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その噂せいで今では私に関わろうとする人は居なくなったそして私自身も怖かった

噂が本当の様な気がして…


伊藤「…東は優しいな」


千菜「…え?」


私が優しい…?

そんなわけないよ、伊藤先生はたまにおかしな事を言う


伊藤「いや、こっちの話

そうだな…東には話しておくよ」


伊藤先生はいつも笑ってて笑顔が似合う人だった

だけどその時の先生はどこか悲しそうに見えた

そして何かを決めたように先生は私に話してくれた


伊藤「俺さ生まれつき病気なんだよ」


え…先生が病気…?

あまりに軽く言うから…それにそんな感じには見えなかったからその話が半信半疑だった

私の知っている先生はいつも温かく迎えてくれて、明るくていつも笑顔でいる人だから…


伊藤「…そんな風に見えないだろ?

ずっと手術や治療を繰り返して来たけど、本当はいつ死ぬか分からない」


いつ死ぬか分からない…?先生が…?


伊藤「生まれつきなんだ

なんとか運良く命繋いでるって感じで、だからもしそうなったとしても俺はそういう運命だったって事さ

だから東のせいじゃない

そうなったとしても絶対自分を責めないって約束できる?」


いつもと違って真面目な先生の目

先生は本当の事を言ってる

嘘を言ってる目じゃないし、先生はそんな人じゃないのを知ってる

今まで話さなかったのは私の為?

そして話したのも私の為…

先生がもし、万が一居なくなってしまった時、私が自分を責めないように…?

先生に心配かけてるのは分かった

そんなの駄目…


千菜「…分かりました。約束します…」


先生は良かったと笑顔で返した

そして笑顔に戻り鼻歌を口ずさみながら仕事を始めた

先生はそれ以上何も言わなかったし私もそれ以上何も聞かなかった

私はベットの方に行き、靴を脱いでベットに上がった

ごめんね先生。私…嘘ついた


伊藤「あ、そういえばちゃんとご飯食ってるか?

また野菜ジュースだけとか言わないよな?」


千菜「野菜ジュースだけです」


伊藤「はぁ…お前また少し痩せたぞ?

料理出きるんだからしっかり食べろ?」


千菜「…めんどくさい…

たまに作って食べてるから大丈夫です」


伊藤「東のたまには月に2、3回だからな…

いつか倒れるぞ」


千菜「…今日はお弁当持ってきた」


伊藤「お、えらいえらい。しっかり食べろよー」


千菜「…先生…私…告白された」


伊藤「おー、そうか…って…え!?」


拍子抜けした声…

やっぱりビックリするよね


千菜「同じクラスの人なんだけど…」


伊藤「…そうか…で、どうしたんだ?」


千菜「…もちろん断った

私に関わってほしくないし、それに…面白半分だったのかもしれないし…

まぁ、私に関係ないから…」


伊藤「そっか…そろそろ寝な

俺も仕事するし

1時間目が終わる頃起こしてやるから」


千菜「うん…ありがとう先生…」


私はゆっくり目を閉じた

君が嫌いで…好きでした。

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