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好きの向こう側

第64話 - ？？？の向こう側

2,012

2025年10月10日

#BL

#渡辺翔太

#SnowMan

#阿部亮平

#あべなべ

#恋愛

花凜

🗒️仮題:遅漏の向こう側

処方一日目

夜の営みの後、喉が渇いたと言った亮平に差し出した。美味しいと言って〝健康茶〟と称するお茶を喜んで飲む亮平。まだ身体に変化は何もない。

翔太💙『ふふっ…』

朝日に照らされたサンキャッチャーの光が寝室に差し込む。虹色に乱射した光は真っ白なシーツを水玉模様に彩った。裸のまま窓に吊されたサンキャッチャーに腕を伸ばすとベットが沈み込んでバランスを崩した。後ろを振り返ると寝返りを打った亮平が、裸のまま豪快に足を広げて大の字になった。

翔太💙『ヤダ//寝てる時でも変態////』

そっと上からタオルを掛けた。今日はオフなのでゆっくり寝かせてあげる。邪魔にならないようにベットの端の方で二度寝した。

亮平💚『ギャァ〜嘘でしょ…翔太とはもう住めない』

寝ぼけ眼を擦る俺。寝室のサイドボードに置かれた物を見て絶叫し青ざめる亮平…

翔太💙『おはよう亮平どうしたの？』

亮平の視線の先に目をやると、昨日ふっかさんが買ってくれた薬膳茶の袋がそこにはあった。しまったすっかり片付けるのを忘れていた。袋に手を伸ばすと、亮平は触るなとものすごい剣幕だ。

亮平💚『これ…どうしたの？』

翔太💙『ん？ふっかさんが買ってくれたんだよ？』

亮平💚『信じられないもう俺たちおしまいじゃないか…解散だ！』

何？ストレスでとうとう可笑しくなっちゃった？あっ薬膳茶ってイライラにも効くんじゃない？

翔太💙『目覚めに飲む？』

〝飲む？〟うん〝吸うんじゃなくて？〟はぁ？

乾燥◯麻か何かと勘違いしたらしい…俺は〝昨夜飲んだお茶だよ？健康にいいお茶〟とだけ言うとまだ疑わしい目で袋を睨みつけていた。亮平のせいですっかり目覚めてしまった。ベットから降りようとすると、腕を掴まれて引き戻された。〝だぁめ〟とか言ってる。

翔太💙『ねぇ見て見てぇすっごく綺麗でしょ？』

燦々と降り注ぐ太陽は先程より高い位置まで登り、サンキャッチャーを通して部屋に差し込んだ水玉模様の光は〝あれぇさっきと違う〟不思議そうに首を傾げた俺の後ろから抱き竦めた亮平は首筋に舌を這わした。〝ねぇ聞いてるの？亮平！〟

亮平💚『いつからそんなロマンチストになったの？』

翔太💙『光の反射が朝一番の時と違う…なんで虹色に光るの？』

亮平💚『ふふっ…入射角の違いだよ。太陽の光が今絶妙な位置にあって全反射してる。太陽の光は波長の長さが違うから曲がる角度も異なるから虹色に光る。ガラスを通す事で光を屈折、分散させて７色に…綺麗だね////』

〝聞いても意味わかんない〟クスクス笑いながら回した腕にグッと力を込めた亮平はゆっくり後ろに倒れるとベットボードを背もたれにして俺の胸の突起を摘んだ。お尻に亮平の熱茎が当たっていて恥ずかしい…

