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~次の日・朝~
摩浪side
暖かい。夏場だから暑いっていうのが普通なんだけど何でかな、安心出来るしほわほわする。この感じはあいつに似てて、久々に話したくなった。
摩浪『んっ?』
目が覚めた。俺の周りには2年が寝てて、俺が起きたことには気づいてない。
摩浪『翔陽、まだ起きてないよな』
起き上がってスマホを手に取る。電話するには早すぎるからLINEだけでも送っとこかな。
【翔陽、お久ー。時間あったら夜に電話しよ】
それだけ送って俺は立ち上がろうとした。でも誰かに腰を掴まれて
摩浪『おっと』
転げた。
摩浪『角名さんか、おはようございます』
角名「うん。おはよう」
摩浪『起きたいんですけど』
角名「早すぎ(笑、もうちょい寝よ」
摩浪『2度寝したら起きれなくなります』
角名「摩浪なら起こしてくれるでしょ?」
摩浪『起こせる自信ないです』
角名「それならそれでいいよ」
摩浪『そうすか』
優しい人だな。いい先輩だしかっこいい、惚れる。
角名「何考えてんの?」
摩浪『別に』
角名「教えて」
摩浪『、、、、。角名さんは優しいしかっこいいから、惚れるって思いました』
角名「今も惚れてるってこと?」
摩浪『うす//』
角名「正直だね(笑。でも、ありがとう」
摩浪『いいえ//』
すると角名さんは俺の胸元に顔を埋めてきた。
摩浪『角名さん?』
角名「たまには逆もいいんじゃない?」
摩浪『え』
角名「いつもは俺らの胸元で寝るでしょ?でも、摩浪の胸元で寝てみたいなって思った」
摩浪『なるほど』
角名「ほら、ぎゅってして」
摩浪『ギュー(つ・ω・(-ω-*)』
角名「あったかい。おやすみ」
摩浪『おやすみなさい』
角名side
摩浪の心音が聞こえる。ちょっと早い。今は摩浪の胸元で寝てるから顔は見れないけど、恥ずかしいのかな?多分、ドキドキしてるのかもね。
角名「(いい匂いする。落ち着く)」
摩浪『(くすぐったいなぁ、何か照れる)』
腕の力がちょっと緩んだ感覚がした。やっぱ照れてるね。可愛い。
角名「ギュー(つ・ω・(-ω-*)」
摩浪『わっ、』
俺が腰に腕をまわして抱きしめる力を強くした。ビクッて反応したとこもほんとに可愛い。
角名「もう少しだけ力入れて」
摩浪『うす』
少し力が強くなったけど俺を優しく包んでくれた。起床時間までの残り十数分だけ、摩浪を独り占め出来る。ちょっとだけ特別に感じた。