コメント
2件
おぉーっ!!待ってました!!!✨ 偽物とたたかうシチュ、、、!めちゃくちゃ良かった!! 先に倒し終わった黒美と紗知が、怜とアズを助けに手助けしに来てくれるの最高すぎました!! かなり満身創痍だけど、無事に倒し終わって良かった〜〜! 今回のも面白かったです!✨お疲れ様ですー!!
まぁまぁ戦闘系( ‘-‘ )
急に始まって急に終わる
オリキャラ注意
お互いがお互いの偽物と戦う
黒美side
「ぁ~、受信感度どう?こちら怜のニセモンと交戦中、オーバー」
耳に付けている小型無線機で連絡を取り合う
木の上で羽を広げ、足を組みながら怜に状況を伝える
怜からの返答を待つ前に先手必勝と、そこら辺にあった木の枝を試しに投げてみる
するとニセモノの怜はまるで獣かのように姿勢を低くし、木の枝をキャッチしては有り得ない速度で投げ返してくる
っ…!?と、少し驚きながらも避けるが顔の横を掠め、頬が切れて血を流すと同時に小型無線機を何処かへと飛ばされる
「なるほどね…コピー元が元々持ってる力を最大限までコピー如きが出してる感じね…」
顔は完全に再現されてないみたいだけどあのグルグルに触れたらヤバそ~…そんなことを付け足すように言ってはどのように戦うかを考えていた
相手の顔に口は存在せず、目は空洞のようになっており大部分は渦のようにぐるぐると回っている
戦い方を考えているうちに相手は行動に移し、こちらに向かって突撃してくる
完全に怜の能力を最大限まで引き出した戦い方をしている
「悪いけど、こっちだってニセモンに構ってあげれるほど暇じゃないの」
こっちも最大限までやらせてもらうよと、その瞬間にぐっと足に力を込め、相手に襲いかかる
足に魔力を込め、そこそこの力で蹴るがドロっとした感触と共に相手の顔は一度歪んだと思えばカクっという音と共にすぐに元に戻ってしまった
なるほどね…とりあえず少しの隙があるうちに無線機を回収しよう、そう思い飛ばされた無線機がある方へと走る
サッと回収出来たのは良いものの、相手に背を向けてしまった
すぐに敵が元々居た場所へと目線を戻すが少しだけこちらの方が遅れていた
瞬きをした瞬間にどこから来たのかは知らないが上へとのしかかられてしまった
相手はいつも怜が使っている刀のコピーを持っており、ぐっとその腕を上へと振り上げる
命の危機を感じた故の防衛本能なのか、地面に黒美自身の魔力を広げ謎の言葉と共にその魔力の中から他人類を捕獲するための鎖が無数に出てくる
相手の表情は相変わらず読み取れないがきっと困惑している事だろう
あれは普通の鎖とは違い、魔力で固められているため他人類の捕獲専用で使われている
ジャラジャラと鎖をちぎろうとする相手だがこの鎖は黒美自身の体力や魔力が尽きるか黒美が自ら解除するかしかないためちぎれるわけが無い
なのでこの間にもどんどん黒美の体力は削られているがそれでもどこが弱点なのかと、ゆっくりと探る
すると相手の心臓が何度も小さく赤く光るのが見て取れた
なるほど、あそこね、そう思いさっきまでニセモノが握っていた刀が鎖の衝撃により飛ばされたのでそれをすぐに回収しては「へぇ~、これって意外と重いんだね…」そう言いながら刀を片手に持っては心臓目掛けて思いっきり突き刺す
ベチャッとした謎の液体が飛び散り、ニセモノは跡形もなく少しずつ溶けていった
うわ、きたな…そう言っては身体にまとわりついたドロドロをできる限り取り、すぐに怜に連絡を取る
「こちらニセモンの排除完了オーバー 」
「そうか、なら良かった、連絡取れなくなった時は流石に焦ったけどな」
