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結@た に ぎ し 。
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ATTENTION
物語に事実関係はございません。ご本人様には一切関係のないものですのでご本人様にご迷惑がかかるような発言はお控えください。
個人の範囲で楽しんで頂ければ幸いです。
💙❤️になります。地雷さんは🔙お願い致します。
あらすじ
寝起きがとても悪い曽野舜太。メンバー全員で佐野家に集まって泊まった日の朝、何度声をかけても起きない舜太にメンバーは手を焼く。5人の中でも声が断トツで大きい塩崎太智は”曽野舜太目覚まし係”勝手に任命される。しぶしぶ起こしに向かう太智だが果たして舜太を起こしたその方法とは…?
【太智side】
M!LKのメンバーの舜太はとてつもなく寝起きが悪い。今までも寝起きの悪さに俺たち4人は困らされたものだ。声をかけるだけでは起きないため佐野さんが水をかけることだってある。それでもなお起きないこともしばしば…
昨日はYouTubeの撮影も兼ねて佐野家にお邪魔していた。家を探索し、ご飯を振る舞ってもらい、 勇斗の卒業アルバムを漁り、男子高校生に戻ったような夜を過ごしてとても楽しかった。
人と長い時間を過ごすことを苦手とする自分だがメンバーと過ごすのは苦ではなくたまにはいいかな、と思う。
思わず話が盛り上がってしまい、就寝したのは日を越してからだったが次の日だって暇な訳ではないためみんな割と早めに起床していた。
9:00には佐野家をあとにする必要がある。それまでに身支度や準備、片付けを済ませなければならない。そんなに時間に余裕がないというのに相変わらず起きてこない我らが末っ子。
ギリギリまで寝かせてやろう、という話ではあったが8:00を過ぎたところで一度声をかけておくことにする。
🩷「おい舜太、もう8時過ぎてんぞ」
💛「そろそろ起きろ。まだ帰る準備終わってねぇだろ」
🤍「ちょっと舜? ここ人ん家だからね…?」
🩷「まぁそれは別に良いんだけど… このままだと起きねぇぞこいつ」
💙「ほんまに寝起き悪いなぁ舜太は…」
💛「毎回水かけんのも気引けんだよ」
🤍「布団濡れるしね」
起きる気配がない舜太に呆れ始めるメンバー。俺だって正直なところ面倒くさくなってきた。
🩷「はぁ…一旦ほっとくか」
🤍「ま~まだ時間あるっしょ」
💛「お前ら甘やかすからこうなるんだぞ…」
💙「じゃあ吉田さんが起こしてや」
💛「それは無理」
結局舜太を起こすことには失敗して一旦撤退することになる。いつもの流れだ。
時刻は8:30を回る。そろそろ起きないとまずい時間になってきた。もう一度舜太を起こしに向かう。
🩷「おいこら舜太、いい加減起きろ」
💛「まじであと30分だぞ」
🤍「このままだと間に合わないよー」
💙「朝ごはん食べる時間なくなるで」
各々が脅し文句を口にするが何も聞こえてないのだろう…。なんと手強い。
揺すっても軽く叩いても手を引っ張って起こそうとしても一切起きない舜太に一周回って感心してきた。何なら気持ちよさそうに寝ている。こちらの気も知らずに。
💛「はぁ… お前らはあとは任せたわ…」
🩷「おい逃げんなよ… 俺だってもうやりたくねぇよ!」
🤍「舜起こせた人にノーベル平和賞贈りたい」
🩷「あ、じゃあ太智が起こす係でよくね」
💛「たしかに。声でけぇしな。よし任せた」
🤍「太ちゃん頼んだー」
全くもって起きない舜太に3人は痺れを切らして俺に全責任を押し付けてきた。
💙「はぁ?!嫌に決まっとるやろ! 何で俺が起こさなあかんねん、起きひんやんこんなん」
💛「あーほら声でかいじゃん。その声で耳元で叫んでやれよ」
🩷「俺ら避難しとくからさ、近所迷惑にならない程度でよろしく」
💙「ちょ、ほんまに勝手に話進めんといて?!いや起きひんて!」
結託した3人の絆は今この世界で誰よりも強い。適当な言葉をベラベラと並べて去ってしまった。
いやまぁ困るのは舜太だし放置しておけばいいという悪魔的な思考が浮かぶが、結局そのあと何一ついいことがないので仕方なく起こしてみることにした。
