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~騎士達が撤収した後、グレッグとソフィア二人きりになった小屋の中~
※グレッグ独自の妄想理論です。事実ではありません
✳︎✳︎✳︎
グレッグとソフィアは向き合って床に座っている。
「ソフィア、ショック療法を知っているか?」
「ショック療法ですか?えっと…聞いたことあるような気がしますが、ちょっと、よく分かりません」
「そうか、ソフィア、その…ショック療法とは、その名の通りショックを与えて症状を緩和することだ。
私はショック療法の心得がある。試させてもらえるか?」
「グレッグ様、そのショック療法とはどういったものですか?」
「あぁ、それはな、精神的ショックを受けた時に、身体にショックを与えることによってそのつらさを緩和させたり、忘れさせることだ。
つまりだな、つらいことの上書きみたいなことだ。 それでだな……ソフィア、その……私を…押し倒してくれ!」
「えっ?あ、あの、もう一度言っていただけますか?」
「オホン、だからだな、ソフィア…私を押し倒してほしいのだ」
「そ、そ、そ、そんなこと……できません」
グレッグ様を押し倒すなど、想像の限界を超えている。 そもそも意味が分からない。
顔全体が真っ赤になっているのが自分でも分かる。 恥ずかしくて俯いて床を見ていた。
すると、プチッ、プチッと音が聞こえてくる。
グレッグ様を見ると、羽織っていたマントの留め具を外していた。
「あの、グレッグ様?」
グレッグはマントを脱ぐと、ソフィアの背後に手を回し羽織らせた。 マントの左右の端をそれぞれ両手で掴んだまま。 そして、マントごと自身へたぐりよせるように、そのまま後ろ向きに倒れ込む。 必然的に、ソフィアがグレッグの上に覆い被さった状態になっていた。
「ひゃ、グ、グ、グレッグ様、あ、あの」
慌てて起き上がろうとするソフィアを、グレッグは手を回して抱きしめる。
「グレッグ様、ど、ど、どうされたのですか?」
ソフィアは、訳が分からず混乱していた。
「ソフィア、苦しいか?」
ゆっくり宥めるように、グレッグはソフィアに問いかける。
「く、く、苦しくはないですけれど、は、恥ずかしいです!あ、あの、グレッグ様、ど、どうされたのですか?ちょ、ちょっと……」
「苦しくはないのだな。そうか、恥ずかしいのか。恥ずかしいからどうしたい?」
息を吹きかけるように耳元でささやかれて、身体中の体温が急上昇する。
「グレッグさま!ちかっ、近いです。 恥ずかしくてどうにかなりそうです……」
「大丈夫だ」
「大丈夫じゃありません!」
羞恥に悶えて顔を持ち上げると、グレッグ様の顔を覗きこむ体勢になる。
ボッと顔全体に火がついたように紅潮して、慌てて顔をグレッグ様の肩に埋める。
「ソフィア、恥ずかしいか?」
コクコクコクと声も出せずに頷く。
「そんなに恥ずかしい?恥ずかしくて、どんな感じ?」
「グレッグ様はいじわるです……。は、恥ずかしくて……」
「恥ずかしくて……つらい?」
「は…い…」
「そうか、では私がいいと言うまでこのままだ。これが、ショック療法だ」
「は?あ、あの、え?こ、これがショック療法なのですか?」
「ソフィア、これは治療なんだ。決してやましい気持ちはない」
「あの、そ、そういった心配はしていませんけれど、重くないですか?」
「ちょうどいい。私がいいと言うまでこのままだ」
グレッグ様は、私の心の負担を軽くしようとしてくださっている。
恥ずかしいから無理だなんて言うことは、きっと失礼になる。
「分かり……ました」
グレッグは、ソフィアの柔らかな感触を全身で感じていた。
下半身に熱が集まりそうになる度に、先程の輩のことを思い出し抑制する。
どんな処分を下してやろうか。
ソフィアに触れるなど非道極まりない。
死に値する!
ソフィアに触れていいのは……。
あぁ…かわいい。
グレッグは、ソフィアを自身の上に乗せたまま、気の済むまで治療という名目で抱きしめていた。
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