる。そんな顔してたらみずちゃん不安になっちゃうでしょー?」
「ぁ……そ、だね。ごめん」
「ん、いーの。じゃ、これからはにーっね」
「に、にーっ」
ぼくなりに、下手くそな笑顔を作ってみる。
いや、こんな顔の方がみずちゃん不安にさせちゃわないか←
「ぶっ……ぐふっ……ぃはは!!!」
「なっ!!!笑うなにこり!!!!」
「ど、どうしたん……ふっ、ふふっ、あはは!!」
「そ、そんなにおかしいのかこの顔は!?!!?」
「おっ、お前、鏡見てみろっ……ぐっふっ……くそおもろい……ぶふっ……」
「や、やばいやばいやばいっ……ふひっふっ……つっ、ツボったっ、ふっ……んふっ……」
「ぅ、うーっ!2人とも嫌いだ!!うざい!!だるい!!くそだるい!!」
「あっ、ごっ、ごめんなさいっごめんなさいっ!ねっ?許してくれません……?」
「ほらほらー、かんわいいみずちゃんがこんなこと言ってくれてんだぜ?るい。許してやる一択だろーが!」
「う、も、いいし……はぁだる……」
「え、えぇ〜?だるいんですか???」
「大丈夫みずちゃん、こいつぁだるいが口癖だから」
「そ、そうなんですか……???」
もうやだぁー!!!こんなんなるなんて聞いてんし!!!()