笑いながらそう言う怜の後ろでは風が何度も物凄い勢いで通り過ぎる音が何度も聞こえる
「あ、そうそう、言い忘れてたけど心臓ね、心臓が弱点だからそこを狙って」
「有益な情報感謝する、こちら黒美のニセモノと交戦中オールオーバー」
勝手に会話終わらせないで欲しい…なんて思いながら怜のカバーに行ってあげるかと怜が戦っている方面へと歩き出した
怜side
「こちら黒美のニセモノと交戦中オールオーバー」
勝手に会話を終わらせてしまって申し訳ないとは思っているが今はそんな状況じゃない
半人間の自分と違って相手はまるで虫のように高く素早く飛び回る
もし相手が黒美の持久力もコピーしているのであれば良かったのだが生憎そんな事はなさそうだ
相手は無限に飛び回り、こちらに隙を与えない
なんとか寸前で刀で相手の攻撃を抑えているが、それでもそろそろこちらには限界が来そうだ
木の間と間を駆け回り、相手の背中を取っては切る
切った瞬間、少しだけだが隙が出来る
その一瞬を逃さず一発蹴りを入れては地面へと叩き落とす
心臓を潰さない限りこいつは永遠死なない
そんな事はとっくに分かっているため刀を強く握り背中から突き刺そうと振りかざす
その瞬間に有利だった自分の立場は一気に逆転し、相手はくるっと体勢を変えこちらを向く
俺の腕を掴み、その反動で刀が飛ぶ
そのまま、腕が無理矢理引っ張られ投げ飛ばされる
変な方向へと腕が引っ張られたので肩がガクッという音と共に脱臼したのが分かった
それと同時に、投げられた先にあった木の幹から分かれている木の枝に思いっきり腹に突き刺さる
だんだんと腹に血が滲んで行くのを少しでも抑えようとなんとかするがそれでも血は止まらない、不幸中の幸い内蔵は避けたようだ
向かってくる相手に立ち向かおうとなんとか木の枝を抜こうとする
案外深いのか、中々抜けなく目の前まで黒美と同じように飛んで来た相手は首を横にカクカクと鳴らしながら近づいてくる
終わったか…?これ…そう思った瞬間、無線機に音声が入る
「標準完璧、今度なんか奢ってよね」
それと同時に発砲音が自身の耳にうるさく響き、目の前の相手は弾け飛びドロドロとした液体が身体の至るところにかかる
発砲音に驚き、反射的に目を瞑ってしまったが目線を前に戻すと黒美がそこに立っていた
「あっちゃ~…こりゃあ派手にやられたね…」
ちょっと痛いよ~なんて言いながら、俺の右腕を軽く回しながらぐっとはめるように押し込む
荒治療にも程があるだろ…と思いながらその勢いのまま木の枝から引き抜く
これはさすがに痛く、顔を顰める
「押されてる怜の事久々に見た気がする…」
そう独り言のように言っている黒美を見ては自分でも確かになと心の中で勝手に頷く
それと同時にあの拳銃はどこから来たモノなのかと考えるが、多分あれは黒美の魔力で作られた特性のやつなんだろう
黒美が来てくれなかったらどうなってたかと思えば思うほどゾッとする
「さ、早く帰ってちゃんとした手当てするよ」
そう考えている間にも簡単に自身の腹は手当てされており、感謝を伝えきる前に黒美に担がれる
そのまま飛んで帰るつもりなんだろう、せっかくだし今日だけは黒美に甘えるかと素直に従うが、見てたなら助けろよと冗談っぽく言ってみては自分自身疲れているのか瞳をゆっくりと瞼の裏に隠した
「こちらのチーム、二体のニセモンの排除完了、オーバー」
紗知side
「こちらのチーム、ニセモンの排除完了、オーバー」
そう黒美からの連絡が来る、それに対して簡単に返事を返す
「了解です、私達も早めに終わらせます、オールオーバー」
そう言って無線機を切る、自分の相手はヴァンパイアであるアズのコピーだ
