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あの日から1ヶ月が経った。



医務室生活の中で、ちょっとずつ外に出れるようになった。



リハビリはまだまだだから車椅子だけど…。



体調が良ければ一日医務室に居ないことも多々。



やっと、ut先生に会える。



そう、思ってたのに










zm「え、おらんの?」



rb「そうなんよ。どこに行くとも聞いてへんわ」



出てきたのは仕事場が同じrb。



ut先生は部屋に居ないらしい。



rb「あいつのことやし、どっかでタバコでも吸っとるんちゃう?」



zm「そうやな……また来るわ!」



rb「無理すんなよ!」



来た道を戻ろうとする俺に心配の一言をかけ、部屋に戻って行った。



探し回るかぁ…










rb「………これでええんか?」



「ut先生」



ut「…ええんよ。」



rb「zmが可哀想とか思わへんの?」



「やっと外に出られるようになって、お前に会えると思ってたんに」



「居留守使われてさ。」



ut「………」



rb「…………なぁut先生、お前は今」



「何を思っとんの?」





ut「………別に?今会うと集中切れてまうからさ。zmには申し訳ないけど。」



rb「………ま、ええわ。」





自分のことしか考えてない自分に嫌気がさす。



zmに申し訳ないと思っていても



それは結局自己満足で



全部自分を守るための言い訳にしかならない。



自分のために嘘をついて



偽って



遠ざける。



俺は不器用だからそんなことしか出来ないんだ。



こんなのは間違ってるってわかってるのに



どうしても素直になれなくて



弱い自分が恥ずかしくて



他人に弱さを見せられない



弱い僕。



こんなんだから



愛想つかされんだよ。

生きることに誇りを持って。

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投稿おつです〜! rbr…ut…ふたりとも心配だな〜… rdr、wrwrdの皆は簡単に愛想尽かしたりしないよ、!

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