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#ヒプノシスマイク
『言葉で紡ぐ恋のライム』
〜マイクで紡ぐ恋の予感?〜
番外編23『捕まったらいたずら??ハロウィン特別鬼ごっこ♡』前編
※センシティブ含みます。
『はい、という訳で、皆さんハロウィンということで、仮装をして頂いた訳ですが、ここ池袋最大規模であるショッピングモールを貸し切りまして鬼ごっこをしたいと思います!』
『ちょっと待ちなさい。また勝手に貸切なんて…』
『奥様達から許可は頂いてますよ。』
『お母さん達はいつから能天気になったのかしら……。』
『仮装して鬼ごっこなんて楽しそうじゃん。』
『ルールを説明しますね。お嬢様2人はこのお菓子のカゴを持ってここを逃げ回ってください。そして、鬼はみなさんです。おばけ達からお菓子を無事守れたらお嬢様達の勝ちです。守れなかったらおばけ達の勝ち。あ、ちなみに捕まったらいたずらされちゃうので頑張ってくださいね。救済アイテムとして、お嬢様達に役立つアイテムが3つこの施設に隠されています。頑張って探してくださいね。』
『いたずらってちなみにどんな?』
『それは、ねぇ?秘密だよね♡』
『麻里姉にイタズラするなんて気が引けますが…負けませんよ。』
『嫌な予感しかしない……。』
BusterBros!!!はチャシャ猫の仮装
MAD TRIGGER CREWはヴァンパイアの仮装
FlingPosseは悪魔の仮装
麻天狼はポリスの仮装
Bad As Templeは狼男の仮装
どついたれ本舗は執事の仮装
そして私たち双子はかわいい天使の仮想。
『随分手が凝ってる衣装よね…』
『蘭達が用意してくれたみたい。凄いよね。』
『では、お嬢様達にこのカゴを渡します。あ、どこかに隠したりするのはダメですよ。ちゃんと手に持ってください。』
『はいはい。わかったわ。』
『じゃか10分数えたらみなさんはお菓子を持ったお嬢様達を追いかけてくださいね。』
作戦会議
『協力して挟み撃ちにした方がいいな…
身体能力の高い麻里衣は時間がかかるが、百合菜ならすぐに捕まえられそうだしな。』
『確かにそうですね…2人は一緒になって逃げるより別々で逃げ回ってる可能性があります。それか、体力を温存するため隠れてる可能性も……。』
『残念だが、俺達BusterBros!!!が勝つな。ここは俺達のブクロだ。ここも毎週のように来てる。隠れる場所は大体把握出来る。』
『簡単に行くと思うなよ?最初に見つけるのは俺たちだ。』
10分経過。
『救済アイテムの場所のヒントの地図を貰ったけど…広すぎて見つけられるかな。』
『探すしかないわね…。制限時間は17時まで。それまで逃げれば私たちの勝ち……』
『いたずらって何されるんだろう。』
『っ、それは、もちろん、その…。』
((絶対捕まりたくないかも……。))
私達は倉庫の中に隠れる。
『カゴを持ちながら走るのって…完全に不利だよね。何かいい策ないかな?』
『……あ。百合菜、いい手がある。』
『え?』
『カゴを隠すのがダメならお菓子を隠せばいいのよ。』
『なるほど!』
私達はカゴを空にする。
『このカゴは囮にして使えるわ。』
『流石お姉ちゃん!』
『よし、居ないわね。』
私はカゴを目立つ場所に置いて元の場所に戻る。
『おっと。まさかそちらから来てくれるとは。』
『この声…。幻太郎さん!?』
『おや、お菓子のカゴ。なるほど、頭を使いましたね。』
『……1人ですか?』
『えぇ。1人ですよ。乱数と帝統は別行動です。』
(嘘ばかりつく幻太郎さんのことは信用出来ない……。)
『…まぁ、嘘ですけど。』
『!? 』
『まりぃちゃん隙あり!』
『っ!』
後ろから乱数さんが突進するのをサッと避ける。
『あー逃げられちゃった〜。』
『流石の身体能力だな。』
『おっと、これはこれは…FlingPosseのみなさん。』
『挟み撃ち……っ?』
『麻里衣。大人しく捕まれ。女一人に多勢に無勢だし、あんまり意地悪したくねぇから。』
『それなら身を引いてくれるのが1番なんですが…。』
(どうしよう、後ろにはFlingPosse、前にはMAD TRIGGER CREW…。逃げるとしたら、上しかない…。)
『簡単には捕まりません。』
『『なっ…!』』
真正面から走って私は足の間をすり抜ける。
『はぁ!?』
『お菓子が欲しければここまで追ってきてください。左馬刻さん。』
私はふふっと笑う。
『チッ…いい度胸じゃねぇか……ぶち犯してやる。』
『あははっ!まりぃちゃんったら面白いことするんだから…俺を本気にさせたね。』
『乱数、一人称が変わっていますよ。』
『怖かった……。どうしよう、カゴはあそこに置いてきたし……まぁ、どこかのチームが引っかかってくれるといいけど…。』
と、その時――。
『捕まえた、子猫ちゃん。』
『っ!?この薔薇の蔓、まさか……!』
私はどこからか現れた薔薇の蔓に拘束される。
『っ、一二三さんのラップアビリティ……っ。』
『相手を魅了させて…僕の意のままに操る…。さぁ、諦めてお菓子をくれるかな?それとも、甘いいたずらを受ける方が好みかな?』
『っ……。まさかヒプノシスマイクを使ってくるとは…それなら私も…っ。』
私はヒプノシスマイクを起動させる。
『突き刺してあげます、自身の薔薇の棘でね。』
『っ!?』
ラップアビリティ『pierce』
麻里衣様のラップアビリティ。
突き刺すような瞳でリリックを奏でる。
効果は相手のアビリティで自信を攻撃させる
それにより相手により効果は変わる。
『ぐあっ!』
『失礼しますよ、一二三さん。』
一方その頃――
『お姉ちゃん遅いな…まさか、捕まって…』
プルルル!
