前書き
※注意事項はよくお読み下さい。
(あらすじに記載しております。)
次回、おまけ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お昼ご飯を食べ、海の後半戦が始まった。
zm「俺らアイス食ってくるわ!」
em「でも奢りって、誰が奢ってくれるんですかね?」
zm「そりゃ勿論主催のknやろ。俺らに負けてたし。」
kn「ああ、ええで。俺もアイス食いたなってきたから一緒に行くわ。」
rb「あ、そんなら俺も行く。ずっと審判しててヘロヘロやねん。」
kn「rbr、審判ありがとうな。なんならrbrにもアイス奢るわ。」
rb「え、ほんまぁ?そんなら有難くいただきますぅ。」
kn「ほんなら行ってくるわ!」
gr「あいよぉー。」
そうしてkn御一行はアイスを買いに行ったのであった。
ut「…で、俺らはどーする?スイカでも割る?w」
gr「お、スイカええやん。海と言えばでもあるしな。」
tn「じゃあ準備しましょかねぇ〜。どうせあいつらはアイス食っとるし。」
sh「スイカ冷えとる?」
ci「あ、氷はまだありますよ!」
sy「ならなんか適当にバケツ使うか。」
sh「さんせーい!」
tn「じゃあバケツ借りてくるわ。」
ut「俺も着いてくわ。」
tn「…なんか企んどるん?」
ut「な訳。」
2人で大きめのバケツを借りる。ついでにutが砂遊びで使えるグッズも借りた。
tn「砂の城でも作るんか。」
ut「やっぱチャレンジしたいやん?emさんと作るんや!」
tn「もうちょい人数増やせよ。」
ut「んならciとsypもやな!」
tn「 ▶ 後輩が、犠牲者になった!」
ut「ゲーム風に言わんでええねん。」
拠点に戻って来ると、早速スイカを氷水の入ったバケツにセットして冷やし始める。その間にスイカ割りの準備を進めた。
tn「ブルーシート、バット、目隠し、スイカ、周りに人も…大丈夫やな!よし、スイカ割り出来るで〜!」
ut「よっしゃあ!一発で割ったるわ!」
sh「俺指示係したい!」
ut「んじゃあshaちゃん任せたで!」
utが目隠しをして位置につく。
その場で10回回って、いよいよスイカ割りだ。
sh「んーと、とりあえず前!」
ut「おっけ、前な、前前…。」
sh「あー!utちょい左!」
ut「えっ?左?左…。」
sh「右に回っとる!逆逆!」
ut「あぁ、こっちか。」
sh「んでまた真っ直ぐや!」
ut「真っ直ぐ進んでー。」
sh「右!」
ut「右な。」
sh「ストップ!ええ感じや!あとちょっと前やな…。」
ut「まだ前?」
sh「あとちょい!あー…あ、ストップ!そこや!」
ut「よぅし、ここな!オラァ!」
パコッ。
ut「どうや?!割れとる?!」
sh「うーん、流石に固いね。」
ut「アカンのかい!」
目隠しを取って、自らの目でも確認してみる。確かに割れてない。だが、少しだけ欠けていた。
ut「うわ惜っしい。」
tn「次俺やってええ?叩くんはciで。」
ci「え?!俺?!」
tn「せやで?よろしくな〜。」
ci「えぇ、まあ、頑張りますわ。」
ciにバトンタッチをして、今度はciが目隠しをつけて準備をする。
位置につくと、tnが声を掛けて始まった。
tn「ほな行くで〜。まー先ずは普通に前やな。」
ci「前っすね!」
tn「お、ええ調子やん。暫く前な〜。」
ci「前、前…。」
tn「はい、ストップ。ちょっと右行ってもろて。」
ci「えーっと、右…。」
tn「お、ええ感じやん。じゃ、また前な。」
ci「はい!」
tn「ストップ!ちょっと左向いたら打て!」
ci「ちょっと左からの…ここや!」
バギッ。
gr「おっ、いったか!」
sy「あー、あとちょっとやったか。」
tn「うーん、割り切れてはなかったな。」
gr「じゃあ選手交代やな!指示役はまあsypでいいだろう。まだやってねぇし。」
sy「え、お、俺ぇ…?先輩にいいんすか。」
gr「気にするな。最後に割ったろうやないか。」
sy「が、頑張ります…。」
目隠しをciがgrに手渡す。受け取ったgrは直ぐさまつけて準備を済ませた。
gr「よし、いつでもいいぞ。」
sy「えっと、じゃあ…とりあえず少し左向いてから前に行ってもらって。」
gr「ふむ。左から前やな。」
sy「はい、んでその辺でもう少し左向いて貰ってからまた進んでください。」
gr「ほうほう。」
sy「それでちょっと左行き過ぎちゃってるんで気持ち右に向いてもらって3歩進んだらそこにスイカあります。」
gr「ふむ…、ここやな!」
バゴォーン!
