テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#さのその
#BL
_1x1a
191
#さのじん
画像なんか勝手に変わっちゃったので別の画像にしてみました!!
そして初めて仁ちゃんの猫の時の翻訳書いてみました!!
読みにくいとかありましたらコメント待ってます💬🎶
今回の話はガチでいい意味でやばめかも😣💕
それでは👋🏻
勇side
水族館から俺の家に戻り、濡れた服を乾かしながら、俺たちはリビングのソファに座っていた。
とりあえず、さっき仁人が欲しがってたお土産を差し出してみる。
勇「ほら、仁人。これ、魚の形した猫用のおもちゃ。マタタビの香りが仕込まれてるらしいぞ」
仁「みゃあ……っ✨」
嬉しそうに目を輝かせた子猫の仁人が、おもちゃに小さな鼻を近づけて、その匂いをすうっと嗅いだ。
――その、直後だった。
仁「みゃ……っ?」
仁人の丸い瞳が、カッと大きく開く。
いつもはクールでツンツンしてる仁人の目が、みるみるうちに潤んで、トロンと蕩けていく。
勇「おい、仁人……? 大丈夫か?」
仁「にゃう……んぅ……」
完全に『酔っ払い状態』になった子猫の仁人は、顔を赤く染めているように見えるほど上気して、俺の膝の上にドサッと倒れ込んできた。
勇「わ、わああ! ちょ、仁人、近いって! 待て、お前どこ登ろうとしてるの!?」
仁「みゃぁ〜〜ん……
(勇斗のにおい、おちつく……。ねぇ、おいてかないで……? ぎゅって、して……?)」
勇「っ〜〜〜〜〜〜!!」
いつもなら「触んなバカ勇斗」とか言うくせに!
俺の服の裾を小さな肉球でぎゅっと握りしめ、上目遣いでうるうるとした瞳を向けてくる。
猫の姿なのに、いや、猫の姿だからこそ、信じられないくらい色っぽい。
ヤンキーだなんだと学校で恐れられている俺だけど、好きな男に、こんな合法麻薬みたいな甘え方をされて耐えられるほど、俺の理性は頑丈にできてねぇ!
ドクン、ドクン、と、俺の心臓がうるさいくらいに暴れだす。
勇「おい、離れろって……俺、マジで我慢できなくなるから……」
必死に引き剥がそうとするが、仁人は「やだぁ……」と小さく鳴くように呟いて、俺の首筋にスリスリと柔らかい毛並みを擦りつけてくる。
あ、ダメだこれ。
俺の中で、理性の糸がプツンと切れた。
勇「……お前が煽ったんだからな。後で爪立てても知らねぇぞ」
俺は小さな仁人の体を両手で優しく、だけど絶対に逃げられないようにベッドの上へと運んだ。
驚いて目を丸くする子猫の仁人を上から見下ろし、その小さな、だけど熱い唇を、塞ぐように激しく奪った。
仁「む、んんっ……!? ――っ、……ん……」
最初は驚いて身をよじっていた仁人だったが、すぐにマタタビの熱のせいか、それとも俺の熱のせいか、トロンと力を抜いて俺の大きな手のひらに小さな前足を重ねてきた。
驚かせてごめん。
でも、もう止められない。
ただ唇を重ねるだけじゃ足りなくて、何度も角度を変えて、息が苦しくなるほど深く、長く、仁人を貪った。
……っていうか、猫相手に俺は何を本気になってんだ。
いや、中身は仁人なんだけど。
でも見た目は子猫だし。
これ傍から見たら完全にヤバい奴じゃねぇか!?
そんな脳内の冷静なツッコミも、仁人の甘い吐息ですぐに吹き飛んだ。
期待を込めて、パッと唇を離した。
これで人間に戻るはず……! だけど。
勇「はぁ、……はぁ、……あれ? 仁人、お前……戻って、ない……?」
そこにいたのは、やっぱりまだ「白い子猫」の姿のままの仁人だった。
え、嘘だろ? 戻らねぇの!?
仁「みゃ、あ……(そっか……。やっぱり、完全には戻らないんだ……)」
シュンと耳を伏せて、悲しそうに視線を落とす仁人。
しかし、俺の視線は、仁人の『前足』に釘付けになっていた。
勇「いや、仁人、見ろ……! お前の手……っ!」
仁「みゃ?(え?)」
仁人が言われて自分の前足を見ると――
なんと、小さな白い肉球だったはずのパーツが、ほんの一瞬だけ、すらりとした「人間の綺麗な男の子の手」に変化し、またゆっくりと子猫の足へと戻っていった。
勇「今、一瞬だけ人間に戻りかけただろ……!? なんだこれ、呪いが解けかけてるのか……?」
仁「(あ……! もしかして……っ)」
ハッと息を呑んだ仁人は、呪いの「本当のルール」を本能で悟ったようだった。
おばあちゃんが言っていたのは、ただ唇を重ねるだけじゃダメなんだ。
勇斗の僕に対する『好き』っていう気持ちが高まって、その愛が深くなっていくうちに、その熱量に比例して段々と人間の姿に戻っていくんだ――。
つまり、今のキスじゃ、勇斗の『好き度』はまだまだ足りないっていうこと。
仁「(ヤンキーのくせに、ヘタレ……。もっと僕のこと、好きにさせてやるんだから……っ)」
悔しさと恥ずかしさで顔を真っ赤にしながら、だけど俺の不器用な愛しさに、胸の奥をぎゅーっと甘く締め付けられている仁人。
そんな仁人の心の声など知る由もない俺は、「俺の好き度が足りないせい」だなんて夢にも思わず、一人でパニックになっていた。
え、待て。
ってことは、これから人間に戻すために、俺は何度も仁人にキスしなきゃいけないのか……!?
俺の心臓、最後までもつかこれ……っ!?
至近距離で見つめ合う、ヤンキーの俺と、子猫の仁人。
静かな部屋に、二人の重なるような爆音の心臓の音が響き渡っていた。
いや、気まずっ
By勇斗
fin
コメント
3件

大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好きヤバいっす今回マジで進展しすぎてヤバいです、、、次回も楽しみにしてます大好き連呼はストーカー過ぎましたごめんなさい
ああ、もう……これは反則ですよ、mo-さん(笑)。マタタビでトロンとしちゃう子猫の仁人くんも可愛すぎるし、それで理性ぶっ飛ばす勇斗くんの心境が痛いほど伝わってきて、読んでるこっちが照れました。「猫に本気になるヤバい奴」って自分でツッコミ入れるところ、笑ったけどすごく好きです。そしてキスしても戻らない→「好き度が足りない」って気づく仁人くんの解釈、呪いのルールとしてちゃんと効いてておもしろい。一瞬だけ手が人間に戻る描写、ここからの展開が気になりすぎます!