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主な登場人物
雲雀→hb
奏斗→kn
アキラ→ng
セラフ→sr
↓本編です
???:ほら、見てごらん。この宝のおかげで僕たちはこんなに幸せに暮らせているんだ。感謝しないといけないよ。
少年:きれい…
???:手を合わせてお祈りしよう。幸せであれますようにって。
少年:はい、父さま。
少年:(いつまでも父さまや母さまと幸せに暮らせますように。)
???:っ!これは…早く逃げなさい!父さんがなんとかする!
少年:でも!それじゃ父さまが…!
???:そんなことはいいんだ!母さん!「 」を連れて逃げるんだ!
女性:あなた…っ、行くわよ!
少年:父さま!
女性は少年を抱きかかえ、???に背を向けて走り出した。その時、女性の目からは涙が溢れていた。
???:ぐっ…父さんは…お前たちを…愛…して…る…
そういうと、???の体は黒いモヤに包まれた。
男:はっ…また…この夢ですか…チラッ
男:(私の名前…もうとうの昔に忘れてしまった…)
男の目線の先には、きれいに整理された部屋には不釣り合いな古い鏡があった。
男:飲み込まれるわけにはいかない…
_____
(ランドリー)
sr:ただいまー…
hb:セラ!おかえりー!
kn:おかえりー
ng:お帰りなさい。任務お疲れ様でした。ところで怪我しましたよね?見せなさい。
sr:気づくの早いって!…はい。
kn:うん、このくらいならすぐ治せるね。
ng:奏斗、お願いします。
そう言うと、奏斗はセラフの怪我に手をかざした。そうすると、”命の雫(ライフ・ティアー)“光を放ち、たちどころに傷が治った。
kn:ふう、こんなもんか…
hb:おー!何回見てもすげー!
ng:秘宝の力にも大分慣れてきましたね。
sr:そうだね。
4人はあるきっかけで秘宝の所有者になった。雲雀は”鎮魂歌(レクイエム)“、アキラは”守護の腕輪”、奏斗は”命の雫(ライフ・ティアー)“、セラフは”斬魄のブローチ”。それぞれ強力な力を持ち、宝封じを行う組織、”Pray”の依頼を受けてその力を使うこともたびたびある。
hb:俺のやつって消耗エグいよなぁ…前よりマシだけど。
kn:まあねぇ。でも、”Pray”の依頼ってひばの力いるやつ多いもんなぁ…
sr:奏斗のもでしょ。
ng:そうですね。使うところ多いですね。
kn:僕のは結構普段使い多いよね。
hb:俺のはアキラのサポートなしじゃリスキーすぎるしな。
sr:割と俺のもじゃない?
kn:たしかに。
プルルルッ
ng:電話です。行ってきますね。
sr:いってらー
ng:はい、もしもし。
『もしもし、私は”Pray”の一員です。いつもお世話になっております。』
ng:これはどうも。いつもの方ではないのですね。また依頼ですか?
『今回は違うのです。いつも電話しているのは私たちのボスで、私はその側近です。ボスが突然消えてしまったのです。』
ng:消えた…?
『はい。詳しいことは会って話します。そちらの事務所へ伺います。』
ng:わかりました。では、事務所で。
_____
今回はこの辺で終わります。
ここまで読んでくださりありがとうございました。今回少し長くなりました。
最終章がスタートしました。長めの予定です。
沢山の♡やフォローありがとうございます。
また次回お会いしましょう。