「 …ここのはず 、、 」
僕は目的のマフィアの本部を見つけ 、
物陰に隠れる 。
「 ん.. もう中に入ってるのか 、 ?」
辺りを見渡してもボスが一緒に行くと言っていた
仲間が見当たらない 、
「 警備員も居ないし 、 」
「 入るか… 、」
僕は銃を構え 、 警戒しながら中へと入る 。
コツ 、 コツ 、
硬いタイルの床を歩く度に小さくそんな音が鳴る 、
音がなるべくならないようにゆっくりと 、、
「 … 」
可笑しい 、 さっきから敵所か 、
仲間すら見当たらない 。
もう任務が終わっていたとしても 、
廊下 、 床と壁 、 何処を見ても戦った形跡が無い 。
任務を任せられる際 、 ボスから授けられるのはナイフと銃だけ 、
その武器で戦ったなら血がそこら中に付くはず 。
まさか仲間はもうやられた 、?
そんな考えが頭をよぎる 、
だけど 、 やられたならここのマフィアの者が居るはず 、
考えれば考える程分からない 、
いつの間にか 、 最上階に来ていた 、
何事も無く 、
普段ならここに来るまでに何十人も襲いかかってくる 。
「 …何でだ 、?? 」
ボスの部屋らしき場所に辿り着く 、
扉を開ける前に 、 人が居るかどうかを確認するために
扉に聞き耳を立てる 、
ガサ っ
音が微かに聞こえた 、
ここにはきっと人が居る 。
僕は銃を再び構え 、
ドアノブに手をかける 、
がちゃ っ
ドアを勢い良く開ける 。
前には高級そうな机と椅子があったが 、
誰も居なかった 。
本当に仲間がもう任務を完了してしまったのか 、?
僕が銃を下げると 、
かちゃ っ
後ろから銃を構えた様な音が聞こえた 。_
ᩚ 600
コメント
12件
とりあえず頑張って600まで押すね🫶 次回早く読みたい
#はよ600行け
次回 「死す 。 」デュエルスタンバイ!(すみません冗談です