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ユージーン王が私を連れてやってきたのは、王の執務室だった。
誰もいない、2人きりの部屋。
部屋を明るくしようとランプに火を入れるユージーン王を見つめながら、私の頭の中では焦りと不安がぐるぐる回っていた。
(話そうって……婚約パーティーでのことだよね)
いろいろ考えたけれど、そのこととしか思えない。
そして、2人きりで話さないといけないほど重要な話。
(よく考えたら、みんなの前でユージーン王の頬をつねるなんて……国王の尊厳を傷つけたも同然のことをしちゃったんだよね、私……)
パーティーに来ていた人たちの間で、私が婚約者としてふさわしくないっていう話が出てもおかしくない。
どんどん冷静になってきて、振り返った自分の行動が今後に影響してしまう場面を想像すると、サアッと血の気が引いていく。
(あ~もう、私のバカ……!謝るつもりでいたって、事の重大さがわかってなかったら意味ないよ…******************
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