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次の日。私は仕事も手につかなかった。私は経理の仕事をしている。
「こら!斉藤! 」
また先輩に怒られる。もう就職して4年も経つのに怒られることが多かった。今日はぼーっとしてたからなおさらだ。また会いたいなー。そんなことばかり考えていた。
明日から休日。私は紗枝と買い物をしていた。その時、ガラスに貼っていたチラシが目にはいった。
「ねぇ、明日から休みだし2人でキャンプに行かない?」
それはキャンプするオススメの場所などが書いてあるチラシだった。
「いいねぇ」
それからキャンプに行く日や時間などの約束をした。明日楽しみだなー!その日は明日持っていく荷物を準備して、早めに寝た。
朝になった。私は朝食を済ませ、10時に間に合うように紗枝の家に行った。
「ピンポーン」
「紗枝ー!来たよ!」
「はぁーい!」
紗枝はすぐに出てきた。紗枝の車でキャンプ場まで行く。着くまでのたわいもないおしゃべりがまた楽しかった。
「着いたー!たくさん人が来てるね」
車で1時間。キャンプ場は雑木林の中にあった。風も気持ちいいし、ここにいるだけで元気になる。私たちは早速テントをたてた。
「晩ご飯作るまでちょっと散策する?」
「そうしよう!」
私たちは雑木林の中に入り、散策を始めた。その時に前にあった出来事を話した。
「えー何それ!それこそ運命じゃない? 」
「だよねー!」
「あっキノコがあるよ」
私がそう言い、キノコを取ろうとした。その時、
「危ない!!」
なんとその向こうは崖になっていたのだ。私は落ちたがとっさに枝を掴んだ。
「大丈夫ー!?」
「早くー!」
紗枝は助けようと腕を伸ばしたが届きそうで届かない。
「どうしよう!?誰かー!!」
「も、もうダメ!」