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※キスまで行きますがえっちな効果音?のつけ方が分からなくて…引き続き勉強してきます…勉強中の身なのでかなり分かりにくかったりなんだこれ、と思うかも知れません 。 それでもいいよって人は楽しんで行ってください
「くぁ〜…」
ねみい。別に夜勤してたわけじゃない。バイトも長引いてない。理由があるとすれば、カルドと4時間にも及びかけた鬼ごっこによって体力が限界突破したこと。それでも身体は動いた。若いっていいなって思った。前なんかは、マジで動かなかった。あと、一つというか、こっちがメインなのだが…
「おはようございます」
「オーター」
昨日、改めて恋人になったオーター。興奮がなかなかさめず、大変だった。精神面でな?
「寝てないんですか?」
「ん〜まあ癖みたいなもんかな」
「…癖になるあくびってなんですか」
「なんだろうな」
「…」
「そういや、お前あくび…いやしてたな」
「いつ…?」
「第6ラウンドくらい盛り上がっちゃって、明け方まで楽しんでた時」
「っ朝からング」
「いーじゃん…恋人同士なんだしさ?」
「…だからって…//」
どうやら人前とか家の外だと恥ずかしいらしい。家にいる時は、まあ流されてくれんだけど
「…そういやさ、」
「…なんです?」
かぁ〜流石俺の恋人。俺の声のトーンだけで冗談かえっちなことか、それとも真面目な話かを理解してくれる。マジ天才じゃね?
「あ〜その、今お前の家族って…」
「当たり前のようにいますけど」
「…」
「なんでそんな事を?」
「いや…挨拶とかした方がいいかなって…」
「お前はゴミが人語を理解するとでも?」
「いや…。無理だよな…」
「そういう事です」
つまり前世通りのクズ野郎ってこ、と…
「なんもされてねえよな?!」
「殴られたり恐喝されるだけです」
「アウトじゃねーか…え、まさか記憶ないの?」
「さあ?ま、あの口ぶりからしてないでしょうね」
ないんだ。てっきりあるのかと思ってた。あいつも、なんか記憶持ってんのに…
「それと、完璧にアウトなので今ワースと協力して動画撮ったり録音して警察に突き出す準備をしてます」
「お、弟と話せるようになったのか…なんか感激」
「それが、話しかけたら失せろ、か黙ってろ、しかかえってきません」
「ええ…」
「あ、でも言葉も返してくれるようになったので、一歩前進ですね」
俺、お前のそういうとこ大好き💕真面目なのにどっか抜けてて箱入り娘感あってこう、グッとくる
「…なあ、よければの話なんだけどよ」
「はい?」
「同棲、しね?」
「…は?」
「オーター、昼飯くおーぜーって、ありゃ」
そこには、元弟子どもがいた
「レナトス、 」
「一緒するわ」
「あ“?」
うわ〜ランス。そんな顔しないでよ。同僚じゃん。俺ら
「あ、えっと、どうぞ」
ドット、お前は本当に出来た奴だな。オーターはやらんが
「…料理、」
「ん?ああすげえだろ?」
「そうですね…」
「ちなみに、オーター。弁当は?」
「…なんのことです?」
「…ドット」
「えっ?!」
「…」
オーター。そんな圧かけないでやれよ。自覚ねえかも知れねえけど、めっちゃ怖いからな
だってさ、お前にことだから速攻極論に行きつきそうで…捨てられるみたいな感じがして怖え
「…わかった。つまり、持ってこなかったと」
「…もう、食べました」
「いつ?今授業終わってから3分しか経ってない。まさか、早弁した?お前が?」
「…」
「早弁なんざ、しねえだろ?…で、何か言い訳は?」
「…ゴミ料理なんぞ食えん」
訳:ゴミ(親)がつくったものなんて食えるわけがないだろう。ゴミが感染る
「…弟くんは?」
「購買で買うように言いました」
「ん?」
「ゴミをワースに食わせるわけないでしょう」
「え、つまり?」
「…この人、弁当の中身燃やして『好きなものを食べろ』ってワースに金渡してたぞ」
「あっっははは…」
よかった。何が、とは言わないが本当に良かった。ならあとは
「ほれ」
「…お前の、弁当?」
「ん。半分こな」
「いや…!それじゃ貴方の分が…」
「いーよ、別に。俺はなんとでもなるから」
「ですが…」
「お前が昼飯食わねーと、俺授業集中できないかも」
「え…」
「クッククよし。ほら、食べんぞ」
「…そうだ。あんたらあの動画認可してるのか?」
『動画?』
「あ、えっとこれっす」
そこは、グループラインで。そこには、昨日消したはずの動画があった。
「あの野郎今すぐ殺す」
「…」
「あ、でもちょうどいいか」
『何が?』
「れ、れなとす…?」
「既読、全員分付いてたってことは…俺たちがどういう関係かはクラス全員知ってるわけだ…」
「え、ちょ、どーゆー状況っすか」
「なにしてんだ、あんた!」
「何って…恋人らしいこと?」
「貴様…!」
「レナトス、どけ…!」
「やだね。だってこうでもしねえと、お前に変なのがつく」
「なにを、わけのわからないことを…」
学校で押し倒された挙句跨られるなんて、考えてもいなかったのだろう。羞恥心からか、それとも恐怖からか。オーターは真っ赤で、震えていた。正直、オーターの意思は最大限汲み取ってやりたいし、尊重してやりたい。でも、こいつは無自覚に、人を狂わせる。そして、こういう状況を、オーターのこういうとこを楽しんでいる俺がいる
「暴れんなよ…あとつけて授業でたくねえだろ?」
「っドット!!」
「ああ!!」
「っ!」
横から衝撃がきたと思ったら、弟子どもだった
「…」
「…あ」
やべえ。しくった。クソッ…うつったな…
「あ、ごめんな、オーター…その…」
「…」
やばい、怒ってる。そりゃそうか…
「…」
「?オーター?」
あれ?いつもならしめ技かけてきたり軽蔑の目むけるころなのに。…まさか、そんなに嫌だった?!