ヴァンパイアは夜が更けると本来の能力を発揮する
太陽はもう半分沈んでいる
これはもうさっさと終わらさないと面倒臭い事になる、そんなのは分かりきっている
手につけている自身の力を制御している手袋を外しては、それをヘアゴム代わりにし、髪を乱雑に結ぶ
結んだ瞬間に走り出しては木の幹を掴み、その調子のまま木を折っては相手に向かって投げようとする
その瞬間に相手はアズの能力である自身の血を操るというのを真似しているみたいだがそれでも完全にはコピー出来てはいないみたいだ
いつもより飛距離が短く狙いが正確ではない
これなら余裕だと思い、少し近めの距離で木を投げる
案の定相手は反応出来なかったようでこちらを向いては何も出来ずに大木が刺さる
不幸なことに心臓には当たらなかったようだが相手に隙を与える事は出来た
そう思ったがどうやら相手は自身の視界の左に端に行ってしまったようだ
自分は右目と左目で色が違い、左目がほとんど見えない状態であり、端に移動されればされるほど敵は追いにくくなる
日は完全に沈み、夜が来る
そうなると相手は本領を発揮し始める
アズと同じでヴァンパイアとしての力を最大限にまで引き出す事が出来るはず
「もう夜ですか…こちらも出し惜しみはしませんからね」
手を何度か握っては開いてを繰り返す
軽く腕を回しては全力で走り、相手に殴り掛かる
その瞬間にサッと素早く避けられるがそちらも負けじと素早く目で追い、相手が再度自身の視界の端へと動く前に一度殴り込む
相手が遠くへと飛ぶと、相手の腕や足は変な方向へと曲がっている
だが瞬きをするとその手足は元へと戻りこちらへと手に黒い渦を纏い、襲いかかろうとしてくる
その瞬間に自身の頭に物凄い痛みが押し寄せる
過去に自分たちを襲ったヴァンパイアと今目の前の奴を重ね合わせる
能力暴走の前は必ずこうなる、駄目だと分かっていてもヴァンパイアを前にするとどうしても制御が効かなくなる
一瞬フラッとしたかと思えば、先程とはまるで別人のような動きで相手に再度襲いかかる
素早く相手の首元を掴んでは何度も胸元目掛けて殴り続ける
殴る度に黒いドロドロとした液体が飛び散り、相手の心臓に穴があく
相手が完全に消滅し、それと同時にこちらはふらふらと歩き出しては生えている木に手を置く
いつもの能力暴走ならこのまま無差別に人を襲う
そんな事はやりたくない、それは紗知も分かっているが止められない
息が荒くなり、汗が滴る、地面に落ちている少し太めの木の枝を拾っては唇を噛み、それを思いっきり自分の手の甲へと突き刺す
その瞬間にあまりの痛さに目頭に涙が溜まり、小さく呻き声を上げる
そうすると、ふっと我に返り膝に手をついては少し休憩し手の甲に刺さった木の枝を引き抜く
その際にも小さく声を上げ、その場にまるで気絶したように倒れ込む
「はっ、ぁ…は、はっ…」
荒い息が森の中に消えていく
自分で刺して出来た手の甲の穴を満月に晒しては端に少し残った黒美から与えられた紋章を見詰める
「また付けてもらわないとですね…」
そう言っては手の甲の止血をし、髪に縛っていた手袋を外しては手にはめ、アズに連絡を入れる
「こちら偽物の排除完了しました、オーバー」
「流石だな、こっちはまだちょっと時間かかりそうだ」
「了解です、オールオーバー」
いつものように軽い会話を交わしては通信を切る
ため息をついては立ち上がり、アズの方のカバーへと足を向かわせた
アズside
「こちら偽物の排除完了しました、オーバー」
紗知のいつも通りの声が無線機から聞こえる
今俺の目の前には普通の人なら絶対に持てないであろう大木を持っては無限に投げつけてくる紗知のコピーから逃げ回るのに必死だ
