大罪の悪魔達の過去
怠惰
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僕には父親が居ない。
母親に一度
『お父さんはどこ?』
と言ったことがある。
お母さんは少し暗い顔をして
「何処かしらね。」
と言っていた。
僕はお母さんが唯一言ってくれたお父さんの名前を頼りに色々調べてみると、どうやら僕の父親は約30年前に大火事で死んだらしい。その情報を更に調べると分かったことがお父さんは僕ら以外の家庭があったことだ。
お母さんは教師で、僕は厳しく育てられている。
僕も努力を誰よりもしていてクラスのみんなはそれを分かっていて、協力をしてくれた。だけど‥それでも僕のテストの点数は平均しか取れない。
それに実技であげようとしても僕には人より凄いところが何も無い。言えば才能がない
お母さんが僕を行かせようとしている高校は内申点がオール4+5が所々ないと入れないような所なのだ。
なのに塾はお金がかかるから無理と言われる
お母さんは100ー自分の点数の分僕を叩いてくる。
誰かが言っていた「叩けば治る」なんてものは人にやるべきではない。
いやお母さんは僕を人として見ていないのかもしれない。
お母さんにとってこれは愛なのかもしれないが僕にとってはまるで操り人形だ。
そんな日々を毎日過ごしていたら表情筋がどんどん動かなくなっていった。
誰かにこの想いをぶつけたいがぶつける相手が居ない。
いつか僕のストレスは爆発するだろう。
ある日。学校から帰ってくると、お母さんに見せられた平均点のテスト。
お母さんは涙を流しながら僕の事を叩く。
まるで自分が被害者の様な顔をしている。
僕はそんなお母さんを押して、困惑しているお母さんを横目に包丁に手を取る。
少し僕の手が震えている。
包丁を使って自分の口を裂く。
まるでピエロのように大きく微笑んでいる。
お母さんもそれには驚いた顔をしている。
先生(お母さん)に教えてあげる。
『僕。今笑顔を取り戻したよ。』
お母さんは困惑して固まっている。
僕はそんなお母さんにナイフで一発で心臓を刺す。
誰にも言えなかったけど誰にも言わず解決ができた。僕はお母さんの血で塗れた手を見て微笑んだ。
そして僕は悩み事がなくなったのでお母さんの後を追った。
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