今日は振替休日。特に部活にも入ってないため暇を持て余していた。
光「久々に本でも読もうかな」
そんな独り言を呟いているとスマホの着信音が鳴った。
即座にスマホを開くと夢からのものであった。
夢『いま吐きそう助けて』
またか、そう思いながらも夢の家はそれなりに近いので行くことにした。
光「おじゃましまーす」
特に返答はないがとりあえず家に入る。今日は振休なこともあって両親が共働きの夢はこの時間帯なら1人であろう。
とりあえずリビングに行くが誰もいない。
なんだかんだ言いながらも人の家に勝手に入っているような気分になる。
光「お〜い夢〜?」
特に人の気配は無い。
だとしたら……夢の部屋か
階段を上がり廊下を歩き夢の部屋に入る。
そしたら案の定夢がいた。夢はうずくまっていた。
光「おい夢大丈夫か?」
その問いかけに夢は顔をこちらに向かせる。
女の子の日かなとか思いながらもその思いは払拭された。
机の上に風邪薬の瓶が転がっている。
あぁ……またこいつやったな。
光「ねぇ夢。薬飲んだな。何錠くらい?」
夢「100……」
光「は?病院行くぞ!?」
そう言うと苦しそうに夢は答えた、
夢「待って……病院行ったら吐かされるから嫌だ」
光「はぁ、後遺症残ったらどうすんだ。」
夢「薬はなかなか後遺症残らないし」
光「てか、なんで100錠飲んだの?普通のodとは違うでしょ?」
夢「死ぬ」
光「やっぱりか、薬の致死量はそんなもんじゃない」
夢「…いいじゃん」
光「しょうがねぇな、今日のうちはついてやるから安静にしとけ。」
そういい光はうずくまってる夢をベッドに寝せ隣に座った。
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