〜
ハルド『⋯っ⋯』
ロイ『⋯ハルドくん大丈夫?』
ハルド『⋯ああ、ラウ⋯いや、ロイくん⋯!俺は問題ないで!』
ロイ『⋯そうは見えないけど⋯』
闇の世界へと帰っていたハルドの身体にある異変が起きていた。
レオン『⋯少し彼らと接触し過ぎたのかもしれないな。』
ハルド『⋯ごめんなぁ。』
ハルドは激しい頭痛に襲われていた。
記憶なんてないはずなのに何故か戦う度にハルドの中で違和感を感じるようになっていた。
ロイ『じゃあ、おれが行ってもいい?』
レオン『⋯俺も行くよ。2人で彼らを倒そう。 』
ロイ『分かった!』
ハルド『⋯気を付けてな!』
レオンとロイを見送ったハルド。
ハルド『⋯俺は闇の幹部よな⋯』
しかし心の中のモヤモヤは消えなかった。
〜💜side〜
💙『⋯なぁお前ら、なんか隠してんだろ?』
💜『⋯え?』
💛💚『⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯!』
🩷『⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯?』
❤️『⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。』
今日は俺たち6人が揃っていた。
未だに見つからない3人のこととか、グループここととか⋯いろいろ改めて話そうって事になってる。
俺も探しに行きたいけど仕事の合間だとやっぱり時間が無い⋯
それに奴らと戦ってそろそろ疲れがピークに⋯って時に翔太の問い掛けに思わず固まってしまった。
💜『そんな真剣な顔して何言ってんの?翔太。』
わざとらしく言葉を濁してはみたけど⋯
💙『⋯⋯⋯⋯⋯⋯。』
うん。もう何年も一緒にいるんだし誤魔化せるはずがない⋯。
舘さんからもすげぇ視線を感じるし最初分かってなさそうだった佐久間も翔太が言いたいことを理解したのかいつもならうるさすぎるくらい元気なのに無言で見つめてくる。
かと言って本当のことを話せるはずもないしどうしたもんか⋯
🩷『探しに行ってるだろ?3人の事。仕事が終わったあととか少し時間が出来た時とかに。』
💜『⋯え?あ、うん。そうだよ。』
⋯なんか佐久間が上手いこと話してくれたおかげでなんとかなってる⋯?
🩷『けど無理し過ぎだろ!身体中傷だらけになってるの知ってるんだからな!ふっかはともかく、照と阿部ちゃんまで!』
💚『⋯うん、ごめん⋯。』
💛『⋯悪い。』
💜『俺は良いのかよ!』
って思わず佐久間に突っ込んだけど佐久間の勢いにのまれたのか何か言いたいけどにも言えなさそうな幼なじみ2人⋯わら。
マネージャー『佐久間さん!次の仕事の時間です!』
🩷『はーい!じゃ俺はそろそろ行くわ!』
💜『はいはい。』
🩷『くれぐれも無茶すんじゃねーぞ!』
💜『⋯分かったって!』
💛『ああ。』
💚『うん。』
佐久間は個人のラジオ収録へ向かって行って翔太と舘さんも2人での撮影が入っている。
俺達もこの後はそれぞれの仕事だ。
💛『俺たちも行こう。遅れるのはまずい。』
💚『そうだね。』
💙『⋯お前ら、分かってるよな?』
💜『分かってるって!心配かけてごめん!』
渋々歩き出した翔太に謝る。
❤️『頼りないかもしれないけど今グループが大変な状況だし何かあったら言って欲しい。佐久間だっていつも通りの様子だけど心配してるはずだから。』
💚『うん。そうだね。』
💛『頼りないとは思ってないから。』
⋯こんなに俺たちのことを心配掛けちゃってるのが申し訳ないな⋯。
レン『⋯良い仲間の皆さん達ですね。』
カイト『⋯絆の強さを感じます。』
翔太と舘さんを見送って俺たちだけになったところに俺のバッグの中からレンくんとカイトくんの声が聞こえてきた。
💜『⋯うん。みんなすげ〜良い奴らだよ。』
💚『⋯佐久間たちもそうだけど⋯めめと康二とラウールもね?』
💛『⋯そうだな。』
だからこそ3人を助け出して、この世界を守るんだ。
⋯俺たちは無事じゃなかったとしても⋯。
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