テラーノベル
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※つづき※
※SNS含むシェア🆖
※ご本人様無関係
※作者の妄想消化物語
ここからは先はノープランッ!!!
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ーーーーーーーーEpisode2 【名前】
「ぉおお!!!おらふくーーーーん!!!!」
「おじいちゃぁぁぁあん!!!!!」
おじいちゃんの顔を見たらめっちゃ安心して
アホみたいに涙が溢れてきた
おじいちゃんは「すまんかったのぉ」と地図を間違って入れてしまった事、 迎えに行けば良かったのぉ…とか色々謝ってきたけど
別に僕は怒ってへんし
こうして会えたら別にええよ!と答えると
おじいちゃんは「えぇ子じゃのぉおお!!!おらふくん」と
同じように涙を流して2人でわんわん騒いだ
「今日はもう遅いから、泊まって行きなさい!!ね、おらふくん」
「ええの?!もう、僕くったくたで…助かるよ〜おじいちゃん!!」
「部屋はね、たーーーーーくさん!あるから!!ドズル社の皆も泊まれるくらい、いーーーーっぱい!部屋あるからね!!」
「ほんま?!ならまた皆に言っとくね」
ポケットからスマホを取り出して皆にメッセージを……て、そうやん
「おじいちゃん、この森って圏外やんね?」
「ん?ぁあ、森は圏外だけどね、この屋敷の中は電波有るよ!!」
「え?!…あ、ホンマや!!!」
Wi-Fiまである……ほんま、おじいちゃんって只者や無いなぁ…
「あ、Wi-Fiのパスワード伝えとくね、おらふくん」
「ありがとう、おじいちゃん!!」
圏外から電波のあるエリアになった途端
鳴り止まない通知の数々
メッセージ、着信、お知らせ諸々…
それを一つづつ確認して消化していくと
おんりーからのメッセージと着信が沢山届いてた
(あ、おんりーから…めっちゃ連絡来てる)
どれも僕を心配してのメッセージだらけで
思わず顔がニヤけてしまう
後で電話しよう、声も聞きたいし…
……あ、そうや
おんりーのそっくりさん…どこに行ったんやろ??
キョロキョロと辺りを見るけど
姿が見えん
「ん?どうしたんだい、おらふくん」
「…あ、おじいちゃん…あのさ…僕を助けてくれたあの人どこにおんの?ちゃんとお礼が言いたいんやけど…」
「ぁあ〜、彼ね…そうねぇ、今は厨房じゃないかな???」
「あ、ほんま?ちょっと行ってくるわ!!」
「ぁあ、行っといで〜〜」
「はて?…わし、おらふくんに厨房の場所教えたっけ?」
…うそやん
また、迷子になってしまった…
厨房の場所聞くん忘れて…屋敷の中歩いてたけど
ここ、どこ???
似たような部屋の扉が沢山やし
長い廊下に大きな窓…
絶っっ対、ここには厨房ないやろ???
「……森の中といい…おじいちゃんの家といい…なんでこうも僕は迷子になるんや…」
トボトボ…と肩を落として歩いてたら
「こんな所で何をしているんです?」
「…ッ!!!!!」
「ここは客室エリアでは………ッと」
おんりーのそっくりさんッ!!!
探していた人物に会えた喜びと迷子じゃなくなった安心感が
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一気に押し寄せてきて
僕は思わず、おんりーのそっくりさんに抱きついた
「やっと会えたぁぁあああ!!!!!」
「えぇッ?!」
「おんりーのそっくりさん、厨房ってどこにあるん?!!」
「はい?…厨房です、か?」
「はい、どうぞ…」
「あ、ありがとうございます…」
アホやん僕…
別におんりーのそっくりさんと会えたんやから
厨房の場所聞かんでもええのに…なんで、聞いてんねん…
てか、厨房の場所…全然反対方向やったし…
もぉ〜いややぁぁ…
恥ずかしさを隠すために差し出された珈琲を一口飲んだら
その珈琲は凄く美味しくて思わず「うまっ!」と声が出た
その声を聞いて、おんりーのそっくりさんは
「ふふ」と微笑むと
「これも良かったら」ってクッキーまで差し出してくれた
このクッキーがまた美味しいのなんのって…
ホンマにこういう所もおんりーによく似てるよなぁ〜〜
(ん〜〜っ、美味しぃなぁ〜〜…しっとりクッキー僕好きなんよなぁ〜)
…モグモグモグ…
モグモグモグ…
ん?
僕、そう言えば…何をしに、ここに来たんやった………けッーーーーーーて!!!
