目の前の状況に固まる俺
そんな俺の足にまとわりつくチンチラペルシャ猫。
部屋は見事に散らかっており、あちこちに本や資料、そしてネズミの死骸が落ちていた
🐱「…最悪」
にゃ〜
ボンッ
🐥「ヒョン!ネズミです!あげます!」
🐱「いらん。」
🐥「え。なんで?!」
🐱「俺ネズミ食べないし…。てかなんだよこの様は」
🐥「あぁ……」
🐱「……今すぐ片付けろ」
🐥「はい…すみません」
こいつはジミン
半分人間で半分猫
人間、猫の姿になるのは自分で自由自在にコントロールできるらしい
人間って言っても猫の耳と尻尾は生えたままだが。人間の言葉は話せる
一ヶ月前ぐらいに俺がペットショップで買った猫。
一人暮らしの俺が何となく飼い始めた猫
俺はきっと1人で寂しかった
だから飼った
でもこいつは普通の猫じゃない
最初は驚いた
でも今は慣れた…のか?
飼い始めてからずっとこの状況が続いている
前から俺はネズミ食べないって言ってるのにもかかわらず、持ってくる
🐥「ヒョンー。終わりましたー」
🐱「おう。もうネズミ持ってくるな」
🐥「はい…」
🐱「ジミン。猫に戻れ。そしてハウス」
🐥「えー…」
🐱「部屋を散らかしたお仕置だ。良しと言うまでずっと小屋に入ってろ」
🐥「はい…」
1時間後
🐱「もう出ていいぞ」
ボンッ
🐥「ヒョォォン(泣)」
キタキタ
🐥「遅いですよォ(泣)」
🐥「ジミン、構って貰えなくて寂しかったです(泣)」
🐱「じゃあ今からお前はどうされたい?」
🐥「キスして。それから、気持ちよくなりたい」
🐱「分かった」
そして俺たちはキスをして、体を重ね合う
これがいつもの展開
俺達はずっとこれを繰り返している
猫とするのと人間とするのは少し違う
ジミンはしっぽを少し掴むだけで気持ちよさそうにするんだ
普通は痛がるだろう
でもジミンはそれを快感として拾うようになった。
そしてジミンの喘ぐ姿は凄く可愛い
俺は猫、人間、関係なくジミンのことが好きだ。
🐥side
僕はジミン
猫でもあるし人間でもあるんだ
ユンギヒョンが説明した通り毎回同じことを繰り返している
なぜなら抱かれたいから
ユンギヒョンは僕の言ったことをやってくれるの
優しくしてって言うと蜂蜜みたいに甘いプレイをしてくれるし、酷くしてって言うと
優しい時のユンギヒョンとは別人のようにに酷く、でもなんだか優しと感じる。
そんなプレイをしてくれる
僕は酷くされる方が好き。
どっちも好きだけどね。
プレイの後は僕を抱きしめて一緒に寝てくれる。そんなユンギヒョンが僕は大好き
ヒョンに飼われて良かった
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