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橙side
昔、桃ちゃんから聞いたことがある。『橙と出会う前にな。幼馴染がいたんだよ。 』と。今思い返すと紫くんが言ってた事と桃ちゃんが言ってたことも辻褄(つじつま)が合う。冷静になったら分かってきた。俺は紫くんが話しかけてくれた時に一目惚れしてたんだ。だからあの時、顔が火照っていたんだ。なんだ、俺、最初っから紫くんに惚れてたんだ。桃ちゃんと紫くんが喋ってて胸がモヤモヤしたのは嫉妬してたってことなんやな。なーんや、悩むことなんかなかったんや。悩んでたさっきまでの自分がバカバカしく思えてきた。
桃「橙〜?お前な、いきなり走って行って何かあったのかよ。トイレでも行きたくなったのか?それとも、橙が惚れたって人の情報掴んだのか?」
「桃ちゃん!!」
桃「なんだよ。」
「紫くんって何組か分かる!?」
桃「おい橙。ちょっと落ち着け。まず、お前がなんで紫くんのこと知ってるんだよ。」
「後で教えるから!!とにかく教えて!!」
桃「紫くんならもうすぐ来ると思うけど。」
「すぐ来る?」
紫「桃くん!!先行かないでってあれほど言ったでしょ!?なんで先いくの!!۹(◦`H´◦)۶」
桃「ごめんて笑 怒んなって〜」
紫「んもう。 ・・・ ってあれ?橙くんじゃん!!なんでここに居るの!?」
桃「ん!?紫くん。まさか掃除してた子に話しかけて友達になったって橙のこと!?」
紫「うん。そうだよ。あ、そっか、橙くんから聞いてたんだった。桃くんと小学生からの幼馴染だって、忘れてた♪(・ω<) テヘペロ✩.*˚」
桃「はぁ、お前らなぁ、」
「俺は仕方がないことやで!?だって、知らんかってんもん。」
桃「まぁ、橙は仕方がねぇけどさ。紫くん、もうちょっとしっかりしてくれ。」
紫「はーい。ていうかさ、俺、橙くんに教えたよ?桃くんとは幼稚園からの幼馴染だって。」
「あ。」
桃「(^ω^💢)橙ぃ〜?それはどういうことかな〜?」
「それは〜、その〜💦忘れてました〜( ˊᵕˋ ;)💦ごめんなさ〜い!!」
桃「橙〜!!💢」
紫「橙くんも大変だねぇ〜ww」
桃「紫くんもだかんな?💢」
紫「すいませんでした〜💦」
ボコボコドガッ
〜数分後〜
桃「もう二度と忘れんなよ?💢」
橙・紫「はいっ!!すいませんでした〜💦」
青「桃く〜ん?手伝って欲しいのがあるんだけど、って橙くん、紫くん大丈夫?」
桃「ほっとけば大丈夫だろ。で、青、手伝って欲しいことって?」
青「そうそう。こっち来て!!」
桃「おう。」
「あんな殴らんでもええやんか、」
紫「桃くん容赦ないからね〜」
ん?ちょっと待って。今俺、紫くんと2人っきりやんな!?待って、何話したらええの!?待って緊張してきた、(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)アワワワ橙、落ち着け、こういう時こそ冷静に、って無理に決まっとるやろ!!どないしよ💦
「ヾ(・ω・`;))ノ三ヾ((;´・ω・)ノあわあわ」
紫「んふふ。色々大変だけどね。お互い頑張ろうね。これからもよろしくね?」
と言って俺に手を差し伸べてくる紫くん。俺は両手で握り締めた。
「こちらこそ。よろしくお願い致します!!」
紫「うん。仲良くしてね?」
こうして、俺のドタバタな学校生活が始まるのでした。