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9 - 第9話彼との出会い

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2025年10月11日

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フリスクは周りをキョロキョロ見渡して、どうにか逃げようと思考を働かせる

「やぁ、新入りかい?」隣から声が聞こえる、隣には猫のような耳をはやし、長いしっぽをくねくね動かす、全身を毛皮で覆われた、獣人の青年モンスターが居た

フリスク「貴方は?」フリスクが戸惑いながら問いかけると、獣人はニコッと笑い答えた

「はじめまして、僕はルージュ、よろしくね」ルージュはフリスクよりも5年早くここに来たらしい、ルージュは色々教えてくれた、あの老店主には絶対逆らっては行けないこと、ここは奴隷専門店な事、しかもその中でも幼い(10〜19)までの歳の子が売られている場所なこと、沢山教えてもらった、ルージュはここでの生活、奴隷という文化がどんなものかも教えてくれた。

ルージュ「奴隷というのはね、はるか遠い昔から行われていた風習で、元々は、罪人などを、悪魔の化身だと考え、罰を与える事を指していたんだけど、いつしかこんな風習に…」

ルージュ「今では、市民の道楽の為に存在している、僕ら奴隷は市民以下の存在なんだ…」ルージュはとても辛そうな表情をしている

フリスク「大丈夫?」フリスクはルージュの少し辛そうな表情に心配している

ルージュ「あ…あぁ、大丈夫…大丈夫」

ルージュ「色々暗い話をしてしまったね、でもね、中にはいいモンスターも居るんだ!」

ルージュ「こうして売られている僕らを奴隷じゃなくて、1人のモンスターとして扱ってくれる、だから、希望は捨てないで」

フリスク「うん、わかった」

フリスク「色々教えてくれてありがとう」

ルージュ「どういたしまして」

ガチャ

扉の開く音が聞こえる

老店主「おい、飯の時間だ」老店主はパンを1つだけ牢屋に入れた

フリスクは驚いた、この牢にはルージュとフリスク2人居るのに食パンを1つだけしか出されなかった。

フリスク「…」フリスクはこれだけでは足りるはずがないと思った。

老店主「あ?なんか文句あるか!!ありがたいと思え!」老店主はフリスクを怒鳴りつける

フリスク「ご、ごめんなさい」フリスクは咄嗟に謝る

老店主「ちッ、次やったら折檻だからな」老店主はフリスクを鋭い目付きで睨みつけ、その場を後にした。

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AUかけるのがち尊敬!✨ その語彙力と文章力と表現力を下さい 老店主フリちゃんのことビビらせましたね?処す

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