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いわあべだ🥹💛💚 この話のこのペアの雰囲気はまさに同級生!っていう感じで 一緒にがんばろー!ってところが かわいい💖 甘すぎないのにたまに甘って見えるところとこ なんとも言えないです😚
私ねえ、しょぴ💙受け作家なんですよ😇😇😇次は絶対、💙絡みにしますからねっ!!(鼻息) タイトルにもありますが、同級生の💛💚の続きのつもりで書いてます。
同い年なので遠慮がない俺たち。照と初めて繋がろうと頑張った時も、体育会系だった。俺たちの事務所が縦社会のそれであるように。
💚「って……」
💛「いける?いける?大丈夫?」
💚「いけませんっ、無理無理」
色気もへったくれもなく、涙を浮かべながら俺は手でバツを出して、照が後退した。どっちが上かもじゃんけんで決めたから、ある意味平等、ある意味かなり変かもしれない。
数日前、グーを出した俺は、パーを出した照に負けた。
お互いのものを触り合ったり、気持ちよくさせるところまではまあ、悪くなかったんだけど、いざその段になって苦労している俺たち。
こんなこと人に聞けないと悩んでいたら、ゆり組が小声でちょうどこんな話をしていた。
❤️「翔太、今夜家に行ってもいい?」
💙「ヤダ。お前すぐあっちに持ってくじゃん」
❤️ 「今日はやりすぎないから」
💙「ヤーーーダ」
翔太が拗ねて、涼太がしつこく何かをお願いしている。俺は耳をダンボにして後ろ向きのまま聞いていたが、我慢できずに振り返った。
💚「お二人さん、今の話はもしかして…?」
💙「うわ!阿部に聞かれた、マジで恥ずい」
そう言って、翔太は目黒の方へと逃げた。涼太は落ち着いている。いつ何時でも顔色を変えないのはこの人の凄いところだと思う。
❤️「なに?俺たちの夜の営みに興味でもあるの?」
しかも、隠しもしないと来た。
💚「ある!」
❤️「よろしい。お話ししましょう」
全編芝居がかった涼太の話は、俺にとっては非常に興味深かった。
💛「で、これ?」
💚「使ってみよう」
涼太に分けてもらったローションは、男同士専用のものらしく、いつも俺たちが使っていたサラサラなタイプのものとは違って、ベトベトしていた。これだと長時間、潤滑油の効果が持続するらしい。照がコンドームの上からそのローションを塗りたくった。指にも入念に絡めている。俺も自分で、おそるおそる後ろにそれを塗った。始まる前からムードもへったくれもねぇな、と思いながら向かい合わせでお互いに作業していると、照もそれに気がついたのか、おもむろに唇を重ねて来た。
照の舌が、俺の口中を舐める。手で顎を掴んで、より深くも味わっていく。俺も負けじと舌を絡め、照を受け入れる恐怖を忘れようとした。銀色の糸が引き、唇が離れたら、今度は照が、俺の胸の先端を愛し始めた。
💚「んっ……は…ちょ…」
照ももう、卒業したいのだろう。
全力で俺を気持ちよくさせようとしているのがわかる。いつもはあまり感じない胸が、今日は少しだけ感じている。耳元で照が、力を抜いて、と言った。
吐息がこそばゆくて、少し力が抜けた。
自分の下に手を伸ばす。
握り、前を弄った。こちらの快感は慣れているので、すぐに先走りが出て来た。
照は俺の先走りを指で掬って、舐めた。
💚「え…ろい……」
照は何も言わない。
マジな顔している時の照は、かっこいい。そして、少しだけ怖い。舌先での胸への愛撫は続いている。そんな中、同時に照の太い男らしい指が、俺の後ろを探った。
とうとう来た。
緊張し始める俺に、照は安心させるように耳元で囁き続ける。
💛「阿部、愛してるよ」
突然の甘すぎる言葉に、心臓が跳ねた。
照があんまりそんなこと言うの聞いたことないんだけど。軽くパニックに陥る。
💛「阿部のここ、可愛い」
竿を掴まれて、照がそんなこと言うのも初めて聞いた。サイズのこと言ってる?どちらにせよ恥ずかしい。自分の顔が耳まで赤くなっているのがわかる。
💛「好き。大好き」
💚「いやもうほんと、そういうのはちょっと」
やめてくれ、と言いたかったが、唇を塞がれた。黙ってろとでも言いたげだ。
後ろの孔への指の出し入れは続いている。相変わらず気持ちよくはないけど、嫌悪感は不思議と減っていた。
💛「後ろ向ける?」
言うなり、うつ伏せにされ、膝を付くように誘導された。あそこが丸見えで恥ずかしい。照は舌で舐め始めた。
💚「そんなとこ、汚いからぁ…」
抗議するが、力が入らない。照が俺のものを空いた手でずっと優しく握っている。照の指先は時々鈴口をかすめて、その気持ちよさでちょっとだけ出た気もする。耳の後ろを舐められ、背中もつつーーっと舐められ、きわめつけは後ろを舐められる。
俺は、途絶えた愛撫が寂しくて自分で無意識に乳首を弄っていた。
💚「ひゃうんっっ!」
照の指の先が、後ろの孔の中のその部分に触れた途端、腰が浮いた。気づいた照が、そこを重点的に指で突いた。
💛「見つけた」
💚「な、なに?」
💛「阿部のいいところ」
それからは気が済むまでそこだけを攻め立てられて、しまいには腰がガクガクして、膝も立てていられなくなるまで弄られた。
💚「もっ……でる…」
俺は照の挿入を待つことなく、イッた。
💚「最後までは、やっぱ無理だったか」
💛「でも、感じてる阿部は超可愛かった」
照に腕枕されて、ついでに甘い言葉をかけられて、腰は蕩けるくらいに気持ちよくて。なんだかほんの少し、先が見えて来た気がする。
💛「舘さんにもらったローションも、やっぱり良かったんだね。全然違ったかも」
💚「翔太たち、今ごろヤッてんのかな」
💛「さあ…どうだろう?」
💚「翔太って、すごく具合いいらしいよ?」
💛「そんな話までしたの?」
💚「俺も具合よくなりたい!」
💛「じゃ、練習して?」
まだ不完全燃焼の、照の下半身に手を持っていかれ、俺はもっともっと上手になろうと心に決めてお返しの愛撫を始めた……
おわり。