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3、あの海
チャイムが鳴り響く。今日の1日が終了だ。と言っても俺は部活がある俺はバレー部だ。眠くて重い足を引きずって部活に行く。そういえば小川さんはどこの部活に入るんだろ。雰囲気的に吹奏楽とか?あ、もうこんな時間。そんなこと想像してる場合じゃない、
ガラッと体育館の扉を開けると3年生はもうそろっていた。「おっ。国見〜」といつもの調子で花巻さんが話しかけてくる。「おつかれー」とみんなが話しかけてくる。多分遅れてた。俺がいないから練習始めれなかったんだ。「遅れてすみません。」「全然大丈夫!心配しないで国見ちゃん☆」「早く始めるぞ。」「岩ちゃん無視しないで!」いつものバレー部でほっとする。このようにバレー部は今日も始まっていく…はずだった。「あっ。そうそう。体験入部のマネージャーのご紹介するね。」と、及川さんが言ってこんな時期ってことは夏奈なんじゃないかって期待してたんだけど、「マネージャー希望の小川莉奈です。よろしくお願いします!」莉奈の方か。期待した自分が馬鹿だ。バレー部って感じじゃないもんな。「莉奈ちゃんね。みんな仲良くしてあげてね☆」「おっ。可愛い」「俺好みだわ」って後ろで松川さんと花巻さんが話してる。夏奈が苦手そうだったからどんな子かと思ってたけど思ったよりいい子そうだ。
「休憩ー!」及川さんから休憩の合図がでた。でももうその時には汗はダラダラだ。「国見くん。はい。」莉奈がドリンクを渡しに来てくれた。なんで俺の事知ってんだろ「ありがと、俺の事知ってるの?」「お姉ちゃんが同じクラスだよね?」夏奈の事か、「うん。」「これからよろしくね。」「よろしく。」やっぱり人懐っこい感じ。夏奈とは真逆だ。「あれ?早速仲良くなっちゃってなんなの国見〜」「良いなー笑」早速松川さんと花巻さんが寄ってきた。タイプなのかな。もうモテてるじゃん莉奈。俺は勘付いたのでそそくさとその場を離れた。
「ありがとうございました!」その声と同時に練習が終わる。こんな真夏に何時間もやって皆疲れたより暑いが先だ。「暑い、」「国見完全にばてたな笑」「金田一おぶって」「無理。」
「即答かよ」金田一におぶってもらって帰ろうかと思ったけど流石に手下のようには行かなかった。早速松川さんと花巻さんは莉奈に「送ってこうか?」なんて声をかけている。俺は汗でベタベタしてるのでとりあえず着替えて行きたい場所があったので先に帰ることにした。「お先に失礼します」「気をつけてな」「気をつけてね国見ちゃん!」及川さんと岩泉さんに挨拶をしてから俺は体育館を出る。
そしていつもとは反対の向きに進んでいく。目的地はここだ。海。なんで海かって?夏奈と初めにあった時も引っ越す最後の時にも海に莉奈と居た。海だけは何も変わってなくて、でも昔より海の周りは都会になったんじゃないかなって思う。最後の日もここで「また会おうね」なんて約束をしてわかれた。名前も顔も思い出せなくてもこの景色だけは忘れられなかった。今日ここに来たのも、もしかしたら夏奈が居るんじゃないかって思ってさ。まあ。居ないか、なんて思って少しして帰ろうと思った。でも人影が見えたんだ。多分夏奈。脳が行こうと判断する前に体が勝手に動いていた。「小川さん、」いつの間にか勝手に口も動いていてしまったと後悔するが、もう後戻りはできない。 「国見、くん?」覚えててくれたんだ、「隣いい?」小川さんがこくりと頷いたので図々しいと思ったが俺は小川さんの隣に座った。「どうしたの?」そして小川さんは躊躇してから口を開く。「少しね。昔のこと思い出してて、」「昔?」「昔近所に男の子がいて、その男の子とこの海で沢山遊んだんだ。出会ったのも、わかれもここだったなって、しかもその男の子国見くんと同じ苗字だったんだよ笑 名前は、覚えてないけど、」覚えてた。俺じゃないって思ってるけど、覚えてくれてたんだ。初めて話したのにこんなスラスラ話してくれた。「あ、ごめん、話しすぎちゃった、」言わなきゃ。伝えなきゃ。俺だよって。
「もし、その男の子が『俺だよ』って言ったら?」
【あとがき】
1500文字お疲れ様でしたー!ここまで読んでくださり感謝です!
いつも、♡ありがとうございます!本当に力になってます!良ければ💬、+👤などいかがでしょう?すみません💦ちょっと言い方おかしくて笑それでは次会いましょう!
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