「…おーい、舜太? もう時間やばいで?」
「8:30過ぎたで。みんな怒っとるよ」
「舜太!はよ起きてや、!」
だめだ… なぜこんなにも起きない…
段々と声を大きくしてみるがそんなのは意味がないようだ。すやすやと寝息を立てている舜太にだんだん腹が立ってきた。
「舜太!!おきろ!!!」
一番大きい声を出したがこれでもだめらしい。もう仁人が言っていたように耳元で大声を出すしかないか…? 舜太の耳が心配でやらなかったがもうそれしかない気がしてきた。
いやでも舜太の耳壊れたらやばいしな…まずはちょっと控えめにしとくか。
そう思い口を舜太の耳に寄せてまずは押さえ気味のトーンで声をかけてみることにした。
「…舜太? 起きろ、!」
「んふ”ッ…ぅ゙、?!」
すると今までびくともしなかったのが嘘のように舜太がちょっと変な声を上げながら身体を震わせた。
「へ、…….…ううん… うーん…..ん…」
せっかく起きたのにまだ寝ようとする舜太。どれだけ眠いねん……。ここで寝かすまいと追い打ちをかける。
「しゅーんーた一、起きて?」
「ん゙んッ…..…ぅ〜……..……」
もう人踏ん張り。あとちょっとで起きそうなところまで来ている。
「ねー、舜太?はよ起きて?」
「ぅ゙あ…ッ、ん~……..……ぅん゙…」
覚醒し始めてはいるようだが生返事しか返ってこない。
でもいいことに気がついた。おそらく舜太は耳が弱い。耳元で囁やくといつも少し顔を顰めて腰が浮くのだ。
これを逆手に取ろうと俺の中の悪魔が微笑む。こんなに起きない舜太が悪い、と結論付けて試しに少しイタズラしてみることにした。
「しゅーんた? ふ~~、」
「ん゙ぅッ、?!、ん……ん、…?」
耳に息を吹きかければさっきよりも良い反応が返ってくる。ちょっと楽しくなってきてしまった。
「ふ~~、まだ起きひんならこのまま食べてまうで…?」
「やッ… ん゙ふッ… ぅ、…」
舜太が重そうに瞼をゆっくりと開ける。まだ半目すら開いてないが。
「ん゙… だいちゃ… さっきから… なに…」
…なんやその態度は。こっちは舜太が起きへんから試行錯誤して起こそうとしとるのに。
「そんな偉そうなこと言っていいんや? 悪いんは起きひん舜太やんな?」
ちょっとムカついた俺は舜太の耳を指でなぞってそのまま甘噛した。
「ん゙やぁ゙ッ、?!んんッ、だいちゃっ、ちょ、まッ、 あッ… んふ、ぅ゙」
ついに舜太は驚いたように目を見開いて起きた。
「はぁ… やっと起きた…舜太時間やばいで?いつまで寝とるんよ!」
「へ、? うわやばっ?! ありがとう太ちゃん」
「ほんまに手強かったわ……。でも次からは一発で起こせそうやな」
やっと起きた舜太は時計を見て案の定焦っている。だからあれだけ起きろと……
でも今日知った舜太の弱点を使えば次からはあまり手こずることなく起こせそうだ。そう伝えると
「え、あれはもうだめ、!!」
「なんでよ、あれせんと起きへんやん」
「頑張るからやらんで…、あれやばい… から…/」
「…ふーん、朝からそんな感じとるん?」
「ちゃうし!!太ちゃんのあほ!」
「はー、そんなこと言うんや。舜太の弱点握っとんのは俺やで?」
「あ… ごめん謝るからその… 誰にも言わんで…?」
「…それは舜太次第やな」
とそうこう言っているうちに時間は過ぎていく。 舜太に準備を促し先にメンバーに合流した。
_ _ _ _ _
🩷「舜太起きた?」
💙「まーなんとか。今慌てて準備しとる」
💛「慌てるくらいならさっさと起きろっての」
🤍「にしてもよく起こせたね。さすが太ちゃん」
4人で話してるとまだ寝癖が直ってない舜太がバタバタとリビングに繋がる階段を降りてきた。
❤️「みんな遅れてほんまごめん!」
🩷「おまえなぁ… さすがにもうちょっと早く起きろよ」
💛「逆にいつもどうやって起きてんのか気になるレベルだわ」
🤍「今日の舜手強かったねー」
❤️「ほんまにごめん… 次からまじで気をつける…」
本当に申し訳なさそうな舜太を前にすると結局あまり強く言えない激甘な兄共… あんたらが甘やかすからこうなんねんで…?