翔太💙『元気になってる…//』

亮平💚『ふふっなんか頭使ったらムラムラしてきた』

へっ？まっまさか早速お茶の効果かな・・・どうしよう毎日ムラムラしちゃわないよね？耳を舐め回しながら胸を弄ると俺の方も元気良くなる。

翔太💙『ンンンンッやめてよ…////変な気分になっちゃう//』

〝バカだねぇそうさせてるの〟腕を伸ばし頭に手が届くと前屈みになった亮平と唇を重ねた〝ムラムラするぅ〟と言った俺に舌を挿し入れ、貪られるがままに身体を預ける。

翔太💙『リョウ…ギュッてして////ンンンッ馬鹿そこじゃない』

屹立をグッと掴まれ足をバタつかせると耳元でクスクスっと楽しそうに亮平は笑った。仕返しに振り向いていきなり亮平の熱茎を掴むと口に含んで手で扱くとみるみるうちに硬くなる。頭を持ち上げると与えられる快感にガクッと頭を下げベットボードにゴンと音を立ててぶつけて痛そうだった。

今度は俺がクスクスって笑う番だった。伸びて来た亮平の長くて細い腕を掴み手を握ると、丁寧に熱茎を愛した。時折反応を見ながら先端を舐めると気持ちよさそうに肩を窄めてブルブルッと肩を揺らす仕草が可愛い。

翔太💙『気持ちイイの？亮平？』

亮平💚『んっ上手////すっごく気持ちイイ…』

ついつい嬉しくって扱く手に力が籠ると下腹部に力が加わったのが分かり、手を離し口に含んだ。先走りを舐めとるように舌を這わして顔を上下すると、片方の腕を伸ばした亮平は俺の胸の突起を弄っている。〝邪魔しないでよぉ〟クスクス楽しそうに笑った亮平は〝一緒に気持ちイイ方がいいでしょ〟って言ってる。

翔太💙『気持ちイイと言うより腰が疼いてイヤらしい気分！』

亮平💚『ふふっ//それの何が問題なのさ？』

ベットボードに頭を預ける亮平の所までよちよち歩きで近づくと耳元にそっと囁いた。二人の屹立が重なり合ってなんだかくすぐったいし恥ずかしい。

翔太💙『早く入れて欲しくなるじゃん////』

*亮平💚『へえっ？それの何が問題*？』

全く…分からず屋…再び耳元に近付いて手を揃えて耳打ちする〝今日はいっぱい抜いてあげるから//長持ちでいてね〟亮平は目をまんまるくすると、もう笑っていなかった。なんかいけないこと言っちゃった…

翔太💙『亮平？ごめんどうした？亮平！』

亮平は今にも泣きそうな顔で部屋を飛び出して行った。そんな…どうしよう。悲しい顔してた。

慌てて後を追うと、お風呂場の方へ逃げるように入って行った。脱衣場の扉に鍵を掛けられていて入れなかった。扉を何度か叩いて声を掛けるけど亮平の泣き声だけが響いた。

裸のまま脱衣場の部屋の前に座り込むと亮平が出てくるのを待った。

二、三十分経ったろうか？ゴトゴト音がして扉が開くと顔を上げ亮平を見ると、男らしく濡れた前髪をかき揚げ、腰にはタオルを巻いて出てくると涙で頰を濡らす俺を見て優しく笑った。その笑顔で安堵した俺は亮平が曇って見えないくらい涙が溢れて止められなかった。

翔太💙『ごめんなさい…』

亮平💚『あらあら…どうして謝るの？ごめんねもう大丈夫だから。ねっ？泣かないで翔太』

抱き抱えられて再びベットの上に二人並ぶと、柔らかい手で頰を撫でた亮平は〝よぉしヤリますか〟なんて言ってるけど、〝何を？〟

亮平💚『エッチの続きだよ？しっかりお風呂で抜いてきたから！ほらさっさとケツ出しやがれ！』

翔太💙『イヤぁ！何でそうなるんだよ！俺が抜くのじゃダメなの？なんでよ！』

亮平💚『はぁ💢ムカついた！俺が悩んでもいない事が勝手に翔太のせいで独り歩きして…悩んでるのは俺じゃなくて翔太でしょ？この数日間俺がどんな気持ちだったか…ほら抜いて来てやったからケツだせよ』

翔太💙『いっぱいエッチしたいって思っただけだよ…ううっ…傷つけるつもりなんて…うわぁーんなかったのにごめんなさい』

急に目の前が暗くなって抱き締められているのだと分かった。ボディーソープのいい匂いに包まれて、亮平の心臓の拍動が俺の頰に伝わった。耳を当てるとドクンドクンと心音が聞こえる。