「思い出したぁぁあ!!!お茶する為に探してたんとちゃう!!!」
「ん?」
コポコポコポ…と珈琲を注いでいたおんりーのそっくりさんは
僕の声にその手を止めてコチラを見てきた
「あのッ!!!」
マグカップをテーブルに置いて、お礼を言うためにおんりーのそっくりさんに向き合うと
「お〜!ふたりとも〜〜」
ひょっこり現れた、おじいちゃん
ニコニコ笑いながらこちらに近づくと
「珈琲のいい香りがしてねぇ、わしにも淹れてくれる?」
「旦那様の分も入ってますよ」
「わぁ〜!!流石だねぇ、オンリーくんは」
……
………ん?
………………んんん???
…………聞き間違えなんかな??
「お、おじいちゃん…今、なんて??」
「ん??流石だねぇ〜…って?」
「違うっ、その後!!!」
「ん??…ぁあ!!、オンリーくん」
「おんりーくん?!?!?」
「???」
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森で出会った客人は旦那様に会うと堪えていた涙を沢山流して
大声で会いたかったと騒いでいた
旦那様もとても心配していたしとりあえずは一安心だ
そっとその場を離れて客室のベッドメイキングに向かった
客人の手荷物は殆どなくて「おじいちゃんに」と手土産の袋一つだけだった…
恐らく、今日は日帰りの予定だったはず
それがこんな夜遅くになってしまって…
旦那様の事だしきっと「泊まって行きなさい」と言うはず
「なるべく、旦那様の部屋に近い部屋を用意するか…」
森の中、ひとりで不安だっただろうし…知った人が近いほうが何かと安心するだろう
近い部屋と言っても…まぁまぁ、距離は離れているし
プラベートは守られる
ベッドメイキングを終えて、浴場の準備も終わった
「…さて、夕飯はどうするか」
アレルギー…好き嫌い…何もわからないからな
……ん??
考え事をしながら別棟の廊下を歩いていたら
見慣れた姿が目に入った…
「こんな所で何してるんです?…ここは客室エリアでは………ッと」
最後まで喋ることが出来なかった…
オレの事を抱きしめるこの細くて小さな腕…
胸元には白く綺麗な髪の毛がサラサラと流れていて
一体…
何が起きてるんだ??
驚いて声も出せずただ視線を下に落として眺めていたら
パッと顔を上げて
「やっと会えたぁぁあああ!!!!!」
と、満面の笑み…
驚くオレをよそにその勢いのまま…
「おんりーのそっくりさん、厨房ってどこにあるん?!!」
…厨房???
全然反対方向なんだけど………
厨房に案内すると、さっきまでの勢いは何処へやら…
急に、しゅん…として、顔を赤く染めている客人
椅子を引いて腰掛けるように伝えると
おじゃまします…と小さな声でそこに掛けた
戸棚を開けて何か飲み物でも…と思ったが、旦那様もオレも珈琲しか飲まないから果たして客人は飲めるのだろうか?
念のため「珈琲は飲めますか?」と確認すると
「好きです…」と返事が来た
珈琲豆を挽いてお湯を注いで差し出すと
頂きますと言って一口飲んでくれた
オレも自分のカップに注ごうと準備をしていたら
「うまっ!!」と聞こえた声に思わず笑ってしまった
この客人は思った事を言葉にすぐ出すみたいだ…
それに、態度も分かりやすい
夕飯前だけど…コレを出してみるか
お皿に数枚クッキーを並べて「どうぞ」と差し出すと
花が咲いたみたいにパァッと明るい笑顔
客人は一枚手に取って
クッキーを一口かじると「ん〜!!!」と目を細めて幸せそうな
声をあげた
その後も「美味し〜、美味し〜!!」と言って食べ進めてくれた
(さて、旦那様とオレの珈琲の準備をするか……)
コポコポコポ…とお湯を注いでいたら客人が急に
「思い出したぁぁあ!!!お茶する為に探してたんとちゃう!!!」
ガタンッ!!と立ち上がって
マグカップを優しくテーブルに置いた
「あ、あのっ!!」
オレの方に身体を向けて何かを伝えようとした時
旦那様がひょっこり現れた
珈琲が大好きな旦那様の事だ
匂いにつられてここまで来たんだろう…
タイミングを見計らって淹れておいた珈琲を差し出すと
「流石だね、オンリー君は」
その言葉にペコリと頭を下げると
客人が突然騒ぎ出した
どうやら、オレの名前に驚いているようで…
今更なぜ???
むしろ、オレの方が驚いていたのに…
あの森の中で初めて会ったのに「オンリー」と名前を呼ばれたんだから…
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コメント
1件

⛄️さん無事に家に帰れたね。あわあわしている⛄️さん可愛い。白🍌さんに会えて良かったね。