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第7話 バレて、る!?
(待て、落ち着け綾菜……! この動揺すらも、飛鳥馬司郎の手の上だったとしたら……!?)
綾菜が呼吸を整えている間も、司郎と敦はのんびりした調子で会話を交わしている。
上がった息を整え、同時に心も落ち着かせる綾菜。
そして意を決して、笑顔を二人に向けた。
「えーっと……その、二人って、そんなに仲良かったっけ……?」
「んー? 俺誰とでも仲良しよ?」
「そういうことじゃなくて……」
「俺が鈴野さんと同じ中学だって聞いて、話聞きに来たんだよ」
「え」
「えー、あっさりそれ言っちゃうのか斎賀ぁ」
「べつに隠すようなことじゃないし。事実じゃん?」
「まぁ確かに。それに結局斎賀、綾菜のことあんま知らないのな」
「んー……クラス一緒だったの一回だけだったしな。てか、あんまり人のこと勝手に喋るのよくないだろ」
「えー、その割には色々言ってた気ぃすっけどな********
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