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前回のあらすじ…Gさんがシンダヨ!
Dさん)皆さん退いて!
Dさん)…駄目だ、もう死んでいる…
Bさん)馬鹿な、一体誰が殺したっていうんだ!
A君)この感じは…刺殺、ですか?
Dさん)ああ、そのようです。
Dさん)どうやら刃渡りは5センチ程の…ナイフ、ですかね
Fさん)ナイフなら、キッチンにありましたね…それで刺したのでは?
Bさん)馬鹿を云うなっ!
その瞬間、Bの怒声が空間一体に響き渡った
Bさん)この部屋は完全な密室だ!逃げようとしても密室だから逃げることは不可能!まずこの部屋には、鍵が掛かっていたじゃないか!
A君)確かに…
Fさん)確か被害者のGさんは、この館のオーナーでした…オーナーなら、この部屋の鍵を持っていてもおかしくはありません
Bさん)だとしてもだ、この部屋の鍵を持っていたのはGさんのみ…つまり誰にも犯行は起こせない筈だ!
議論が続く中、一人が提案してきた。
Eさん)皆さん、一つ案があります。
一同)…?
Eさん)犯人は恐らく、オーナーであるGさんの部屋の鍵を奪った…けれど、我々の部屋の鍵は奪われていない…つまり
A君)僕たちが部屋に閉じこもっていれば、誰も殺されずに済む…?
Eさん)そういうことです。
Bさん)なら決まりだな…全員、これから自室からは出ないこと!
こうしてGさんの殺害を受け、一同は自室へと戻っていった…