亮平💚『ごめんねさっきのは意地悪だった。次からは翔太に頼むね…翔太に無理させてるんだと思ったら情けなくって…素直じゃなくてごめんね』

翔太💙『分かった…でも俺無理してないよ？俺の解してくれる？亮平のは俺が気持ちよくする』

四つん這いになった俺は横たわる亮平の熱茎を再び口に含んだ。亮平は俺の後孔を舌を這わして解していく。ゆっくりねっとりと舌を這わし侵入してきた亮平の指を咥えたソコはグチョグチョと音を立てた。ローションを塗り指が増えるたびにゾクゾクと腰が疼いて膝が揺れる。

翔太💙『ンンンンッ//あん…やっあっはあっ//リョウ！ンンンンッ！』

亮平💚『お口がお留守だよ？気持ちよくしてくれるんでしょ？翔太だけ気持ちよくならないで』

腰が勝手に触れて恥ずかしい。震える手で亮平の屹立を掴むと必死にご奉仕する。後孔がグチョグチョ音を立てて亮平の指を咥えている。快感に疼く身体は制御できず、口から離れた亮平の屹立を両手で掴んで必死に耐えた。

翔太💙『ンンンンッ//あんあんンッヤァッなんか…くるぅ////イヤァ…』

亮平💚『バカ…何処掴まってんだよ💢離せよンンンンッ////』

亮平　side

俺の屹立を支えに中イキした翔太。顎を上げ快感に腰を揺らす翔太に顔射した俺…

〝ごめん…大丈夫？〟泣きそうな顔をして俺を見た愛液に塗れた翔太の顔を綺麗に拭いた。

亮平💚『えっと…ごめん////早かった？』

翔太💙『ふふっ気にしてんじゃん//亮平は寝っ転がってて！俺が動くから』

ふぅ〜と言いながら目を瞑り俺の熱茎をゆっくりと自身の中へ挿れている。両手を繋いで見守ると半分程入ったところで、眉間に皺を寄せた翔太が瞳を開けて視線が重なる。〝大丈夫？平気？〟ニコッと笑った翔太は〝全部入った？〟と聞いてきたけど、〝まだまだですよ〟とは言いづらく後もうちょっとと言うと、腰を掴んでゆっくりと下へと引き下ろした。そっと俺の肩に手を置くと前傾姿勢になって腰を揺らした。

確かにこれなら長持ち君だ。

それにしても最高の眺め…翔太は快感を避けるように腰を振ると時折当たるスポットに天を仰ぎみては爪を立てた。額に光る汗が美しく白磁の肌に虹色の光がまだら模様が映り込んだ。翔太の花茎に触れ先端を擦るとビシッと手で弾かれた。

翔太💙『ンッ馬鹿やめてよ』

亮平💚『もう待てないな…何度も繋がろう？』

腰を掴んで下から突き上げると、急な刺激に翔太は慌てて肩にしがみつき首筋に顔を埋めた。

翔太💙『ヤダ…まだだったのに！ンンンンッ』

亮平💚『ふふっ可愛いんだもん…意地悪したくなる////膝に力入れてちょっと浮かせてくれる』

翔太は言われた通りにすると、俺は隙間を埋めるように何度も下から突いた。お尻を掴んで後孔ギリギリ所で腰を引くと再び奥を目指して突き上げる。そのたびに爪を立てて首元に顔を埋め鳴き叫び快感に耐える翔太は可愛い。

上下逆になると疲れ果てた翔太はベットに突っ伏したまま、俺は平べったくなった翔太の身体に密着するように腰を擦り付けると翔太の中に何度も精を出し切った。

亮平💚『どう？早かった？』

翔太💙『最高に気持ちよかった…でももう少し長めでもイイかも////まっ待って…違うもう一回って意味じゃない💢もう今日はイヤぁ〜////』

〝可愛い事言う翔太が悪い〟