ut「すっげ、めっちゃ割れるやん…。」
tn「これは強すぎな気もするけどな…。」
sh「まあ割れたからいーじゃん?早く食べよー!」
grの凄まじい一撃で見事にスイカがバラバラに割れた。
gr「ciがそこそこヒビいってくれたおかげやったな。では食べるとしよう。」
ci「あ、俺わけますよ!」
gr「ん、頼んだ。」
ciが大体均等にスイカを分けて、皆で食べ始める。
sh「ちょっと温いけどうまぁ!」
ci「頑張って割った甲斐があったわぁ。」
gr「結構このスイカ甘いな。」
tn「うまうま。」
ut「体が冷やされる〜。」
sy「水分補給にもなってええですね。」
皆でスイカを食べていると、アイスを買いに行ってた面々が戻ってきた。
kn「あ!スイカ食っとるやんけ!」
tn「んな事言うたらお前らはアイス食っとるやん。」
sy「そーだそーだ。」
zm「お互い様やな!」
とりあえずzmが一旦場を収めて、アイスを食べてた面々は泳ぎに行くことにした。
zm「せや!rbr、泳ぎに行こうや!」
rb「お、ええで。丁度暑くなってくる時間帯やしな。」
zm「競走しようや!」
kn「あ、そんなら俺も参加するわ。」
zm「よっしゃ、んなら今回はemさんが審判な!はよ行こうや!」
rb「負けへんで〜。」
kn「体力には自信あっからな〜、俺も負けへんぞ。」
4人で海辺まで行き、しっかりと準備運動をしてから配置につく。
em「それでは、折り返し地点はあの辺で、私の立っている位置がゴールになります。」
zm「勝ったるで〜!」
rb「zmに勝てんのか…?」
kn「勝てるかどうかやない、勝つんや!」
em「ではいきます。位置について〜…よーい、スタート! 」
emの合図で一斉に泳ぎ始める3人。
3人共中々のスピードで泳ぎ、折り返し地点まですぐに辿り着く。だが、折り返し地点から少しだけzmが前に出始めた。
それを追いかけるように2人もスピードを上げて、ほぼ3人同時にゴールをした。
kn「…どうや?!」
em「うーん…ほぼ同時やったけど…ギリknさんかな。」
zm「なにぃー?!」
kn「よっしゃあ!!」
rb「やっぱ負けたか〜。」
em「ちなみに順位はknさん、zmさん、rbrさんの順番です。」
zm「rbr…身長が祟ったな。」
rb「うっさいわ。」
kn「んじゃ、戻りますかぁ。」
4人で戻ると、何やら砂を弄っている集団が居た。
ut「おっ、おかえり〜。こっちは砂の城とか作ってんで。」
rb「…その、埋められとんのは誰なん?」
sh「これ?これな、tnや。」
tn「意外と涼しいかもしれん。」
rb「おぉ…めっちゃ真顔やな…。」
kn「んならその隣はまさか…。」
gr「俺や。」
zm「ニコニコで草。」
泳ぎに行っていない面子はutが借りてきていた砂遊びの道具を使って遊んでいた。
ut「なー、shaちゃん泳ぎに行こーぜ。」
sh「おっ、ええよ。行こ行こ〜。」
rb「え?!これ放っていくん?!」
gr「これって言うな。」
tn「あ…寝れそう…。」
gr「寝るな寝るな。」
このカオスな状況を放って2人が泳ぎに行ってしまった。
em「えっと…とりあえず掘り起こしましょうか?」
gr「あー、うん。頼んだわ。」
zm「任せろ!」
スコップを手に取ったzmが物凄い勢いで2人を掘り起こす。
gr「あ”ーやっと出れたわ。」
tn「お手洗い!」
そう言ってtnが走ってトイレに向かっていった。
kn「あ、やから真顔やったんか。ってか、あいつらはどこ行ったん?」
gr「ん?あぁ、sypとciか。飲み物買いに行って居らんぞ。」
kn「ふーん、そうなんや。まあええけど。」
その後も色々遊んで、日が暮れ始める。
tn「さー、もうそろそろ帰ろうかねぇ。」
em「流石に日が落ちてきましたもんね。」
ut「まだ帰りとぉないぃ。」
sh「それなぁ。」
tn「はいはい、さっさと帰りまっせ。ほれ、とっとと準備しな。」
zm「テントとかの回収は終わったで!」
kn「荷物もしまい忘れはないな。」
sy「ゴミも拾っときました。」
rb「クーラーボックスも大丈夫やで。」
ci「バケツとかも全部返却しきってます。」
gr「よし、お前ら、帰るぞ!」
こうして、長い1日が終わったのであった。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!