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事が終わった後、しばらくの間爽太君は私の身体を抱きしめていた。
抱きしめられて身を委ねながら、私は頭の片隅で瑠加君のことを考えていた。スマホはバッグに入れっぱなしだ。触れて確認したいが、まだ昼だし、いくら何でも連絡がきているはずがない。
「シャワー浴びてきます」
私は爽太君の腕の中から出て、今日二回目のシャワーを浴びた。
その後、私は人生で初めて赤の他人に恋人らしいことを提案した。
「お昼ごはん食べます?」
「ウーバーイーツ? お前有名人なのに直に頼んで大丈夫なわけ?」
「違います。ウーバーイーツなんて使ったことありません。私が作るんです」
「……SELENが?」
「変ですか?」
「うん」
「……何故?」
今時、一人暮らしの若者のほとんどは家事くらいできるだろう。<*************************
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