🖤「思い出置き場、だいぶいっぱいになったね」 💚「うん、嬉しい」
阿部ちゃんはふふっと笑って俺にすり寄り、腕に手を添えた。
💚「俺、めめの言ってた事がわかった」
🖤「ん?」
💚「指輪なくした時に、一番大切なのは俺だって言ってくれたでしょ」
🖤「うん」
💚「あの指輪は今でも宝物だけど、めめとたくさん思い出集めして、宝物がいっぱい増えたのが嬉しい」
めめがいてくれなかったら前に進めなかった、こんな楽しい事もできなかった…とこちらに向き直り肩に凭れる。
💚「俺が一番大切なのも、やっぱりめめだった。傍にいてくれてありがとう」
🖤「どういたしまして」
肩に寄り添う、丸いシルエットの頭に顔を寄せる。
🖤「阿部ちゃん、ギュッてしよ?」
💚「してるじゃん」
🖤「もっと」
体勢を整えて抱き合い、左右にブンブン振った。
💚「なに!何!」
阿部ちゃんがはしゃぐ。
🖤「ふふ、好きが溢れた」
💚「もう」
笑い合って、何度も何度もキスをした。
💚「なんで気づかなかったんだろう、ごめんね」
🖤「それくらいあの指輪が気に入ってたんでしょ?それも嬉しいよ」
💚「ありがと。めめ、大好き」
🖤「俺の方が大好き」
コメント
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好き、どんどん溢れてもろて🖤💚🥹🥹🥹てぇてぇ