りうら「ねぇ!ないくんっ!」
あぁーまた始まったよ。ないくんの忘れん坊
手帳の隅っこだってカレンダーにだってマルしておいたのにっ!
ないこ「りうらぁ〜なぁに?何で怒ってるの〜」
そう言って目線がテレビに戻る
りうら「もうっ!」
このやろっ謝っても許してやわないんだから!
怒りを抑えようと冷蔵庫に、プリンを取りに行く
りうら「プリン〜」
プリンを冷蔵庫から取り出すと
ないこ「ええ!プリン!りうら〜それ一口だけ頂戴!」
りうら「やだ、これりうらの。自分で買ってきて」
ないこ「お願い!一口だけ!」
そう!これ!ないくんのずるいとこ
そうやっていっつも可愛くおねだりしてくる!
…まぁ一口くらいなら〜
りうら「分かった!一口だけねっ!」
ないこ「やったー!りうら大好きっ!」
りうら「はい。一口」
ないこ「ん。ん〜!美味し〜!」
ないこ「ねぇ!りうら!もう一口だけ頂戴っ?」
んはっ!ずる!何それっ!
いつもはりうらが下なのにっ!
りうら「もうあげないっ!絶対ダメ!ダメ、絶対!」
ないこ「ちえっ!」
ねぇっ!余りにも都合が良すぎじゃないの?
りうら「てかっ!今日何の日か分かる!?」
ないこ「え?」
いや、でも誕生日なんて言うのもちょっと癪だなぁ〜
りうら「…いや、何でもない」
もう!このだらしない彼氏めっ!
この前だって結婚するとかしないとか
子供は何人欲しいとか
そのシアワセ家族計画を掲げる前に〜!
タバコやお酒は控えるとかさぁ
だらだら続いてるじゃん!
って言ったのに
そうしていたらまだ食べ途中のプリンをまた
ないこ「ねぇ〜りうらプリン一口頂戴!」
りうら「なんでぇ〜さっきあげたばっか!」
ないこ「お願い!」
ないこ「…んん〜美味し〜」
りうら「えっ?はっ!食べてる!最低っ!」
ないこ「り〜うらっ!ありがとっ!美味しかった!」
もう!この甘え上手め!それって罪なんじゃないの?
りうら「…ねぇないくん。りうらのこと愛してる?」
なんとなく聞いてみた
ないこ「そりゃ〜!りうらのこと愛してるに決まってんじゃん!」
違う!そうじゃない!り・う・らは!言葉じゃなくて形で欲しいのです!
そう思い眉を寄せると
ないこ「…笑忘れると思った?今日りうらの誕生日のこと」
りうら「えっ?」
ないこ「り〜うらっ」
と、ないくんはりうらの名前を呼びバックハグをする
りうら「ちょ!ないくん!?」
ないこ「お誕生日おめでとう。ちゃんとプレゼント用意してたよ?」
りうら「本当っ!ないくん忘れてるかと思った!やっぱりうらないくん大好きっ!」
ないこ「んへへ!夜もよろしくね!」
りうら「えっ//?んっまあねぇ//分かった」
やっぱこれ、りうらがないくんのこと甘やかすから悪いのか?
りうらのせい?
…もう良いやっ!こんなのどうでも良いっ!
りうら「ねぇないくん、今日さっ!…いつもよりも激しくして欲しいなっ?///」
そう言うとないくんは、目を光らせて夜はまだかと言ったかのように
窓の外を見ていた
ーー
END
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伸びたいです!(2回目)
コメント
4件
どもです
せな!お疲れ様!
ありがとうございます! もうこれは最初からザ!幸せ!って感じですw