「あ、えっと、オーター、マジでごめん。その、ほんとに、悪かったって」
「…レナトス」
「…はい」
「学校では、嫌だってって言いましたよね?」
「ごめんなさい」
「…ドット、ランス」
「うす」「…はい」
「少し、2人で話したいので、席をはずしてもらえますか?」
「…分かりました 」
「えっと…」
「レナトス」
「はい」
「別に、怒ってるわけじゃないんです」
「…え?」
「ただ、本当に驚いたんです」
「…」
「貴方は、いつも私の欲しい言葉をかけてくれる。して欲しい事をしてくれる。だから、その…今までの貴方とあまりに違って、怖かった」
「…すみません」
考え方が、いつもと違う。てか、気づいて…そう、思ってくれてたの?
「幻滅、というか…その、そんなに、負担をかけてしまったのかな、と」
「負担」
「た、まに、こういうこと、してたので…」
あーね。はいはい。本心をいえば俺は激しい方が好きだ。そっちの方が気持ちいいし、深く、繋がれてる気がするから。でも、それは相手にかなりの負担をしいることになる。オーターの仕事は、尋常じゃなく多い。めっちゃ多い。だから、負担をかけないように、オーターが『気持ちいい』で終われる範囲にしていたが、やはり、流石はオーターだった。俺の趣味がソッチの方だと気づいたんだろう。珍しく誘ってきて、俺の理性も飛んでしまい、激しくしすぎて潰してしまったことがあった。その後、またも珍しくアプローチがあった。
「懐かしいねえ」
たった一言。されど、その破壊力は凄まじかった。
「お互い、気持ちよくなろう」最初、何を言っているのか分からなかったが、ソウイウコトだと理解した瞬間、説得しようとしたが、「不公平だ」と言われた。さらに、この提案をのまないと別れるとも言い出した。何回もいうが、激しくするということは、相手にかなりの負担を押し付ける。だから、一回だけ、無理ならヤらないという条件でセックスをした。翌日見事に身体が動かなくなり、ベッドの住人と化したオーターだったが、とても満足そうだった。別にそういう趣味はないらしい。ただ、お互い気持ちよくなれて嬉しかった、と。だから、連休の前に、という条件つきでコトに及んでいた
「レナトス」
「…なに」
気づけば、さきほどまでの空気は無くなっていて、むしろ甘く感じた
「別に、嫌じゃないです。でも、それは家の中で完結させて下さい」
「…はい」
「…家の中で、たまに…なら、付き合いますし…///」
「ありがとね」
「…顔が近い」
「えー?一回だけ…さ?」
「…キョロキョロ」
「誰もいないよ」
「…一回だけ、ですよ?」
「ん」
クチュ…
「ん…//」
クチャクチャ…
「れ、ふぅん…ん」
チュッ
「はぁーはぁー」
「ペロ」
俺は、息を整えるオーターの顔に触れながら、ついた唾液を舐めた。本当は、舌までいれてしまいたかったが、それは家に帰ってからのお楽しみにとっておくことにした
「…」
「…え、しすぎ?」
「いや…今世のファーストキスは卵焼きの味だったなと…」
「…ブフォっっっwwwwwwwww」
「何がそんなにおかしいんです?!」
「いや…なに…」
腹が痛い。腹筋が割れそうだ。やべえ涙出てきた
「全く…」
「はーはー…たださ、」
息を整えながら、いまだに不服なのか眉をよせたオーターの顔を見る
「たださ、前世はチョコだったじゃん」
めでたく俺たちのファーストキスはヴァレンタインだったのだ。少し手の込んだチョコを作った。貴族の長男だし、食べてくんないかなーと思ってたら、あっさり食べた。案の定ただのチョコではなかったのでしばらく手作りチョコは食べてもらえなかったが
「…いい度胸してましたよね」
「そうだな〜でも、可愛かったぜ?」
「…///」
「…でも、今日もこうしてお前と笑えて、俺は幸せだ」
「…私も、幸せ、です」
「…!」
嬉しかった。いつも通り空気に消えると思ったから
ああ、俺、お前となら、こんな小さなことだけで、十分すぎるくらい