TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

今日、転校生が来るらしい。

名前は確か、『一重 逸早』

まぁ、クラスは違うらしいしいいか

「授業を始めるぞー」

いつもの声。

あ、いい演出思いついた

「えー、__________」

もうみんな慣れて注意もしてこなくなったな、


〜〜

キーンコーンカーンコーン、といつものチャイムが鳴る。

今は昼。

司くんを迎えに……

「類ーーーーーっ!!!!」

あ、来たね。

「はいはい、ほら、行こうか」

手を繋ぐ。

この動作も慣れた物だな、

「おや?今日は先客が居るみたいだねぇ」

「む、そうだな」

少しむす、としているのは恐らくいちゃいちゃしたかったのだろうか、可愛い…

「ん?……あ!」

何か気付いたような目で見る彼は恐らく『一重逸早』。

黒髪に赤いメッシュ、青い瞳。

間違いない。彼は『一重逸早』だ。

「もしかして、君は転校生の『一重逸早』くんかな?」

「む?そうだが、というか、……そっちは、『変人ワンツーフィニッシュ』とかいうあの天馬司と神代類、か?」

「なぬっ!?知っていたのか!?」

「『あいつらには近付くなよ』って散々言われたんだ」

「はぁ……」

生徒にとって僕達は『要注意人物』か『爆弾魔』か何かなのかな、

まぁいいや、まず弁当を食べないとね。

「隣、失礼するね」

「ん?あぁ、どうぞ?」

……にしても、『一重逸早』くん……ねぇ、司くんに似ている所があるなぁ、ふふ、司くんと一重くんは良い友人になりそうだねぇ

ま、知らないけどね

「そういえば司くん、脚本の調子はどうだい?」

「ひとまず完成したぞ!」

「そうかい、あ、それとね!いい演出を思い付いたんだ!とりあえず後で『スター養成スーツ』を着てくれないかい!?」

「嫌な予感しかせんぞ、」

弁当を取り出しながらショーの話をする。

なにやら一重くんがじっとこちらを見ているけどまぁ面倒くさそうだから放っておこうか()

そういえば、今日は急用があるのに母さんに伝えそびれていたな、食べ終わったら電話しないと__

バァンッ!!と大きく音が鳴る。

「つっかさくーん!!!るいくーーーん!!!こんにちわんだほーいっ!!!」

「はぁ、えむ!!!何回『侵入してくるな』と言えば分かるのだ!!こっちはお前を隠すので必死なんだぞ、!!!!!!」

今日もえむくんはわんだほいだね、と言って、弁当の蓋を開ける。

そこには野菜が入って、、、、、ないはずだが。

1つの緑が目に入る。

それは紛れもない、小さめのブロッコリーだった。

「司くん」

「おい」

「つかさくん……」

涙目の上目遣いで司くんに懇願する。

そうすると司くんはだいたい『ええいわかったから!!』と野菜を食べてくれる。

たまに食べてくれない時もあるが。

「るいくん!あたしが食べてあげるっ!」

「本当かい?ありがたいよ。えむくん。」

「えへへーっ、」

まぁそういう時はえむくんを頼れば何とかなるしいいか。

一重くんは少し居心地が悪そうにしているな、僕達だけで話しているからだろうか、?

「ねぇねぇ!あなたはだあれ?あたし鳳えむ!よろしくねっ!」

「よろしく、って…?俺は一重逸早!今日から入ってきた2-Cの転校生だ!!」

「よろしくねーっ!イチハヤくんっ!!」

あぁ、えむくんと仲良くなれそうだな、

僕には関係無いかな

なにやらえむくんと一重くんで話が弾んでいるが、気にしない気にしない。

弁当を食べてから司くんに演出を話そうかな。司くんは礼儀正しいからね。食べながら話すと怒られてしまいそうだよ、

(食べ終わった後)

「君…一重くん、だっけ?」

「ん?あぁ、そうだぞ!」

「僕は君には近付かない。だから君も、僕に近付かないでくれ。分かったね?」

「?わ、かったぞ!!」

「……」

ニコ、と笑ってその場を後にする。その時には司くんもえむくんも誰も居ない、2人っきりだから言えたこと。

一重くんは恐らくとても素直。

でも、純粋だ。

だからこれが『僕にとっても、君にとっても最後の忠告』ということを分かっていないだろうね。

一重くんが『司くんと同じ』、もしくは『似ている』なら……


僕に、受け止めきれない程の優しさをくれてしまう。



〜〜

「司くん」

「む?なんだ?」

放課後、司くんの家に泊まることになり、一緒に向かう。

「そういえばイチハヤ、あそこのビルで仕事してるらしいな」

「へぇ、そうなのかい?」

今話題のビル。

1階は猫カフェ、2階はジャズカフェ、3階はペンギンカフェ、4階は病院カフェ、5階がガンカフェ、6階が食べれる花のカフェ、7階が星空カフェ……だったかな?

まぁ興味は無いからあんまり覚えてないけど、そんな感じだった。

「寄っていくか?」

「僕は……」

昼の事を思い出し、やっぱりやめておこうかな、と思う。

だが、彼は1階の猫カフェ店員だったはず。

「猫はあまり好きでは無いんだ、だから1階以外ならいいよ?」

「そうか、なら……まず、6階に行こう!!」

驚いた。食べられる花に興味があるなんて思いもしなかったし、もっと他の4階とか、2階から順番に巡ったりしそうなものだと思っていた。


「それじゃあ、行こうか」

「あぁ!」

loading

この作品はいかがでしたか?

52

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