『電話?お姉ちゃんからだ!』
『はぁ、はぁ、百合菜、無事?』
『う、うん。囮作戦上手く行きそう?』
『それがね…罠を仕掛けようとしたらFlingPosseとMAD TRIGGER CREWに狙われて…逃げてきたけどね。その後には一二三さんにも襲われたし…。』
『大変だったね…。』
『撒いたから良かったけどね、とにかく体力を温存しておきなさい。私は救済アイテムを探して百合菜の場所に戻るから。』
『わかった!気をつけてね!』
『私達どちらかが生き残ればいい訳だから…。私が仮に捕まっても百合菜がいれば勝ち。それなら全力であの子を守らないとね。あ、救済アイテムこの近くにありそうね。』
私はロッカーの中を探す。
『救済アイテム…。あった。捕まって牢屋に閉じ込められた時に使える復活チケットが4枚と、これは何かしら。』
袋に包まれた飴を見つめる。
『ただの飴よね?救済アイテムってことは何かに役立つのかしら。』
私はパクッと飴を舐める。
『甘くて美味しい…。って、こんなことしてる場合じゃなかった。他の階にもいかないと。』
展望台
『望遠鏡まであるなんて便利だな。三郎。麻里さん見つけたか?』
『はい、今は東の4階フロアにいます。』
『へへっ、まさか俺たちにも救済アイテムがあるとは思ってないだろうな。』
『あぁ。麻里姉達の救済アイテムは全部で3つ。1つ目は復活チケット、2つ目は胡椒爆弾、
3つ目は煙玉。そして、僕達に最初から支給された救済アイテムは全部で3つ。
1つ目は望遠鏡。2つ目は網鉄砲。そして、3つ目は…甘い薬が仕込まれた甘い飴。クスッ。麻里姉もまさか同じ場所に救済アイテムが隠れてたなんて思わないでしょうね。』
※これは夢小説なので双子ちゃんが痛い目に遭うように作られています。
『はぁ、はぁ…。』
(少し走っただけなのに、身体が熱いような…それに、息切れも…どうして…?)
と、その時――。
『即効性の甘いお薬です。甘い飴でしたでしょ?』
『幻太郎、さん?』
(逃げなきゃ……!)
その時、甘い痺れが全身を襲う。
どくんっ!
(身体が、熱い……なんで……。)
私は走る気力を失いその場に座り込む。
『はぁ、はぁ…。』
『小生達の救済アイテム…媚薬が仕込まれた甘い飴。作ったのは乱数です。』
コツコツと幻太郎さんが近付いてくる。
(身体に、力が入らない……。)
クイッ。
『おやおや…赤い顔に蕩けきった甘い表情…とても美味しそうですね。』
顎クイされ見定めるように私を見つめる。
触れられたところから熱を帯びていくように熱くなる。
『可愛い天使さん、悪魔に堕天使た方が楽になれますよ。解毒薬を差し上げます。その代わり、媚薬より甘い貴方を私に捧げてくれますか?』
『っ……。』
逃げたいのに、足に力が…。
悪魔に見初められた天使。その罠からはもう逃げられない。そのまま身を委ねるのみ――。
中編へ続く!
コメント
1件
いや〜、今回はハロウィン特別編でテンション上がった🔥 仮装して鬼ごっこに捕まったらイタズラって設定がもうそそられるし、双子ちゃんの囮作戦もめっちゃ頭いい!特に麻里衣がFling PosseとMAD TRIGGER CREWの挟み撃ちを足の間すり抜けてかわすシーン、脳筋じゃない強さで最高だったわ。ただ媚薬飴で堕ちそうになる展開は…続きが気になりすぎる。次回も待ってる!