テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
政治的意図×
宗教的意図×
戦争賛美×
一部の団体を賛美・侮辱等×
独立に関することが出て来ます。
歴史も何もないような状態です。
英帝×植アメ
米国×英帝
家族愛です。
それでもよければどうぞ
「だーりんだーりん、っ!」
「…ん、…なんだアメリカ、上機嫌だな」
読んでいた本に栞を挟み、机に置いた。
いつも集中している時に話しかけてくるなと言っているのに、なぜこうも…
……まぁいいだろう、
私は立ち上がりアメリカを片腕で抱え上げた
こんなに小さな体くらい容易いものである。
「っわ…っ」
「…この程度で驚くな、いい加減慣れろ」
「ごめんなさい……」
「謝るならいい。で、なんだ?」
「っえと…っ//…その…これ、っ!///」
それは白いヒナギクで作られた花冠だった。
やり直したような跡も、
少し潰れている部分もある。
手先が器用なわけでもないのにこんなことするからだ…、
白と草と太陽のような黄色だけの、
単調でくだらないもの。
千切れかけていた葉を一枚根元から抜いた。
不器用で、それでいてどこか優しい。
冠としてはひどく不格好、…だがまぁ、
それを含めてこいつなのだから仕方がない。
「…だーりん…?」
「…いや、なんでもない、…この花はどこで取ってきた」
「えっと…、お庭の人に聞いて、使ってもいい花もらいました、っ」
「…そうか、確認したんだな、この前みたいに突っ走らずに」
「……、はい…」
「怒っていない、褒めているんだ、…で、これがなんだ?どうしたいのか言ってみろ」
「だーりんに…、プレゼントっしたくて…邪魔でしたか、…っ?」
「いい、この程度」
「…………被せなくていいのか」
「っ!…ん…、……へへ…っ//」
「…全く」
子供騙しのような会話、他愛無い言葉、
…こいつも随分私に懐いたものだ、
こんな無防備な顔を見せて、
「…アメリカ」
「?、どうかしましたか?」
「いえ、…ありがとうございます」
アメリカの小さな頭の上に手を乗せて、髪を梳かす様に撫でた
「へぁ、っ…?!///だ、っだーりん…っ?//」
…どれだけ素直んだこいつは
「ん?なんだ、嫌なのか?」
「い…いえ…その…///…少し恥ずかしかっただけです…//」
「ならいいじゃないか、」
「はい…//」
「そういえば、今日はカナダと一緒にいないのか?」
「あ、っはい、フランスのお兄さんと一緒に遊ぶって」
「…そうか、気にするな、何かあったら大変だからな」
「…//」
…今日は海も来ないし、久々にこいつと遊んでやるか、
とはいえ何をするか、
「なぁ、」
「なんですか、?っ」
「したいこととか、欲しいもの、…行きたい場所はあるか」
「…したいこと、ですか?」
「あぁ、久しぶりに時間もあるからな」
「……、じゃあ、…僕、だーりんと一緒に本が読みたいです…っ」
「……、本当にそれでいいのか?本を読む程度ならいつでもここに来て読めばいい」
「っほんとですかっ?!なら…僕、だーりんとお揃いのブローチが欲しい…ですっ!」
「素直に言えばいいものを、買いに行くぞ、早く準備しろ」
「…っ!はいっ!」
「手は離すなよ、」
「…アメリカか、」
「っダーリン…っ、?なぜ税をこんなにかけるのですか、っ?」
「仕方がないだろう、こちらも困っているんだ、それくらいわからないか。」
「っですが…僕たちも生活が…」
「……、勝てばいいだけだ、」
「……………わかり、ました。…」
この日から、アメリカが小言を言ってくることが増えた。
本を読みに部屋に来ることも減って、カナダとの仲が良くなった気がする。
少し屋敷内が静かになった、走り回る音も、転ける音も日に日に少なくなっていた。
…………、
「っ…、ッだーりんなんてもう父さんじゃないです…僕は僕です!!あなたからなんて独立します!!!」
「……何を言っている。」
また言い合いになった、最近毎日これだ、いつもならすぐに納得して本を読むと言うのに、今日だけは妙に言い返してくる。
「あなたから独立すると言っているんです…!!」
「何勝手なことを、お前は私がいないとダメなんだよ…わからないか?!」
「っひ、ッ…」
「…おいおいイギリスぅ、ガキにそんな吠えるなんてみっともねぇなぁ?w」
「ふ、ふらんす兄ちゃ、ッ」
「…フランス、アメリカから手を離せ。」
「は?いやだよw」
「離せと言っている」
腹が立つ、なぜ、どうしてこいつは私から離れようとする、お前には私しかいないだろう、フランスなんて頼りにするな。
「おー怖い、」
「アメリカ、こちらに来い。」
「嫌だ、ッッ!」
「来いと言っている!!!」
「イギリスさぁ、ーーー?」
「は?お前がーーー!!!」
「……、…、っ僕は!!!僕の全力を尽くして、みんなのために独立するからっ…!!」
……あぁそう、ならもう、もう一度教育し直そう、こいつが私から離れようとしないように、
「っ…、」
「…アメリカ、」
…なんで、こっちに来てくれないんだ。
いつも、手を出したら笑顔で繋いでくれるのに、…なんで後ずさった?