❤️「太ちゃんもごめんな、ありがとう」
🩷「いやほんとに太智の功績でかい」
💛「これからも頼も」
❤️「いや、!ほんまに次からは自分で起きる!」
💙「そんな遠慮せんでもええんに笑」
さっきのが軽くトラウマなのか自分で起きるという意思を固める舜太が面白くてイジるのをやめられない。
❤️「いやほんまに太ちゃんだけは…」
💙「どれだけいややねん! ひどいなぁ、俺の”あれ”のおかげで起きられたくせに」
🩷「太智嫌がられてんのやば笑笑」
💛「おまえ何したんだよ…」
🤍「太ちゃん結構サイコパス感あるしね…」
💙「ちょ何で俺が悪いみたいになってんねん!おかしいやろ!」
何故か俺にヘイトが向いて納得がいかない。押し付けてきたくせに都合のいい奴らだ。
💙「別に普通に起こしただけやんな、舜太?」
❤️「いや… まぁ… うん…」
💛「それは絶対普通じゃないやつの反応なんよ」
🩷「え、ちょっと気になる笑」
🤍「まじで何したんだよ笑」
💙「えー気になる?笑」
❤️「気にならんといて?!」
ちょっと気になり出したメンバーと焦る舜太が面白い。
💙「そうやなぁ…舜太はこーやって…」
ここで自分よりも背の高い舜太の肩をぐいっと下げて少し背伸びをする。口を舜太の耳に寄せて
💙「耳元で囁やくと感じちゃって起きるねんな?笑」
❤️「んぅあッ、?!」
「ちょ、太ちゃん! もうやらんでって言ったやん!! しかもみんなの前で… ほんまに恥ずかしい…/」
💙「これに懲りたらちゃんと起きるんやな笑」
舜太はびっくりして腰が抜けたのか力なく座り込んで顔を覆ってしまった。舜太は恥ずかしそうだが俺は大満足だ。
💛「おま… えげつな…」
🩷「やるね一太智」
🤍「次から俺も使おー」
💛「えお前ら正気?」
❤️「もう… ほんまに次から起きるから! ごめんて… もう許して…」
舜太が懇願する姿に笑いが起きる。
帰りの車でしばらくみんなとお泊りはせーへん! と宣言していた舜太もまた面白かった。
ちょっとは舜太も懲りただろうか笑
__目覚めのスパイス 完
いかがでしたでしょうか! 久しぶりに書きたかった💙❤️を書いてみました。なんだかシチュエーションが前回と似ている、と思った方もいらっしゃるかと思います。そのとおりでございます。すみません…
話は変わりますがここで言う短編集ってどのくらいの量のものを指すのでしょうか…? 毎回文字数が多くなってしまうので読みやすくしたいのですが難しいものですね…
次のお話でもお会いできたら嬉しいです!
次回もお楽しみに🎶
コメント
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みぅ🤍🥀です…読ませてもらいました。 もうね、朝からドキドキが止まらなかったよ…💙❤️ 舜太くんの耳元で囁く太智の声、想像しただけで胸が詰まる…「ふ〜」って息をかけられてちゃうシーン、めっちゃ好き。 しかも“起きないから俺が悪いんちゃう”って開き直って甘みするところ、最高に💙❤️って感じでたまらんかった。 短編集の文字数とか悩んでるみたいだけど、私としてはこのくらいのボリュームが読み応えあって好きだよ。次回も楽しみにしてます🌙