オリノベル書くの楽しいね
設定
クレヨン国
・幽霊国と仲がいい
・赤のクレヨンを常に持っている
・子供っぽい
幽霊国
・名の通り幽霊
・島国
・島から出られない
・クレヨン国と仲がいい
本編
クレヨン国視点
「俺…どうしたらいいの…」
俺は赤のクレヨンがないと精神が安定しないという
変な体質である
10秒でもないと幻覚幻聴が出てくる
だから俺は常に手にクレヨンを握っている
それでも精神が壊れかける時がある
そんな時は虹の絵を描く
虹は綺麗で美しい
見ると落ち着ける
「はあ…」
とは言っても落ち着けるだけで
楽しいわけじゃない
俺は夜に海に出る
そしてわざと迷う
そうしたら島国に辿り着く
幽霊国「あ!」
「やっほぉぉぉっ!」
「また来たよ!」
俺の友達幽霊国
中々会えないから会えた時にはとても嬉しい
幽霊国「また会えて嬉しいよ!」
会えても1晩しか話せないのは悲しいけど
俺が精神崩壊しかけても頑張れるのは幽霊国のおかげ
幽霊国「本当に良かった…」
「僕は大丈夫だって」
「心配しないで」
幽霊国「赤のクレヨン絶対落としたらダメだよ」
「僕はそんなヘマしないって〜」
幽霊国「寒いと思うから僕の家行くよ」
「昔の雰囲気がある木造の家好きなんだよね〜」
幽霊国「木造以外作れないんだけど」
「そうだったね」
「眠い…」
幽霊国「寝たら」
「でも寝たらもう話せない…」
幽霊国「体の方が大切だよ」
「また会いに来るね」
「おやすみ」
幽霊国「おやすみ」
幽霊国視点
クレヨン国「すーすー」
僕は眠くならない
幽霊だから
「…」
1日は長い
1人でずっと変わらない景色を眺めながら暮らすのは苦痛だ
あの時よりは幸せだが
クレヨン国「う…やめ…いや…」
恐らく昔の夢を見ているんだろう
手に握られているはずのクレヨンは少し離れたところにあった
「僕が触れられたらな」
僕は幽霊なので触れることが出来ない
クレヨンを浮かせ手の近くへ動かした
少し呼吸が落ち着いてきた
「はあ…もう時間か」
夜明けが近い
俺はこの行動には逆らえない
夜明けが来たら迷い込んだものを返す
自分の意思には反してクレヨン国を返す
「なんでこうしなきゃ行けないの…」
episode 0 安定と逆らい
コメント
7件
おおー!また新しいオリノベルだ!オリノベルって意外とむずくない?尊敬〜!