もう一歩近づいたところでフランスに止められた、お前のことなんて眼中にもないと言うのに、あの子は私のものなのに、ッ私の…!
「これ以上は進めさせられないかなぁ?イギリス。」
「…受けて立つ。」
…、なんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで……
…絶対に忘れない、
あの子は私のもので、それ以外認めてはいけない
いけないはずなのに
あいつは私の元から離れた
ずっと一緒にいると言ったのはなんだったんだ、あの花冠は、
お揃いのブローチは、好きな本は
あの時間は、思い出は、景色は、
…お前と私だけが知っているのに
なんで捨てた、なんで、私の元から離れたんだ、アメリカ、
…………、…、
もう何もわからない、…
…、数年ぶりに話しかけた、声変わりして、身長も伸びて、服装も変わった、
………過程を、見てやれなかった。
見ていたかった、一番大切なものを
「…アメリカ、」
「…ん、…父さん?」
「まだ父と呼んでくれるんだな」
「…なぁ、…アメリカ」
「なんだよ、…」
「………帰ってくる気がないなら…せめて同盟を結んでくれないか。」
「………、」
「…っふ…言わなくてもわかっているさ、…
結んでくれないことなどーー」
「いいぞ」
「……、本当か?」
「あぁ、…別に、」
「…父さんのこと、嫌いなわけではないしな、」
「…そうか、…いやよかった、」
「なんだよ父さんらしくねぇな、」
「…別にいいだろう、今くらい、……」
「っうぉッ、と、父さん?!」
「………別にいいけど、…//」
「足硬過ぎるだろう、寝心地悪いな、もう少し太れ」
「あ???」
「なんでもない、そうかっかするな。」
「…立場、逆転したな、…、………昔はお前が私にして貰っていたのに、」
「父さんの方が強いくせに、よく言うぜ、
てか昔の話はすんなよ恥ずかしいな、」
「……、…」
「…寝たか?…、」
「……ほんと、…俺の扱い殆ど変わらねぇなぁ…」
「……、父さん、」
「…、………好きだよ、父さんじゃないとか言ったけど、……」
「……聞こえてるぞ」
「はぁッッ?!!寝てたんじゃねぇのかよ!!!////」
「あの一瞬で寝るわけないだろう…」
「…私も好きだぞ、」
「るっせ…別に家族だし普通だし…//」
「…ブローチ、まだ持ってたんだな」
傷がついて反射も殆どない、ただのゴミのような見た目でもまだつけている。
それがなぜか温かくて、堪らなく嬉しい。
「当たり前だろ、俺も持ってる」
「……、…なぁ、父さん、…その…//久しぶりにーー」
「あ、おーい!兄さん!父さんも!フランスさんが呼んでたよー!」
「……、なんでもねぇ、行くぞ///」
「横からでもわかるぞ」
「うるせぇ言うなばか!」
「誰が馬鹿だ馬鹿息子」
「馬鹿じゃねぇし、まじでなんでもねぇし//」
「あぁ、また後でじっくり聞いてやる、なんでもないなら話せるだろう」
「性格悪……笑」
「褒め言葉だな」
3600文字、最後まで読んでくださりありがとうございます。
イギリス圏では父親のことをダーリンと呼ぶことがあるとか…
もうそれが好きで好きで使ってしまいました…
……カナダがモブキャラと化している?
…仕方ないじゃん3人も出せないよ
誤字があればコメントで教えてくれると幸いです。
ではまたいつか、
雑談部屋3つ目!
我 的 我
137
コメント
20件
え、もうホントに好きです(唐突な告白)親子愛っていいですね…泣きそう…(?)だーりんって言ってる植民地アメさんが可愛すぎて♡♡♡ます(???)イラストもら描けて文才もあるって…もしかして神ですか???いやもしかしなくても神ですね!!!♡めっちゃ押しときます!!!英帝さん敬語じゃないのもいあな…素直ってかいてちょろいなのが好きです(?)ブローチまだ持ってるの可愛いねアメさん…(←ここに不審者います)
愛してる あは(壊れた)
うへはへへへ見れた見れた 英帝が敬語じゃないのいいっすね