夢オチと現実の二つの世界

夢オチという言葉を聞いた事があるだろうか。

結末はこれが全て夢でした☆などで終わる漫画もある。

これはあえて最初から夢オチにしておこうという逆の思考からできた物語である。

一応ジャンルはラブのコメ。ラブコメである

ここからが夢らしい。

[あ～！りっくんダメでしょ？ちゃんとボタン上までしめなきゃ]

この夢世界での幼なじみ。

輪欄あき。

これは夢だ。これは夢だ。

３、１４１５９‥ダメだ。円周率はここまでしか覚えていない。

あきはいかにも幼なじみのように世話焼きやろう。

ま、所詮は夢。

それもそうだろう。

俺の現実の幼なじみは鈴木実花。

どこにでもいそうな名前である。

鈴木なんて名前のやつは日本中どこにでも転がっていることであろう。

これを読んでいる人の中に同姓同名の人がいたら凄いな。無限分の１ぐらいの確率だろうな。

ここからが現実世界である。

[ねね、学校くそめんどい]

[それな]

[隕石でもふんないかな]

お世話要素０である。

夢と現実の２つの世界で暮らす少年の物語開幕。