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-8月-
病室
S「………」
目を開けると、病室の天井が映った。
周りを見ると、僕の体には点滴がたくさん付けられていた。
気づけば、僕の目からはたくさん涙が出ていて止まる事はなかった。
S「……(やっぱり…僕なんて、生きてちゃ……!)」
M Y「千ト!!」
Y「また吐血して、ぶっ倒れたって聞いたが…大丈夫かよ…!?」
M「あれほど無理はするなと…!!」
S「……(あれ、“誰だっけ“…2人の名前が出てこない……)」
さっき見た夢を見たせいか、僕は一時的な記憶障害をおこしていた
M「…せ…千ト?」
S「え……っと、……うあぁぁっ……」
僕は泣いてしまった、涙がまたたくさん、溢れ出てきた
Y「っ…!おい!大丈夫か…?!」
顔のよく似た子が僕の体をゆする
M「…左手…!頭に強い負担をかけないでください…!」
Y「あ……わ、わりぃ…」
S「……あ…!!(そう…だ、2人の名前は…!)…左手くん…右手くん…だ、、!」
大切な友達の名前を忘れていた自分がひどく憎かった…
S「……ご…めんなさいっ…!!うわぁぁぁ…!!」
M「千ト!?きゅ、急にどうしたのですか…?」
Y「……(もしかして…一時的に記憶でも失ったか…?)…」
2人はとても焦っていたが、右手くんは優しく頭を撫で、左手くんは僕にぎゅっとしてくれた。
その時、病室のドアが開き
医「星喰右手さん、星喰左手さん…少し、よろしいでしょうか?」
Y「あぁ、?」
M「私たち…ですか?」
医「はい…お話しすることがあって、」
M「…わかりました、左手、行きますよ、」
Y「……あぁ、(あの顔…どっかで見たことあるな…)」
S「…?ふ、2人とも、どこか行くの…?」
M「大丈夫です、すぐ戻ってきます、」
Y「またぎゅってしてやるから、いい子に待っとけ、」
S「……絶対だよ?」
M Y「えぇ、/おう、」
別室
M「……お話し、というのは?」
医「その…先ほどまで千トさん…妙な感じになっていませんでしたか?」
Y「妙〜?…まー確かに急に泣き始めたり…何かを“忘れた“…みたいになってたな、」
医「……千トさんは、悪夢を見られていたそうです、」
M「……なるほど、」
医「もしかしたら…夢の中にお二人が出てきて、何か言ったのかもしれません…」
Y「……へぇ〜、(あの場にこいつはいなかったのに、なんで千トが妙になったり、『夢を見た』って断言できるんだ?)」
M「…なるほど、話はこれで終わりですか?」
医「はい、お時間をとらせてしまい、すみませんでした…」
M「いえ、貴重なお話し、ありがとうございました…」
医「では、私はこれで、失礼します、」
Y「…なぁ兄貴、」
M「なんですか?左手、」
Y「あの医者…どーっかで見たことない?」
M「…やはり、左手もそう思いましたか、」
Y「あぁ…あいつ、あの場にいたわけじゃねぇのに、何もかも知ってやがった、」
M「えぇ…まるで、“千トを利用している“ような…」
Y「まだ決まりてわけじゃねぇが…俺はそれをしてるテイで動くぜ…」
M「私も同感です、」
Y「…んじゃ、まずは千トから話を聞いてみるとすっか、」
M「……あの方もお呼びしましょうか、」
Y「…あの方って……あぁ、あいつか、」
M「…えぇ、あの人の“目“ならなんでも見れるので、」
Y「…ほーんと、兄貴って人使いが悪いな…」
M「千トが『他のハウスの人とも仲良くしたい』と言っていたので、
?「この病院に、-皇千ト-が入院していると聞いたが…間違いないか?」
看「皇さん…?……はい、そうですが…」
?「そいつから話を聞きたい、部屋はどこだ?」
看「◯◯◯号室です、」
?「わかった、助かった」
?「……ちっ…(ナイトアウルの記録者達は何を考えてやがる……)」
?「…はぁ、めんどくせぇ…(早く終わらせるとするか…)」
コメント
3件
読むの遅れてしまった! 最後のあの方ってまさか仁君…? 続き楽しみー!!(*^ω^*)