テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
時を巻き返す魔法☆イェ~イ☆
野薔薇ちゃん「アンタねぇっ!!」
野薔薇ちゃん「なんでいつもこの子を引っ叩くの?!」
違う。違うよ野薔薇ちゃん。
伏黒君「…お前がいるだけで最悪なんだよ。」
ごめん。ごめんね伏黒君。私がいるだけで不快だよね。
虎杖君「…ごめん…俺、お前のこと苦手。」
ごめん。ごめんね虎杖君。
五条「あのさぁ…お前いい加減にしたほうが良いよ。」
………ごめんなさい。
夏油「……なんでこんな子になっちゃったのかな。」
こんな子に育ってごめんなさい。
硝子さん「お前は人の命を軽々しく見てるよな。」
見て無い。見てないよ、硝子さん。
夜蛾「お前は人に恩を仇で返すのか?」
返してないよ。返してないんだ。
伊地知「……貴方は良いですよね。」
伊地知「上層部のお気に入りで。」
そんなんじゃないよ。私はあの人達のお気に入りじゃないよ。
全部全部、お前のせいだ。
私はお前が来てからずっと人生狂わされてんだよ。
精々、私が死んでから頑張れよ(笑
とある昼時に、その事件は起こった。
莉々華「わ…」
愛阿「きゃぁぁぁっ…!」
呪詛師「っははっ…!!」
呪詛師「あははは!!」
五条「何がおかしいんだよ。」
夏油「っ゙…」
呪詛師「それはな、片方が死ぬまで術が解けないんだよ!」
夏油「は?」
呪詛師「俺でも解けない。」
呪詛師「どうやって解くっけこれ……」
呪詛師「やべやべ」
呪詛師「俺一応人は殺さず生かすタイプなんだよ。」
夏油「っ…何をふざけた事を言ってるんだ。」
私は鋭く鋭利で、触ると一瞬で切れてしまうそれを触った。
音がした。
愛阿「ひっ…!」
愛阿「あ、アンタが死になさいよっ…!!」
愛阿「アタシは愛されてるの!!」
愛阿「だからっ…!」
莉々華「煩い。」
莉々華「その口を慎め。」
莉々華「…(刀触」
愛阿「あっ……あっ…」
莉々華「……お前は、」
莉々華「アタシが死ねば良いって言ってたろ?」
莉々華「じゃぁ良いよ。」
莉々華「やってやるよ。」
そう言って、その鋭くて冷たい物は頸を取った。
そうすると、たくさんのまっかなあかいるーじゅのようなきれいできたない、
みずたまりができた。
みんなおどろいてる。
わたしがしんでうれしいはず!
み、ん…な、
頭が回らない。舌足らず。
そのヘモグロビンを含んだ真っ赤な水が全て流れてでゆく。
その鋭く鋭利で冷たい刃とは違って、その体液は暖かく、サラサラドロドロしていた。
眼の前の彼奴は、驚いていた。
愛阿「あ…あっ…」
呪詛師「や、やっちまったぜ☆」
夏油「…あ、あ、」
五条「…!!」
五条「しょ、っ…!」
硝子さん「どけっ…!!」
硝子「ゆけつ、!」
五条「っあぁ!」
あれ、皆泣いてる。なんでだろ。私のこと嫌いでしょう。
あ、もうダメ。全部が流れてく。
走馬灯。
皆との思い出。
あの時の楽しい…
たの…し…い
妖丗「パチッ」
妖丗「……誰の夢?」
妖丗「一見私みたいだったけど…」
妖丗「きっとそれは夢だからだよね!」
妖丗「……なんか忘れてるのかな?」
妖丗「まぁいっか!」
妖丗「着替えて朝食食べて教室行かなきゃ…」
妖丗「んふふふん」
そこには、
「妖丗 莉々華の毎日pーーー日記!」
言葉が塗りつぶされた、日記があった。
果たしてそれは今の彼女のものなのか。
それとも、前の彼女のものなのか。
それは、誰も知らない。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
完
妖丗 莉々華?
日記をつけていたみたいだ。虐めに虐め抜かれ、精神も心ももう限界のようだった。可哀想に。最後は暖かい自分の血液が心地よかったとさ。
愛阿
このハゲっ!!
五条 悟
前まで自分の娘発言してたくせに何を言ってるの?
夏油 傑
育てたのはお前だよ。
家入 硝子
命を軽々しくみているのは君の方じゃない?現に莉々華の命を軽いものだとみているんだろう?
夜蛾正道
お前も同罪だよ。その莉々華とやらと。
伊地知 潔高
彼女は上層部の駒だよ。何を勘違いしているの?
虎杖 悠仁
莉々華のことがめちゃくちゃ苦手。目の前で死なれて自分は人殺しなんだと悟った。
釘崎 野薔薇
あの子の一番の親友を名乗る必要はない。
伏黒 恵
その態度、辞めたほうが良いと思う。
呪詛師
人殺さない系。この作中で実は一番の善人。
おハム
この日記誰のか唯一知ってる人。
この前名言を作った。
「人の心は金で動かすもんじゃない。努力で動かすもんだ」と言ったら次男が「悲しいじゃろ…」と長男に言ってました。
コメント
6件
なんでいつも味方の硝子さんも虎杖も今回は…ってなんで呪詛師が1番の善人なのじゃ
ホワァァァァァ!!!!!!(発狂)