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「ご機嫌よう。グレイス・ベックフォードでございます」
淑女の礼を解き、身体を向け直して玉座に腰かける陛下にも一礼する。
軽く手を挙げて受け取った陛下が、グエンタール国の使者団を見やった。
「すでに知っている者もいるだろうが、順に紹介しよう。第一王子のサイラス・バークレイ、ゴーラム外交大臣、第一王子の護衛騎士であるランドルフ・ロス、そして、法務大臣のベックフォード公爵の娘であるグレイス・ベックフォードだ。この席には彼らを同席させていただくが、よろしいか?」
問いかけているが、あくまで形式的な確認だ。
無論この場は『是』であるべきだが、使者団の中に動揺が広がっているのが見て取れる。
その理由はもちろん、この私だ。
音もなく騒めく視線を牽制するように目を向ければ、紺色の瞳とかち合う。******************
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