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反社が嫌になった竜胆のお話1話


注意

ㅇ初投稿+初連載です、心の広い方のみ閲覧お願いします

ㅇ予告無く連載を辞める可能性があります

ㅇ拷問シーンがあります。


他の方のを真似して作っている訳では無いですがもし、同じ内容のを他の方が連載していたら教えてください🙏


長くなりましたがどうぞ!!




バンッバンッッ…(銃声)

フゥ、裏切り者はこれで全員か…

今日は人数多かったな。あとは三途を連れて   帰るだけだけど……


三「裏切り者はぁスゥゥゥクラッップ!!!!

アッッヒャアヒャァヒィーーー!!!


うわっ…またかよ、三途はいつもドラッグを過剰摂取して、任務が終わったあとは話すら通じない。

「ヤクのどこがいいんだよ…」

と呟いたが三途の耳には当然聞こえていない。ただ死体を踏みつけて発狂しているだけだ。俺は大きなため息をついて車に向かった。早く血で汚れたスーツを洗いたかった。




正直この仕事には嫌気がさしている。

毎日毎日、ヤク中の世話に裏切り者の処理、そして死体始末までしなくてはいけない。


俺が反社で働いている理由は兄貴と一緒がいいからだ。親が元々いなかったため、俺と兄貴はずっと2人きりだ、今更離れることなんて考えてもいない。




兄貴と一緒に住んでいる家に帰ったあと、俺はシャワーを浴び、ベットに腰をかけ、一人で酒を飲んでいた。30分程たち、ドアのノック音が聞こえた。


「竜胆ーいるか?」そう言ってきたのは俺の兄貴の蘭だ。


「うん、いるよー。兄貴どうした?」と俺は兄貴に問いかけた。


蘭「首領からの伝言、明日俺と一緒に裏切り者処理な、人数はそこまでいないからすぐ終わる」

「うん、分かった」と俺は答えた。





その時は、明日俺の人生が180度変わるなんて思いもしなかった。





次の日


俺はいつも通り兄貴と裏切り者の処理に向かった。あまり気乗りしないがこれは兄貴と一緒にいるためだ。と心に言い聞かせ、現場へ向かう。


「ヒッ…ヒィィィ!!!お、おい!何するつっつもりだ。ら殺すならさっさと殺せよ!!」


蘭「え?何言ってんの笑そんなすぐに殺すわけないじゃん。俺、やってみたいことあるんだよねー、ちょっとそれに付き合ってよ♥」


また兄貴の悪い癖でてるよ…兄貴がやることはだいたい見当がつく。恐らく、人間がどれほどの痛みを死なずに耐えられるかの実験だろう。まるでモルモットみたいだな…

兄貴の頭のネジは1本所でないくらい抜けてる。俺でさえ、目と耳を塞ぎたいレベルだ。


そんなことを考えているうちに兄貴の実験が始まった。椅子に縛られている男は最初は抵抗していたが、もう抗う力もなくなって、目には光が無くなっている。

そんな男の姿を気にせずに兄貴は陽気に鼻歌を上手いながら鞄から包丁を出した。

いや、正確に言えば魚を捌くようの包丁か…俺は魚を捌くようとはいえ包丁を使うなんて兄貴にしては珍しいな。と考えていると兄貴が口を開いた。

蘭「俺さ、最近魚捌くのにハマってんだよね♥」


俺は、その瞬間察した。兄貴が何をしたいのか。

蘭「でもさ…中々上手く捌けなくて困ってて、練   習をしたいんだ!とは言っても魚を使うの勿体なじゃん!だからさ…


「お前、練習台になってよ♥」


この瞬間俺も男も鳥肌がたった。ただ、包丁を刺したり切りつけたりするのでは無い…兄貴がやろうとしてることは…


蘭「よし、行くぞ!失敗したくないから動かないでね♥」


男は大粒の涙を流しながら何かを訴えかけている。それでも兄貴の手は止まらなかった。そして男の腕に包丁がゆっくりとはいった。その瞬間、男からは聞いたことの無い声にならない叫び声が響いた。



1時間後


もう玩具(男)に飽きてしまった兄貴が俺に対して口を開いた。


蘭「そいつもう殺していいよ」


俺は1時間の間生きた気がしなかった。まるで魚を捌くかの様にゆっくり丁寧に、うでの皮を包丁で剥いてはそこにアルコールをかけるの繰り返しだった。床には魚の切り身のような男の腕の皮と血の海が広がっていた。男は気絶することを許されず、何度も叩き起こされていた。

今も男は生きている。いや、生かされている。薬を飲まされているせいで、痛みに少し疎くなっているからだ。薬が切れたらすぐ死ぬだろう。


俺は早く楽にしてやろうと、男に銃を向けた。

…すると男は声を絞り出して言った。


「やめてくれ…殺さないでくれ…」


俺は思わずハッ?と言った。なぜその状態でまだ生きようとする。今すぐしんだ方がよっぽどマシだろうに。男は話を続けた


「俺の…きょう、だいが…俺がアイツ…のために、、稼がない…と」


この瞬間俺の右手は重力に逆らえず、腕が脱力し、銃が落ちた。

そうか、コイツは兄弟のために金を稼いでいるのか。今の状況で男が嘘を言ってるとは思えない。


何秒、何分たったか分からない。俺はただ立ち尽くしていた。そして段々息をするのが辛くなってきた…その瞬間ポンッと兄貴に肩を叩かれた。


「あ、兄貴…」


そうすると兄貴は無表情な顔で言った。


蘭「おい、早く殺せよ。いつまで俺を待たせるんだ?まさか、こいつの言うことに同情したとかないよな?」


「ま、まさか…そんなこと…」と俺は震えた声で言った。


そう言うと兄貴はいつもの笑顔に戻った。

蘭「ん、そうだよな♥じゃあ早く殺して」


兄貴は俺に銃を持たさた。


引き金を引けば終わる、いつも難なくやってきたことだ。早く帰ってシャワー入りたいし、すぐにでも終わらせたい。だけど俺は引き金を引けなかった。

引こうとしているのに、頭が混乱して指の動かし方が分からなくなった。そして段々と息が荒くなる。

痺れを切らした兄貴がチッと舌打ちをし、俺の手に手を重ね、銃の引き金を引いた。


バンッ…





という音と同時に俺の中の何かの糸が切れた。










最後まで閲覧ありがとうございます!!!


めっちゃ長くなってすみません、次回からはもっと短くします(多分)


やっぱり初めてなので、話が上手くまとまらないですね。


次回からは少しずつ竜胆が壊れていきます。


是非良ければ次も読んでください!















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