曲パロ / あの夏が飽和する。
蘭春⚠️ そこまでセンシティブではないよ!
初ノベルなので下手なのはご勘弁を…💦
それでは早速start!
「蘭、俺…どうしようっ、」
ある梅雨の季節、俺の恋人、三途春千夜は。
俺の部屋の前で泣いていた。
元々幼なじみだから、家に上がっていた事に
なんの違和感も覚えてなかったが、
それ以上に、彼の泣き顔を見たのは初めての
気がした。
「 何があったの、? 」
俺は優しくそう聞く。
すると、何かが崩壊したのか、
大声で泣き始めた。
「おれっ、俺ぇっ、人…..殺しちゃった、」
ポロポロと涙を零しながら、彼は言う。
「人を殺した。」
その言葉を理解するのに時間はかかったが、
考えるより先に、声が出た。
「…..どうして、?」
自然と声は震えず、優しく絆すように彼に問う
「っ….」
「大丈夫、ゆっくりでいいよ…」
微笑みながら俺は彼を抱きしめる。
「….俺、実は虐められてて、」
「….え、?」
「俺の口の傷がキモイとか、」
「お前と一緒にいると、釣り合わないだとか」
「男同士で付き合ってるのが、 気持ち悪いっ
って…っ、」
….気づけなかった。
同じ学校のはず、いつも一緒にいる気でいた。
いつも….いや、勝手に守れていると自覚してたんだ。
こんなに苦しんでいるのに、俺はその素振りすらも感じれなかった。
「それで、っ…今日もっ….」
さらに大粒の涙を流しながら、俺の胸に顔を埋める。 優しく頭をなでながら、俺は話の続きを待った。
「今日もね…っ、?」
「いつものようにいじめられてっ」
「でも今日は…っ、いつもより酷くて…」
「生きてる価値がないからっ、飛び降りろって」
「だから…っ、抗った。」
「階段に逃げて待ち伏せたの、….軽く押すつもりが、俺も一緒に倒れ込んじゃって…っ」
「その子…っ、頭からっ….」
その言葉を発すると同時に、春千夜はまた大声で泣き始めた。
そりゃそうだ、目の前で人が死んで、しかも殺したのは自分。
でもね…..
「春千夜は、…春ちゃんは悪くないよ…っ、」
気づけば、俺の目からも涙が流れていた。
「君は…自分を守るために人を殺したっ、」
「何も悪くないっ、正当防衛だ…」
声がふるえ、上手く話せない。
春千夜もそんな俺を見て、少し戸惑っている。
だって、そうだろう?
君は何も悪くない、悪くないじゃないか…っ
「ねぇ、春千夜。」
「…?」
「一緒に逃げよう、」
泣きながら、俺は笑った。
君がもし人殺しなら、俺はダメ人間。
「…..っ」
「ねぇ蘭、俺….もう死にたいっ」
「いいよ、一緒に死のう?」
予想をしてなかったのか、春ちゃんは目を開いた。
いい。もういいんだ。こんな世界、もうなんの意味もないよ…
「でも、、、っ、蘭は!!」
「君が人殺しなら、俺はダメ人間。」
「そんなあぶれ物も、2人だけの旅。」
「….ダメかな?」
「…っ、」
「ありがとっ、….」
再び泣き出す春ちゃんの涙を拭って、
俺は唇にキスを落とした。
静かな部屋に響くリップ音が、頭に鮮明に響く
「ねぇ蘭!何持ってく??」
さっきまで泣いてたのが嘘のように、春ちゃんは勢いよく聞いてきた。
「あー…携帯ゲー厶は必須っしょ?」
「そーなん!?」
「後は….」
「ねぇ蘭、ナイフ持ってかなきゃ、」
「確かに」
「じゃあ、行こう。」
そういい。俺は春ちゃんの手を握った
すると春ちゃんは顔を濁した、
「…やっぱり、」
「蘭は戻った方が…!!」
「戻らない。」
「…絶対に。」
そう。俺は覚悟をした。
春ちゃんとなら死んでもいいという覚悟。
「ねぇ、春ちゃん。」
「?」
「もし、春ちゃんが俺の立場ならどうする?」
「え?」
「俺がもしいじめられてて、いじめっ子をうっかり殺しちゃって、」
「もう死にたいって言った時。」
「…一緒に死ぬ。」
「ふふっ、笑」
「おれもそれと同じだけ。」
「だから全部全部置いていこう。」
「俺らにこの世界は狭すぎる。」
「わかった。」
じゃあ、行こう。
誰も居ない。2人だけのせかい。
2人だけの、
♡200
初ノベル!!ぎこちない所もあったでしょうが、
多少は多めに見てください!!💦
それでは!!ばいみか〜!!
コメント
4件
初ノベルでこれは天才すぎるよ✨✨!!! 蘭春最高すぎ🥳推しが尊いぃぃ!!!(◜¬◝ )
魅火ちゃん初ノベル!!?上手くね!!??最高すぎるんだけど~~.ᐟ.ᐟ✨ 歌詞を使うとこちょ~最高.ᐟ上手すぎるッ.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟしかも蘭春.ᐟ.ᐟ.ᐟまじ尊い最高.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ🫶🏻︎💕