こんなの俺に勝てるのか?欠陥品の俺が
そう思いながらもこちら目掛けて投げてくる大木をどうにかしようとキャッチボールの要領で自身の血液で縛るように掴んでは投げ返す
ただし、やはり大木は当たり前だが重い
体重が大木の方へと持っていかれ足元がふらつく
「っ…死んででも勝つしかねぇなこれは」
そう思ったが後ろから自身の肩に手を置かれる
「貴方に死なれたら困ります、なので仕方く助けに来てやりましたよ…」
珍しくしっかりと助けに来てくれた紗知にようやく心開いてくれたか~?なんて言ってみると思いっきり足を踏まれる
流石にこれは痛い、軽く溜息をついてははいはいと返事をし戦闘態勢に入る
2対1だ、これなら勝てる、そう調子に乗り思いっきり走り込んでは相手の蹴りが飛んでくる
その衝撃でこちらの攻撃を繰り出そうとしていた片手が吹き飛ぶ
だが今はそんなのを気にしている暇がない、そう思っては気絶をしないように自分の舌を思い切り噛んでは飛び散った自身の血液で血液感染を起こそうとする
だがそれを心配した紗知がカバーに入ろうとしたがそれを片目で少し見ると、片手から血が垂れているのが見てわかった
「お前、さっきの戦いで手怪我してんだろ」
休んどけ、そう言っては紗知がカバーに入るのを手で制す
少し困惑しているような顔をした後に素直に指示に従い、後ろへ下がった紗知を確認しては全力で攻撃を仕掛ける
今夜は満月、ヴァンパイアにとってはとっておきの環境だ
自身の血液を片手に纏っては、足を踏み切り紗知のコピーの心臓目掛けて飛び込む
飛び込んだ瞬間に血液感染を起こそうとするが何度やろうとしても効かない、どうやらコピー相手には感染は効かないようだ
じゃあどうやって戦うか、そう考えている合間にもコピーは紗知の方へと攻撃を仕掛けていた
それに気づき、焦ってはすぐにそちらに身体を向けては走り出し、紗知を守るためにコピーの心臓目掛けて今度こそ仕留めようと飛び込む
満月のためいつもより体の再生は早いがそれでもまだ半分近くしか再生していない
そんな片手が半分ない状態では何も出来ない、だがそんな中でも一つだけ方法はある
そう思っては思いっきり心臓へと噛み付く
コピーといえど身体の中は筋肉で出来ているみたいだ
筋肉が裂ける感覚が歯に伝わる
久しぶりに意図的に噛んだ人体の感覚に軽く興奮してはドロドロとした液体が口内に入ってくるのを気にせずに一心不乱に噛みつく
少しずつ消滅していくコピーを確認しては口を離し、口の中に入った液体を飲み込まないように半分嘔吐をするような形で吐き出す
口の周りの液体を服の袖で拭っては怪我してないか?と問いかけ、若干引いている紗知に手を伸ばす
「今回ばかりは助かりましたよ」
そう冷たく言われるがそれでも少しでも役に立てたのが嬉しく、つい調子に乗ってやっぱちょっと優しくなってるよな?と笑いながら言ってみる
だが、予想外な事に紗知は何もしてこず大分と驚いたが黒美にこちらも終わった報告を入れる
「こっちも終わったぜ~」
「やっぱ2人とも流石だね、けど帰りも油断しないでよね」
そう黒美の軽い注意にはいはいと返してはポケットに手を入れ、数歩歩きだす
「そういう所があるからどんどん私は貴方の事を殺せなくなるんですよ…」
そう言うとアズには聞こえていなかったのかほら早く帰るぞと満月だから再生は早いのか、もう既に再生しきった片手でこちらに手招きをしながら綺麗な満月に向かってもう数歩歩き出していた
オワリ
全く関係の無い話で申し訳ないのですが、これからウォチャレもちょくちょくあげて行けたらなと思います( ᐛ )
ニカイメノオワリ